ビニャーレス選手が転倒し自らも表彰台を獲得したことで、ロッシ選手はチャンピオンシップをリードする形になりました。最後はしっかりペドロサ選手に狙いを定めて、オーバーテイクの後に一気にリードを築くところが流石ですね。

Q

「ヴァレンティーノ、これでチャンピオンシップをリードする形になりました。ここはあなたにとって相性が良いトラックではありませんが、ダニとの勝負は我慢が必要な戦いでしたね。こんな結末を予想していましたか?」

アメリカGP2位 ヴァレンティーノ・ロッシ

「難しいレースでしたけど、ホンダ勢にしっかりと付いていくことが出来ました。若干ホンダに離されるところもあったんですが、別の箇所で自分のほうが強い部分があってそこで追いつく事が出来ました。マルケスがマージンを取ってリードしているのがわかりましたし、ダニは同じフロントタイヤで自分もダニも限界で走っているのがわかりました。それで彼をオーバーテイク出来た後に2周プッシュしたんです。こうしてチャンピオンシップトップで多くのポイントを獲得出来て嬉しいですし、自分にとってもオースティンで最高の結果になりました。」

(Photo courtesy of michelin)