★MotoGP2017アメリカGP 決勝プレスカンファレンス全文翻訳

アメリカGPの決勝プレスカンファレンスの全文翻訳です。COTA5連勝のマルケス選手、ザルコ選手のせいでペナルティーを食らったロッシ選手などに質問が集中。またCOTAのバンプについての話題も取り上げられていました。

 

ニック・ハリス

「おめでとうマルク、これで5連勝となりました。」

マルク・マルケス


「ええ。大事なレース、大事な勝利でした。アルゼンチンの後にこうした形で戻ってくるのが大事でした。気温が昨日よりもかなり高かったので、見た目よりも難しいレースでした。レース5分前にチーフメカニックにハードフロントタイヤでいくことを伝えました。自分はフロントタイヤをかなりハードにプッシュするのでフロントにミディアムという選択肢はありませんでした。金曜にハードタイヤはあまり試していなかったので、序盤はこのタイヤの限界がどこにあるのかを探ろうとして走っていました。ダニの後ろでレースをマネジメントしようとしていて、ダニとヴァレが苦戦しているのがわかったので”ここがプッシュする時だ”と判断しました。自分にとっては完璧なレースでしたね。コンスタントに物事をコントロール下においてレースが出来ました。チャンピオンシップにこうして戻ってこれて嬉しいです。」

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ニック・ハリス

「チャンピオンシップに戻ってきましたし、マーヴェリック・ビニャーレスが転倒した時はどのような事を思ったんでしょうか?」

マルク・マルケス

「チームもボードでサインを出してくれましたし、大画面のスクリーンでも彼の転倒が映し出されていました。ただそれでも自分のプランに変更はありませんでした。プランは状況を理解しようとするということで、アルゼンチンの失敗は大きな失敗でしたから繰り返したくはなかったんです。アルゼンチンの後に誰かが”マルケスはもうチャンピオンシップ争いは無理だ。ポイント差が大きすぎる”と言っていたんですが、自分はこうして戻ってきましたし、チャンピオンシップはまだまだ長いわけです。今はヴァレンティーノがチャンピオンシップをリードしていますが、彼はプレシーズンでも最速でもありませんでしたが、もっともコンスタントに走っています。これに対しては尊敬しますね。」

 

ニック・ハリス

「おめでとうマルク。それではヴァレンティーノ・ロッシ。3戦を終えてプレシーズンは非常に厳しい状態でした。そして今チャンピオンシップをリードしています。素晴らしい3戦でしたね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ


「テストの後はもう最悪って感じでしたから、自分達にとっても大きな驚きですね。バイクの全てを使うことなど色々と考えました。ただ正しい選択をしました。自分とチームにとっての問題だったのは、このバイクの乗り方とセットアップを理解するのに時間が必要だったということです。バイクはレースの終盤にプッシュすることが出来たのでポジティブだったと言えます。アルゼンチンではカル、ここではダニ相手にアタックすることが出来ました。昨年は序盤は速くても後半になってかなり苦戦していましたから。まだ3戦ですしマルケスとビニャーレスが常に速いわけですから、このポジションを維持するのは簡単ではないでしょう。でも非常に素晴らしいですね。」

 

ニック・ハリス

「ザルコとの件で0.3秒のペナルティーとなりましたが、結果的には問題ではありませんでしたね。ペナルティーを受けたことに関してはどう思っていますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「自分には他に選択肢がなかったので、あのペナルティーは正しかったとは思っていません。自分が避けていなければ2人とも転倒していたでしょう。ただ自分がコースをショートカットしてアドバンテージを得たのは事実ですから+0.3秒というのは仕方ないでしょう。ただ問題はレースディレクションではなくてザルコだと思います。彼は常に速くバイクを素晴らしい形で操ります。才能もありますが、ここはMoto2ではありません。もしオーバーテイクしたいのであれば別の方法でオーバーテイクする必要があります。彼はいつもオーバーテイクをかなり遅めのタイミングでかけてくるんです。彼はもう少し大人しくしている必要があるでしょう。」

 

ニック・ハリス

「ヴァレンティーノありがとう。それではダニ・ペドロサ。今回の表彰台は前回ミサノで優勝して以来だと思います。今回は素晴らしいスタートでした。素晴らしい午後となりましたね。」

ダニ・ペドロサ

「全体的には良い週末でした。まだ良くできる内容はありますが上向きですね。今日はようやく良いスタートが出来ました。普通予選で3列目だと良いラインを見つけるのが難しいですから。今回は4位スタートでクリーンなラインでスタートが出来ました。レースを数周でもリード出来たことは素晴らしかったです。もっと速く走ることも出来ましたが、タイヤを温存する必要があることがわかっていました。レースウィークを通じてタイヤライフ、特にリアタイヤ右側の温存には苦戦してきました。今日は実際にリアタイヤは温存出来たんですが、そのかわりにフロントタイヤの右側が駄目になってしまいました。ですから最後にヴァレンティーノを後ろに留めておくことが出来ませんでした。ペースを落とさざるを得ませんでしたが、最終的にはハッピーですね。非常に重要なステップだったと思いますし、自分が好きなトラックであるヘレスを楽しみにしたいと思います。」

 

ニック・ハリス

「今年初めてあなたとマルケスのファクトリーホンダが表彰台に登る重要な日ととなりました。」

ダニ・ペドロサ


「前回は本当に残念な結果になりましたから、今回は今まで数戦のミスのことを考えて良い結果を得ようと考えながら、別のミスにならぬようあまりプッシュしすぎないようにと考えていました。表彰台でレースを終えるのは重要なことでした。それに、バイクに変更を加える必要があるいくつかの点についてバイクに関する理解がさらに深まりましたので、次のレースではさらに良くなると良いですね。」
 

ニック・ハリス

「ダニありがとう。それではフロアからの質問をどうぞ。」

 

Q

「今回の勝利は非常に難しかったということですが、今週は金曜、そして土曜のポールポジションも接戦だったと思います。5連勝を達成したことで、今回の勝利がより味わい深いものになったのでは?」

マルク・マルケス

「毎年100%で走っているんですが毎年のレースは異なります。確かに今回は全てが接近していてポールポジションもまた接戦でした。レースではしっかりとマネジメンして快適に走る事が出来ました。レースで良い感触だったことが重要なことですが、アルゼンチンのミスの後でレースに勝利したということが最も重要なことだと思います。こうして強い形で戻ってくることは重要でしたし、こうして勝ったこと、最低でも表彰台と思っていましたが、ヨーロッパのレースの前に優勝したのは非常に良かったですね。最高の形だったと思いますしチャンピオンシップ争いに復活することが出来ました。レース前は大きなスクリーンに映し出されたチャンピオンシップ8位というのを見てチャンピオンシップ争いに戻って来る必要があると思っていました。こうしてチームとハードに作業が出来ているのが嬉しいですね。バイクは何かが足りておらず、未だに完璧だとは思いませんが、これから重要なテストがあり、ヘレスでも重要なレースを迎えます。ヘレスのテストは重要ですが、今抱えている問題を解決出来ればチャンピオンシップで強さを発揮出来る事がわかっています。」

 

Q

「ダニとマルクに質問です。ザルコとヴァレンティーノの出来事に関してレースの後にビデオを見ました?レースディレクションがヴァレンティーノにペナルティーを与えるという決定についてはどう思いますか?」

マルク・マルケス

「オーバーテイクは確かにアグレッシブなものでしたけど、結局のところ皆が100%でプッシュしていますし、自分もヴァレンティーノもアグレッシブなライダーです。過去も現在もアグレッシブなオーバーテイクをしてきましたし、この先もアグレッシブなオーバーテイクをするでしょう。自分がアグレッシブなオーバーテイクをするのであれば、他のライダーもアグレッシブなオーバーテイクをしてくると理解する必要があります。結局これはレースですからね。ペナルティーによってヴァレンティーノも特に何も失っていませんし。」

 

Q

「マルクとヴァレンティーノに短い質問をしますが、ふたりともミシュランフロントから最高の力を引き出そうとしていましたが、マルクはFP3で異なる2つのセッティングを試していますが、そこで何か見つけたものはあったのでしょうか?さらなる自信?さらなるグリップのどちらでしょうか?」

マルク・マルケス

「いろいろなセットアップを試していました。これは安定感を見つけるため、バイクからさらなる安心感を得るためです。ただ、なぜかこうした感覚が得られませんでした。そしてその次にタイヤライフについて考えていました。これはフロントタイヤのライフに関してかなり苦戦していたからです。金曜日は12周でフロントタイヤが駄目になってしまいましたし速く走る事が出来ませんでした。ただその後また金曜日に速いペースで走る事が出来るようになったんですが、これが気温のせいなのかどうなのかはわかりませんでした。今日はまた皆苦戦していましたが、自分達は良い形でコントロールすることが出来ました。自分も良い感触だったんですが、それでも自分が勝利出来るというような感覚はありませんでしたね。」

 

Q

「ヴァレンティーノ、あなたはどのように問題を解決したのでしょうか?バランスを改善したのか荷重なのか、なんでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「金曜の段階でベースセッティングは悪くなかったんです。昨日はコンディションは非常に悪かったですけど、予選では改善出来ました。ほとんどフロントとリアのバランスの問題ですね。どうやらこれが非常に重要なようです。今朝はリアにハードタイヤを履いてほとんど同じペースで走る事が出来ましたから決断を下すのが難しかったんです。最終的にリアにミディアムを履いたんですが、これは正しい決断でした。ミディアムのほうが自分達のバイクには合っていたと思いますからね。ウォームアップの後に少し作業をしたんですが、ミディアムを履いたことでセクター1で少しアドバンテージがありました。それまではセクター1で少し問題があったんですが、レースではそうでもありませんでしたから。」

 

Q

「マルク、今週のレースはいつもの週末よりもプレッシャーを感じましたか?勝たねばならないというような感覚がありましたか?」

マルク・マルケス

「妙な感覚でしたね。もちろん重要な週末ですしプレッシャーを感じました。ただ最終的にはここは自分には良いサーキットですから自信を感じました。自分のライディングスタイルに合っていますし、バイクに何かしら問題があってもコントロール出来ますからね。FP1でも良い形でライディング出来ましたし。金曜日は少し難しさを感じていたんですが、土曜日にバイクを大きく変えたことでフィーリングが変わりました。もちろんレースの開始時点では難しさがありましたけど、最終的には良い形でコントロール出来ましたので嬉しいですね。」

 

Q

「COTAのキングと言えるあなたですが、このトラックの何があなたとチームが素晴らしいパフォーマンスを発揮出来る秘訣なのでしょうか?」

マルク・マルケス

「なんでしょうね(笑)ここだけでなくこの国、アメリカは自分が良い結果を出せるんですよね。理由はわかりませんが自分が強みを感じる事が出来る左コーナーで、全てのサーキットで良い感触で走る事が出来ます。真剣にカルメロ(※ドルナCEO)にアメリカのサーキットでのレースを将来増やしてもらうように頼みたいですね(笑)きっと面白いでしょう。」

 

Q

「マルク、ビニャーレスが転倒した後に戦略を変えたのでしょうか?それとも同じでしたか?」

マルク・マルケス

「それはないですね。ハードタイヤをフロントに選んだ時点で戦略は1つでした。序盤は待ってフロントタイヤの感触を理解し、中盤にプッシュするというものです。ビニャーレスがいたらレース終盤でさらにプッシュする必要があったと思います。というのも自分は中盤に大きなギャップを築いて、後はタイヤを維持しようとしていたわけですからね。」

 

Q

「ヴァレンティーノ、ダニ、マルケスがMotoGPに初めて参戦した時、多くの選手が彼はアグレッシブ過ぎると話していました。Moto2ライダーはアグレッシブ過ぎると。今回のヨハンはMoto2はそこまでアグレッシブではないと話しています。これはMoto2に限った話なのか、同じように250ccから上がってきた選手はどうなのか?Moto2バイクを乗ることはライダーをアグレッシブにさせるということなのでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「これは難しいですね。明らかにMoto2は250ccとは違いますね。基本的には皆同じバイク、エンジンは同じですし、タイヤ、ブレーキも同じですから、オーバーテイクはより難しいでしょう。常にレースは接戦ですし違いを生み出すのは難しいでしょう。それが今回に当てはまるかどうかはわかりませんけどね。」

ダニ・ペドロサ

「これがクラスに関係しているのかどうかはわかりません。ただMotoGPにステップアップした時の経験から言えるのは、バイクの重量とスピードに適応した時、全てが異なるタイミングで起こるんです。シケインの時の動き、ブレーキングではさらにコーナーに速く到達してしまいますし、バイクはより重く、スペースはさらに狭く、ライダーはより上手いですから、こうしたタイミング全てを理解する必要があるんです。もちろん最初は異なったアプローチを取るでしょう。恐らくこれが原因というのもあるんじゃないでしょうか。」

 

Q

「ヴァレンティーノ、ダニ、ペナルティーに関するコミュニケーションについてなんですが、2016年のザクセンリンクでは、皆がコミュニケーションを取る必要があると話していました。(※序盤レインコンディションで、後半に路面が乾きだしたため、フラグtoフラッグのレースとなった。)ダニはヴァレンティーノの後ろでも大丈夫と思っていたのか、ヴァレンティーノはペナルティーが0.3秒だというのはどのように正確に把握したのでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「これは非常に難しいですね。結局自分達は明確なコミュニケーションの方法がありませんから。結局ボードを見るしかないんです。ダニを抜いた後に最初の2つのセクターでしっかりとしたギャップを作る事が出来て、ギャップは1秒ありました。ですから彼らはペナルティーは重要ではないと思ったんです。というのもピットボードに”ペナルティ0.3”と表示したとして、自分がその前を通過した時に”ペナルティー3″というのが目に入った場合、”3秒?” ”0.3秒?”と考えるかもしれませんし、最終ラップにさらにギャップを広げようとしてミスをする恐れもあります。ですからピットは正しい判断をしたと思います。というのも自分は知る必要がありませんでしたから。」

ダニ・ペドロサ

「自分はボードに”ペナルティー”と書いてあるのだけが見えました。ただその時点では自分はタイヤと格闘していたので何も出来ませんでした。ただ0.3秒のペナルティーというのは、自分が最終ラップのアタックで最終コーナーまでもつれて戦ってでもいない限りは、知る必要はないでしょう。自分が見たのは”ペナルティー”だけであって、それがどんなタイプのペナルティーなのかはわかりませんでした。+10秒なのか、1ポジションなのかだといった情報についてはわかりませんでした。ボードを通じてコミュニケーションするというのは可能だと思いますし理解も出来るでしょう。ただ、時にはボードに何が書いてあるのかわからない事もあるんです。」

 

Q

「今週をマーヴェリックは無敗で迎えました。今週はマーヴェリックとのバトルを楽しみにしていましたか?彼と戦ってそれでもあなたがテキサスの王者だと証明したかったという気持ちはありますか?また今年の夏はフラットトラックでここにまた戻ってくるのでしょうか?」

マルク・マルケス

「もちろんマーヴェリックがいれば、レースはさらに難しいものになっていた可能性があります。ただ時にはヴァレンティーノのほうが速いことがありますからそうでもないかもしれません。今までのレースで自分はマーヴェリック、ヴァレンティーノのようなレベルはありませんでした。それにMotoGPは最終ラップの熱いバトルを求めています。ですから見ているほうは楽しいでしょうけど、自分達にとってはきついレースになったでしょう(笑)フラットトラックに関しては難しいですね。既にホンダから”フラットトラックは危険過ぎる。トレーニングにはいいけどレースは駄目だ”と釘を差されています。それにMotoGPが自分のプライオリティーですからね。でも自分はフラットトラックは大好きですね。」

 

Q

「ヴァレンティーノ、今年は表彰台獲得、チャンピオンシップをリードするなど良いスタートですね。ただチャンピオンシップのリードを作るため、レースに勝たねばというプレッシャーを感じますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「基本的に自分にとってシーズンをスタートする時の目標というのは、まずレースに勝つことなんです。そして今年もそれは変わりません。先程も話したようにマルケスとビニャーレスとトップに留まるのは非常に難しいことです。ただ、こうした状況を楽しむ事は出来ますよね。既にこうして良い状況ですし、これからヨーロッパに戻ってチャンピオンシップにおける非常に良いパートに差し掛かるわけです。ヘレス、ル・マン、ムジェロ、バルセロナ、アッセンなど。自分にとってこれらのサーキットでレースをするのは非常に気持が良いんです。自分にとっては素晴らしい思い出があるサーキットですし、MotoGPでも非常に楽しい時を過ごして来ました。それにこうしたサーキットでの雰囲気はまさに本当のMotoGPチャンピオンシップですしね。ただそれを除けば今のような形で続けていきたいですね。集中して最大限の力で走りたいと思います。」

 

Q

「マルク、もしかしたらヴァレンティーノとダニもコメントをして欲しいのですが、今回COTAで5戦5勝で、今後6勝するには来年もここに戻ってくる必要があるわけです。来年またここに来るとしたら、オーガーナイザーに対するメッセージとしてはどのようなものでしょう?トラックコンディションを改善することなのか、少なくともライディングが難しいようなバンプを無くすことなのかどうでしょう?」

マルク・マルケス

「もちろん来年も戻ってきたいと思いますが、彼らは当然バンプについて考える必要があるでしょう。もちろんトラック全てではなくてトラックのいくつかの部分は良いんです。ただ3箇所についてはバンプが非常に大きいんですよね。それについて運営側はしっかりと理解する必要があるでしょう。昨年と比べるとバンプはかなり大きくなっています。来年も同じような形でバンプが酷くなるのであれば、ライディングが難しくなるでしょう。ですから運営側は理解する必要があります。この3箇所以外はサーキットは最高なんです。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「もちろんここには戻ってくるでしょう。ここは難しいトラックですけど素晴らしいトラックです。自分も好きですしね。マルクが話したように2箇所、3箇所が改善が必要なんです。ただ改修をするのであればしっかりと改修を行う必要があります。数年前バンプの改修が必要で彼らは改修作業をしたんですが、実際に改善はされませんでした。ですからバンプの改修をするのであればしっかりと仕事をする必要があります。」

ダニ・ペドロサ

「2人の意見とほとんど同じです。彼が話したようにいくつかのポイントでバンプが酷いですね。特にターン6では自分はいくつかのラップでは ほとんどフルストロークしているような状態です。それにバックストレートに関してもバイクを300km/h以上で真っ直ぐ走らせるのが難しい状態です。ですからしっかりとした作業をするのが重要だと思います。もし来年もトラックの状態が悪化するのであれば、ライディングするのは非常に難しいでしょうね。」

 

Q

「マルク、レースは恐らくあなたが想像していたよりもペースが遅かったと思います。レース前は2分4秒台か少し遅いくらいと話していましたが、今日のペースは皆が想定していたよりも遅かったということで驚きだったと思うのですが。高速でラップを刻むことが難しかったのでしょうか?」

マルク・マルケス

「ペースは遅かったですけど気温がかなり上昇していたというのも考える必要があります。自分はもっと速く走る事は可能でした。調子は非常に良かったですからね。ただ優勝した時の25ポイントは変わりません。これは過去に既に理解していることです。それにアルゼンチンのミスの後でより注意するようにもなりました。ブレーキングポイントでもより注意していますし、ミスをすることはポイントを大量に失うということで良いことは無いんですが、そこでまた多くのことに気付くことも出来るんです。」

 

Q

「ダニ、5、6年前はMotoGPクラスで楽に凄いスタートを決めていました。その後数戦は非常に悪いスタートで、あなたにとっても良い事は無かったと思います。そして今はまたホールショットを決めているわけですが、これはエンジンの変化なのか電子制御なのか何なのでしょう?」

ダニ・ペドロサ

「いやいや、これは予選で今まで速く走る事が出来ていなかったからだと思います。過去のシーズンはそれよりも前と比較して良い予選順位では無かったんです。ですからスタートで良いスタートが出来ていても多くの選手が自分の前を横切ったりするので、スロットルを緩めてラインを変えまた加速してという状態だったんです。コンスタントなフィーリングを得るにはスタートが非常に重要です。ですからスロットルを緩めてラインを変えていたのでは、良い形でのレースのスタートにはならないんです。それに予選で良い位置でなければ、ブレーキングでも良い位置を取れないんですよ。ですからスタートに関してはこういった事が原因です。ですからフロントローからのスタートだとより簡単だということなんです。」

 

ニック・ハリス

「皆さんありがとうございました。ヘレスでお会いしましょう。」

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