★MotoGP2017ホルへ・ロレンソ インタビュー「Ducatiへの移籍は自分のため」

ロレンソ選手のショートインタビューがあったのでご紹介します。「Ducatiへの移籍は自分のため」という言葉が力強いですね。明日のレースへと期待が高まります。


今年はDucatiコルセ、ホルへ・ロレンソ、アンドレア・ドヴィツィオーゾにとってチャレンジングな1年だ。デスモセディチGP17は新しいエアロダイナミクスパッケージでウイングレットが無い。そして開発の課題が横たわっている。2つのDNFとなったアルゼンチンの後で、Ducatiは明らかにオースティンで良いニュースを求めていた。結果として予選は予想よりも良い形となる。ロレンソは予選の最後に非常に喜んでいたようで、ガレージに戻る直前にガッツポーズを決めた。午後にAsphalt & Rubberはロレンソと数分間ヤマハからDucatiへとスイッチした事に関して、MotoGPマシンの開発の難しさについて話す時間があった。

 

Q

「新しいDucatiの開発について、そしてそれをヤマハと比較した場合どうなのでしょうか?こういう形でバイクを開発する上での挑戦とは何なのでしょうか?」

ホルへ・ロレンソ

「正直ここまで大きな変化は予想していませんでした。2台のバイクは完全に異なります。エンジンはストレートで非常にパワフルですが、同時にナーバスでもありますう。そして現状はバイクはライダーにとって極めてタフですね。簡単なバイクではないんです。バイクを理解しようとする必要がありますし、バイクの最大限の力を引き出すために長い距離を走る必要があります。バイクから最大限の力を引き出すために自分自身を証明する必要があります。そしてDucatiもバイクをさらにスムーズに、ライダーにとって簡単に乗れるように、良く曲がるように作業しています。ですからライダーだけ、チームだけが作業しているわけではないんです。両者がバイクを良くするために働いているんです。」

 

Q

「MotoGPで3度のチャンピオンであるあなたがこのヤマハからDucatiへの移籍を決断したわけですが、この挑戦を楽しんでいますか?」

ホルへ・ロレンソ

「ええ。もちろん。ホンダやヤマハといった巨人と戦っているわけで、ヨーロッパの小規模メーカーには簡単ではありませんよ。ただDucatiには多くのファンと情熱があります。Ducatiはこの2社よりは小さいメーカーです。ですから常に彼らと戦うのは難しいですよね。ただこの2社に勝つというのは挑戦ですし、だからこそ自分はこの挑戦を選んだんです。この挑戦をお金のために選んだのではないんです。というのも2社からのオファーというのは非常に似ていたんです。自分はこの挑戦を自分のために選びました。Ducatiと共にチャンピオンシップ優勝するという挑戦をね。」

 

Q

「今週KTMが新しいフェアリングを試している事に気が付きましたが、オースティンのようなトラックで、エアロダイナミクス上で何か助けになるような事はないか考えたりしたんでしょうか?」

ホルへ・ロレンソ

「ルールでウイングレットが禁止されてしまったのは残念ですよね。自分としてはウイングがあったほうがフロントホイールを地面に押し付けてくれますし、バイクがより安全になるのでウイングがあったほうが良かったんです。
ウイングなしだとフロントが常に動いて、バイクも安定しませんから安全性が低いですよね。新たな状況に適応する必要がありますが、Ducatiは他のメーカーよりも失った点が多いでしょう。今やウイング無しでウイングのようなアドバンテージを得る事が難しくなりました。」

 

Q

「このトラックに来るのを楽しんでいます?またアメリカ戦は楽しんでいますか?」

ホルへ・ロレンソ

「ええ、アメリカは好きですよ。この国の自由さと土地の広さはいいですよね。カリフォルニアの気候もいいですしテキサスもいいですね。夏は暑すぎるとは言ってもオースティンは最高ですよ。トラックも町も非常に広くて現代的です。」

 

Q

「今年はトラックのバンプがかなり多いと聞きました。昨年よりもそこまで酷いんでしょうか?」

ホルへ・ロレンソ

「ええ、バンプは酷くなってますね。Ducatiにとってここで走るのはかなり厳しいですね。」

 

Q

「最後の質問です。過去を振り返ると多くのアメリカ人ライダーがグリッドにいました。MotoGPのグリッドにアメリカ人を増やすにはどうしたら良いと思いますか?」

ホルへ・ロレンソ

「アメリカでもMotoGPをもっと広める必要があると思います。国内で人気がもっと高まれば、より多くの人がTVを見るでしょうし、若者がスポーツに夢中になってスポーツに参加するようになるでしょう。ですから全ては、そのスポーツの人気から始まるんだと思います。挑戦となるのは、自分が思うに世界で最も素晴らしくエキサイティングなスポーツを、より多くの人に見てもらうことでしょうね。」

(Photo courtesy of michelin)

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