★MotoGP2017アメリカGP ペドロサ「次は自分が好きなヘレスを楽しみたい」

アメリカGPの決勝プレスカンファレンスからペドロサ選手のコメントを抜粋してご紹介します。今回は、レース終盤にロッシ選手の+0.3秒のペナルティーをペドロサ選手にピットからどのように伝えるのかにも注目が集まっていましたが、ペドロサ選手本人としては”ペナルティー”という文字だけを見ても、何のことかわからず、さらにタイヤとの格闘でそれどころではなかったとしています。

ダニ・ペドロサ

「前回は本当に残念な結果になりましたから、今回は今まで数戦のミスのことを考えて良い結果を得ようと考えながら、別のミスにならぬようあまりプッシュしすぎないようにと考えていました。表彰台でレースを終えるのは重要なことでした。それに、バイクに変更を加える必要があるいくつかの点についてバイクに関する理解がさらに深まりましたので、次のレースではさらに良くなると良いですね。」

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「全体的には良い週末でした。まだ良くできる内容はありますが上向きですね。今日はようやく良いスタートが出来ました。普通予選で3列目だと良いラインを見つけるのが難しいですから。今回は4位スタートでクリーンなラインでスタートが出来ました。レースを数周でもリード出来たことは素晴らしかったです。もっと速く走ることも出来ましたが、タイヤを温存する必要があることがわかっていました。レースウィークを通じてタイヤライフ、特にリアタイヤ右側の温存には苦戦してきました。今日は実際にリアタイヤは温存出来たんですが、そのかわりにフロントタイヤの右側が駄目になってしまいました。ですから最後にヴァレンティーノを後ろに留めておくことが出来ませんでした。ペースを落とさざるを得ませんでしたが、最終的にはハッピーですね。非常に重要なステップだったと思いますし、自分が好きなトラックであるヘレスを楽しみにしたいと思います。」

 

Q

「マルケスがMotoGPに初めて参戦した時、多くの選手が彼はアグレッシブ過ぎると話していました。Moto2ライダーはアグレッシブ過ぎると。今回のヨハンはMoto2はそこまでアグレッシブではないと話しています。これはMoto2に限った話なのか、同じように250ccから上がってきた選手はどうなのか?Moto2バイクを乗ることはライダーをアグレッシブにさせるということなのでしょうか?」

ダニ・ペドロサ

「これがクラスに関係しているのかどうかはわかりません。ただMotoGPにステップアップした時の経験から言えるのは、バイクの重量とスピードに適応した時、全てが異なるタイミングで起こるんです。シケインの時の動き、ブレーキングではさらにコーナーに速く到達してしまいますし、バイクはより重く、スペースはさらに狭く、ライダーはより上手いですから、こうしたタイミング全てを理解する必要があるんです。もちろん最初は異なったアプローチを取るでしょう。恐らくこれが原因というのもあるんじゃないでしょうか。」

 

Q

「ペナルティーに関するコミュニケーションについてなんですが、2016年のザクセンリンクでは、皆がコミュニケーションを取る必要があると話していました。(※序盤レインコンディションで、後半に路面が乾きだしたため、フラグtoフラッグのレースとなった。)ダニはヴァレンティーノの後ろでも大丈夫と思っていたのか、ヴァレンティーノはペナルティーが0.3秒だというのはどのように正確に把握したのでしょうか?」

ダニ・ペドロサ

「自分はボードに”ペナルティー”と書いてあるのだけが見えました。ただその時点では自分はタイヤと格闘していたので何も出来ませんでした。ただ0.3秒のペナルティーというのは、自分が最終ラップのアタックで最終コーナーまでもつれて戦ってでもいない限りは、知る必要はないでしょう。自分が見たのは”ペナルティー”だけであって、それがどんなタイプのペナルティーなのかはわかりませんでした。+10秒なのか、1ポジションなのかだといった情報についてはわかりませんでした。ボードを通じてコミュニケーションするというのは可能だと思いますし理解も出来るでしょう。ただ、時にはボードに何が書いてあるのかわからない事もあるんです。」

 

Q

「来年またここに来るとしたら、オーガーナイザーに対するメッセージとしてはどのようなものでしょう?トラックコンディションを改善することなのか、少なくともライディングが難しいようなバンプを無くすことなのかどうでしょう?」

ダニ・ペドロサ

「2人の意見とほとんど同じです。彼が話したようにいくつかのポイントでバンプが酷いですね。特にターン6では自分はいくつかのラップでは ほとんどフルストロークしているような状態です。それにバックストレートに関してもバイクを300km/h以上で真っ直ぐ走らせるのが難しい状態です。ですからしっかりとした作業をするのが重要だと思います。もし来年もトラックの状態が悪化するのであれば、ライディングするのは非常に難しいでしょうね。」

 

Q

「ダニ、5、6年前はMotoGPクラスで楽に凄いスタートを決めていました。その後数戦は非常に悪いスタートで、あなたにとっても良い事は無かったと思います。そして今はまたホールショットを決めているわけですが、これはエンジンの変化なのか電子制御なのか何なのでしょう?」

ダニ・ペドロサ

「いやいや、これは予選で今まで速く走る事が出来ていなかったからだと思います。過去のシーズンはそれよりも前と比較して良い予選順位では無かったんです。ですからスタートで良いスタートが出来ていても多くの選手が自分の前を横切ったりするので、スロットルを緩めてラインを変えまた加速してという状態だったんです。コンスタントなフィーリングを得るにはスタートが非常に重要です。ですからスロットルを緩めてラインを変えていたのでは、良い形でのレースのスタートにはならないんです。それに予選で良い位置でなければ、ブレーキングでも良い位置を取れないんですよ。ですからスタートに関してはこういった事が原因です。ですからフロントローからのスタートだとより簡単だということなんです。」

(Photo courtesy of michelin)

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