★MotoGP2017ヘレスGP 木曜プレスカンファレンス全文翻訳

木曜日に行われたレース前のプレスカンファレンスの全文翻訳です。今回は30歳の誕生日を迎えたロレンソ選手が久々にプレスカンファレンスに登場。Ducatiでの思いを熱く語っています。ソーシャルメディアからの質問などもフランクに答えるあたり、Ducatiに移籍してから表情、人当たりが柔らかくなったような印象です。

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ニック・ハリス

「こんにちは。ヨーロッパラウンドの1戦目、シーズンとしては4戦目となるRed Bullグランプリ・オブ・スペインです。まずプレスカンファレンスの前に1941年6月13日にマン島TTでグランプリレースがスタートしてから、今回で3000回目のグランプリとなることを祝いたいと思います。今日ここに登場するライダー全員で、なんと519回の優勝を記録していますが、今日はこの日を伝説のライダーであるジャコモ・アゴスティーニと祝いたいと思います。彼は15度の世界タイトルを獲得、122回の優勝を記録しています。そしてもう1人アンヘル・ニエトです。彼は13度世界タイトルを獲得、皆12+1と言えばお馴染みですね。(※ニエトは13という数字を不吉として嫌っているため)そして、優勝を90回記録しています。それではまず最初に写真撮影を行ないましょう。」

 

ニック・ハリス

「それではプレスカンファレンスに移りましょう。センターには3度の表彰台を獲得してチャンピオンシップをリードするヴァレンティーノ・ロッシ。ここではMotoGPクラス、250cc、125ccクラスで合計7度の優勝を経験しており、昨年の優勝ライダーでもあります。グランプリレースでの優勝回数は114回で、ジャコモの優勝回数との差は8回です。彼に追いつけるかは今後見守りましょう。ヴァレンティーノの右にはマーヴェリック・ビニャーレス。ワールドチャンピオンシップ2位。今年は開幕2連勝、ヘレスではMoto3クラスで優勝。2013年はそのままMoto3で世界タイトルを獲得しました。昨年はMotoGPクラスで6位となっています。ヴァレンティーノの左には世界チャンピオンのマルク・マルケス。アメリカGPで優勝。2014年はここでポールポジションを獲得して優勝。250ccでは2位、昨年は3位でした。ビニャーレスの右にはカル・クラッチロー。チャンピオンシップ5位、前回の前々回のレースでは4位、3位を獲得しています。ここでは3度トップの独立チームライダーになっており、今年は開幕から3戦で29ポイントを獲得しており、昨年は開幕から8戦で20ポイントという内容でした。素晴らしいですね。反対側にはダニ・ペドロサ。チャンピオンシップ6位。オースティンでは3位を獲得。ここでは10度のMotoGPクラスでの走行で9回の表彰台を獲得しています。MotoGPクラスでは08年、13年の優勝ライダーです。反対側にはホルへ・ロレンソ。チャンピオンシップは現在13位、オースティンでは9位。ここではMotoGPクラスで7度表彰台を獲得しています。ここでは10年、11年、15年に優勝しています。9度のMotoGPクラスの走行で、ここでは全てフロントローを獲得しています。30歳の誕生日を迎え、15年前の土曜日に125ccクラスでグランプリレースのデビューを果たしました。」

 

ニック・ハリス

「それではヴァレンティーノ・ロッシから始めましょう。3000回目のグランプリレースでチャンピオンシップをリードしているわけですが、素晴らしいスタートですね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ


「3000回というのは自分にとってではないですよね?(笑)まぁ大体それくらい走っていると思いますが、最初にヨーロッパに戻ってこれて嬉しいですね。これから本当のチャンピオンシップが始まるとは言いませんが、これからのサーキットは全て素晴らしい歴史があって、雰囲気も異なり多くのファンが詰めかけます。ですから本当にヨーロッパラウンドが始まって嬉しいです。3度の良い結果の後に、ここにチャンピオンシップをリードした状態で来れたのは良かったですね。昨年は素晴らしい週末で勝利が出来ました。毎年状況は違っていますが、このトラックは常に素晴らしいトラックで素晴らしいレイアウトなので、ここでMotoGPバイクを乗るのは本当に楽しいんです。どうなるか見てみましょう。」

 

ニック・ハリス

「16年前だったと思いますが、あなたはホンダに500回目の優勝をプレゼントしたわけですが、今回は日曜にヤマハに500回目の優勝をプレゼントするチャンスがあります。

ヴァレンティーノ・ロッシ

「とても難しいでしょうね。ヤマハとチームにとっては本当に大きな数字となりますが、挑戦してみようと思います。」

 

ニック・ハリス

「当然レースが重要なわけですが、月曜のテストも重要ですね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ここでの月曜テストは常に重要なんです。バイクに関しても新しいものがあり、タイヤのテストもあります。火曜にル・マンでもテストを行ないました。この時期はバイクに良く乗るわけですが、それが助けになりますね。」

 

ニック・ハリス

「アゴとの優勝数の差は8となりました。追いつけそうですか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「難しいですね。それほど大きな数字ではないんですが、昨年はそこまで優勝を重ねる事が出来ませんでしたから。今の数字に十分満足はしているんです。重要なのは今週最大限の力を尽くして、良いレースをしようとすることです。

 

ニック・ハリス

「ヴァレありがとう。それではマーヴェリック・ビニャーレス。オースティンのレースは終わってしまいましたが、開幕で2連勝しています。」

マーヴェリック・ビニャーレス


「良い点だけを考えるようにしています。オースティンでもウォームアップの後にマルクと同じペースで走れていたのは自分だけでした。こうした小さなミスから多くを学ぶ必要があります。ル・マンのテストは非常に良い内容で、バイクの上で再び快適に感じる事が出来ました。ヘレスはヤマハに合っているのはわかっていますから、100%バイクの性能を出し切って最大のポイントを獲得し、フロントで走行したいと思います。」

 

ニック・ハリス

「ヘレスは好きということですが、Moto3で優勝。MotoGPクラスでもしっかりとした結果を出していますね。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「ここは好きです。昨年はグリップに苦戦しましたが、ヤマハのリアグリップが高いのはわかっていますし、日々バイクを改善していますし、自分もどんどん良くなっています。間違いなくトップ争いが出来るでしょう。良いセットアップを作る必要がありますし、強い走りをする必要があります。そしてレースの中で頭を使って走る必要があります。最大のポイントを持って帰りたいと思います。」

 

ニック・ハリス

「それでは次に現世界チャンピオンのマルク・マルケス。オースティンでシーズンが始まったと言えますが、この流れをヨーロッパでも引き継げるでしょうか?」

マルク・マルケス


「開幕の2戦は良い状態だったにも関わらず、日曜はなぜか良い結果が得られませんでしたので、オースティンはプッシュをして良い結果を得る必要がありました。ただオースティンでようやく結果が出て、今回はヘレスです。ここでは以前テストをした時のフィーリングが良く、ペースも悪くありませんでした。今のバイクは完全に違うわけですが、今週にどうなるかですね。ここは良いトラックですが、年ごとにタイヤごとに変わってしまうものです。昨年は週末を通じて良い位置で走行出来ましたが、日曜に気温が高くなって厳しいレースとなりました。今回もベストを尽くしますし、当然表彰台を狙っていきます。」

 

ニック・ハリス

「ヴァレンティーノも話していたとおり、ヨーロッパに帰ってくるというのはまさにここからチャンピオンシップが再び始まるという感じですね。」

マルク・マルケス

「ヨーロッパのコースは幅が狭く、短いです。ここで良いセットアップが出来ると、それが多くのサーキットで使える事があるので、今週末、そして来週の月曜のテストで頑張らなければいけません。トップ3人のライダーが18ポイントの中にいるわけですからチャンピオンシップを楽しむ上でも良いですし。こうした状態で戦えるというのは良いですね。」

 

ニック・ハリス

「月曜はテストするんですよね。」

マルク・マルケス

「ええ。もちろんです。沢山テスト必要なものがあります。火曜のル・マンではテストしようとしていた事に大して時間が足りない状態でしたので、テストを行うのは止めたんです。ですから月曜のテストはホンダにとって非常に重要になります。火曜はカルが新しいものを試して良い結果が出ていました。今週末と来週のテストは、これからのレースで戦力を高めるためハードに作業を進めたいですね。」

 

ニック・ハリス

「マルクありがとう。それではカル・クラッチロー。今年は昨年の8戦経過時点よりも既に多くのポイントを獲得出来ていますが、この2戦は素晴らしかったですね。」

カル・クラッチロー


「まぁ悪いスタートではないですが、カタールの転倒は良かったとは言えません。アルゼンチンでは良い感触でしたし、テキサスは良い感触とは言えないまでも、自分とチーム、ホンダにとって良い結果でした。マルクが優勝、ダニが3位で自分が4位でしたからね。ヨーロッパに戻ってこれたのは、自分にとっては家と近いですからいいですね。もちろん今までのレースを楽しんで無かったわけではないですけどね。これからのシーズンを楽しみにしていますし、皆が言っているとおり最近はバイクにずっと乗っています。これからの数ヶ月はレースとテストを繰り返すという流れになります。ここでも良い週末になることを願っています。」

 

ニック・ハリス

「マルクが言っていましたが、新しいパーツやテストの内容などは教えてもらえませんか?」

カル・クラッチロー

「駄目ですね。(笑)トラックコンディションは良くなかったんです。夜に雨が降って、トラックがハーフウェット、ハーフドライだったんです。ただ、ル・マンの新しいアスファルトは良いですね。セッティング、新しいパーツも含めて良いテストが出来ました。月曜のテストの内容はまだ把握していませんが、現時点では良い方向性だと思います。」

 

ニック・ハリス

「ありがとう。それでは次にダニ、ここでは素晴らしい結果を残していますね。オースティンの結果は勇気づけられるものだったと思います。」

ダニ・ペドロサ


「ええ。ここはトラック、雰囲気も素晴らしいですよね。それに前回のレースから何かしら向上を続けていきたいと思っています。良い感じでライディングが出来ている時は、より楽しさを感じるものですよね。このGPを楽しみにしていましたし、良い形で今週末をスタートするのが大事だと思っています。明日の天候はどうなるかわかりませんが、今週末はしっかりと集中していたいですね。」

 

ニック・ハリス

「この前のプレスカンファレンスでは、予選結果が良くないことには良いスタートが出来ないと、誰かの質問に答えていましたが、予選が大事になりますね。オースティンでは2列目スタートが大きな違いをうんだということでしたが。」

ダニ・ペドロサ

「ええ。今までよりも予選の重要性が高まっています。予選を向上しようと思っていますし、このトラックはラップタイムが非常に接近していますから、予選が実に重要になってくるでしょう。」

 

ニック・ハリス

「ダニありがとう。それでは次にホルへ・ロレンソ。誕生日おめでとう。15年前はここで125ccでデビューをしたわけですが、思っていたよりも大変なシーズンになっているのではないでしょうか?」

ホルへ・ロレンソ


「ありがとう。30歳というのはかなりのものですよね。(笑)ただ30歳は新たな20歳だという人もいますからちょっと気分がいいですね。(※会場(笑))シーズンは良い形ではスタートしていません。それに自分に対する期待も非常に大きいです。ただ、物事は思っていたより簡単ではなかったですね。自分にとってはDucatiという非常に難しく、特別なバイクに適応するのには時間がかかりそうです。ただ少しづつ良くなっていて、オースティンではDucatiでトップとなる予選6位を獲得し、レースでは5年間Ducatiに乗っており、このバイクに対する経験豊富なアンドレアから3秒落ちでした。ですから、今はこのバイクが自分のライディングスタイルに完璧ではなくとも、乗る度に距離が近づいていますし速く、快適に感じるようになっています。自分も今までにないほどハードに働こうと思っていますし、将来的にDucatiの戦闘力を上げるためにはどんな事もする覚悟です。

 

ニック・ハリス

「今までの数々の成功の後に、こうして苦労するというのは大変なものでしょう。」

ホルへ・ロレンソ

「確かに大変ですけど、今までにないほどにハッピーなんです。チームが自分をしっかりとサポートしてくれますし、自分が必要とするものを全て与えてくれます。アルゼンチンの1周目の転倒の後に自分がとった行動はスマートなものでは無かったですが、それについても特に何も言われませんでした。それは彼らが自分に対して期待と信頼を置いてくれていることの証明だと思いますし、嬉しいですよね。ですから自分もDucatiに素晴らしい結果を出来る限り速くもたらせるように努力したいと思います。」

 

ニック・ハリス

「現実的に良い結果というのはどのようなものでしょうか?」

ホルへ・ロレンソ

「理論的にはヘレスはDucatiにとっては最高のトラックとは言えません。ただ自分のライディングにとっては非常に相性の良いトラックです。MotoGPクラスで過去に素晴らしい走行が出来ていますし、9年間1列目を予選で獲得出来ているわけですから。もちろん良い結果を求めて走りますが、困難には直面するでしょう。バイクから良いフィーリングを得たいですね。」

ニック・ハリス

「ホルへありがとう。それでは私からは以上です。今回もスティーブ・デイがソーシャルメディアからの質問を行ないますが、まずはフロアからの質問をどうぞ。」

 

Q

「ヴァレンティーノ、マーヴェリック、マルク、ホルへに質問です。ドルナがヘレスの最終コーナーのバトルをビデオでまとめていましたが、最終コーナーで相手を選ぶなら、どの選手とバトルをしたいですか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「難しい質問ですね。最終コーナーは実際オーバーテイクが難しいコーナーなんです。非常に狭いですし、高速で進入することになります。左向きのタイトコーナーですからね。ただなぜかずっと素晴らしいバトルが繰り広げられる場所なんです。ドゥーハンとクリビーレ、自分とセテ、マルクとホルへなどね。どのライダーも最終コーナーではオーバーテイクが難しい選手でしょうし、それに最終コーナーに一緒に進入するというのもまた難しいでしょう。ただ昨年もお話したとおり、一番良いのは最終コーナーに2秒か3秒のアドバンテージを持って進入することですね。そのほうがより簡単ですから。」(※プレスカンファレンスの場にセテ・ジベルナウが居るのがなんとも。。)

マーヴェリック・ビニャーレス

自分はMotoGPのこの最終コーナーというのはまだ試したことがないですからね(笑)(※最終コーナーでの接触のこと)最終コーナーはいつも難しいものです。オーバーテイクしようとしてちょっとワイドになってしまう可能性もありますし、そうすれば他のライダーが加速で有利になります。最終コーナーには一人だけで進入出来たほうが良いですね。ここでのバトルは難しいでしょう。もし、フロントにいるのであればしっかりとラインを閉じてしまうことが必要です。常に優れた戦略が必要になるでしょう。」

マルク・マルケス

「彼らと同じように自分も誰という名前は言いません(笑)ただ面白くて難しいコーナーです。オーバーテイクが難しいですが、同時にディフェンスも難しいです。最終コーナーに優勝争いをした状態で到着することが出来るというのは、高いレベルでレースが出来ているということですね。」

ホルへ・ロレンソ

「難しい質問だね。ロッシもマルケスもブレーキングが強力だし、どちらが良いか悪いかというのは決めにくいですね。選ぶならマルケスですかね。彼のほうが若いし転倒への恐怖も少ないだろうし(笑)」(※会場(笑))「今は24歳になってちょっとは落ち着いたのかな?」

マルク・マルケス

「ほんの少しね(笑)」

ホルへ・ロレンソ

「今や自分は違うレベルで走ってるから、君に突っ込まれる心配はしてないよ(笑)マーヴェリックは心配をしたほうがいいかもしれないけど(笑)」(※各選手、会場爆笑)

 

Q

「おかしな質問なんですが、マルクはアメリカGPで勝利したわけですが、未だにバイクの良いフィーリングを探しているように思います。10連勝を遂げた2014年のバイクと比べるとどうなんでしょう?」

マルク・マルケス

「問題は時に周りにいる人が勘違いをすることなんです。今自分が乗っているバイクというのは、恐らく2014年のバイクよりも高いレベルにあるんです。ただ問題はライバルのほうが速くて良いバイクだということなんです。ですからこのスポーツでもどのスポーツでも常に進化していかねばならないんです。ホンダは本当に努力していますし、今年は新たなキャラクターのエンジンもあります。色々と新しい事を試しながら理解もする必要があります。正直なところバイクの感触は良くないんですが、何故か速く走れるんです。将来的には快適に感じながらさらに速く走れるようになることを願っています。ただこうした感触についても理解をしようとしているんです。現状はなぜ速く走れているのかわからないんです。」

 

Q

「ここでは素晴らしい記録を残していますが、なぜあなたはここでこれほどまでに強いのでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ここはアプリリアと共に育ったサーキットですからよく知っているんですよ。若い時に125cc、250ccで何度もテストをしましたし。今は若いライダー達はそこまで走らないのかもしれません。今はテストはマレーシアだとかが多いですから。ただ自分が若い時、それに500ccの時も、ここでのテストが多かったんです。ですからサーキットをよく知っているんです。それにここでのレースウィークエンドは、全てのレースウィークエンドの中でも最高の1つです。ターン8を抜けてスタジアムに入ると、特に日曜で良い天気だとお客さんも沢山いますから、こうしたトラックの中でも良い部分で歓声が聞こえて最高の雰囲気ですし、大きなモチベーションになりますね。」

 

Q

「チャンピオンシップをリードするのはどのような気分ですか?若々しく感じるとかでしょうか」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「今年は特に冬期テストでバイクに対するフィーリングが悪かったですから、嬉しいですよね。ただまだ3戦ですし、このポジションを維持するのは大変でしょう。ただ今のこの瞬間をチームと共に楽しんでいます。」

 

Q

「ホンダと長いこと仕事をしてきたあなたですが、これからインディ500に参戦しようとしているフェルナンドとホンダがF1で苦戦しているのは意外ですか?」

マルク・マルケス

「確かにホンダがF1で苦戦しているのは驚きと言えますが、時にはプロジェクトが正しい方向に進まないこともあります。それにF1は毎年ルールが変わっていますから苦戦もあるんでしょう。確かに自分はホンダファミリーの一員ですが、自分はMotoGPに集中しています。現状はMotoGPに関しては自分達は良い形で作業をしています。今はタイトル争いをしていますから、これこそが最も重要です。ただ勿論ホンダのF1プロジェクトが上手くいくように祈っています。」

 

Q

「まだホンダには問題があるんだと思いますが、ここはヤマハにとって素晴らしいトラックです。ジョナス・フォルガーとヨハン・ザルコの2人も非常に速いわけですが、これはあなたに取ってはポイントを多めに失う可能性にもなりますよね。2台だけでなく、3台のヤマハが前を走ることになるかもしれないわけですから。」

マルク・マルケス

「ええ。確かに今現在全てのヤマハライダーが速く、特にファクトリーの2人のスピードが際立っています。それにヨハンも速いですね。ただ、今年に関しては自分達はこのエンジンで戦っていくわけで、自分達の強みはそこまで大きくありませんが、弱点に関しても改善しています。ここでテストした時にもリズムはそこまで悪くありませんでしたし、ダニも速かったですね。週末にならないとわかりませんが、もちろんトップレベルで、勝利を目指して走りたいと思っています。」

 

Q

「ホルへ以外のライダーに質問です。ホルヘにとっては彼のグランプリデビューの年は覚えやすいと思います。というのもそれは彼の誕生日だからです。あなた方は皆、自分のグランプリデビューの正確な日付を覚えていますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「だいぶ昔のことですが、ヘレスで自分の初めてのレースの前に素晴らしい思い出があります。初めてのレースは1996年のマレーシア、シャー・アラムでした。ただグランプリレースのテストでグランプリライダー達と初めて一緒に走ったのは、2月のヘレスだったんです。皆が自分をインからアウトからバンバン抜いていくのであれはショックでしたね。確か3秒とか4秒遅れだったんです。欧州チャンピオンシップでヘレスで優勝した後に参戦したんですが、そこで世界とのレベルの違いを思い知りました。そこで初めて本物のライダー達と走る事になったので、良い思い出です。」

Q

「正確な日付は覚えていますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「2月だと思いますが、正確な日付はわかりません。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「自分は日付を覚えるのが苦手なんですよね(笑)多分3月22日だと思いますけどどうでしょう?あってます?(笑)」

マルク・マルケス

googleで検索したんですが、十分な時間がありませんでした(笑)エストリルですが、4月?5月ですかね?たた、googleで調べる時間がありませんでした(笑)」

カル・クラッチロー

「2011年ですが、3月だったかな。多分24日でしょうか?マーヴェリックが27日と言っていたので、そのあたりかと思います。何度も頭を打ってますから正確にはわからないですね(笑)」

ダニ・ペドロサ

「正確な日付は覚えてません。自分の初めてのグランプリレースは日本だったことは覚えていますが、日付まではわかりません。」

 

Q

「ここでは2週間前にテストをしていますが、どの程度のアドバンテージがあると思いますか?」

ホルへ・ロレンソ

「ここでテストをして走行を重ねるのは常に良いものです。ただここ2戦でライディングポジションをかなり変えました。セッティングという意味では明日に際して少し明確になっていますが、テストした時はかなりポジションが違いましたから、バイクに対するフィーリングが良くなっているか、またここでテストするのが待ち遠しいです。

 

Q

「今まで以上にハードに働くということでしたが、少し抽象的なので、何を今まで以上にハードに働くということなのでしょうか?」

ホルへ・ロレンソ

バイクから最大限の力を引き出すには何が必要なのか、もう少し数字で理解をするということですね。フィジカル面での準備をさらに完璧にする、ジムでもう少し筋肉量を増やすようにするなど、一般的に言ってさらにハードに働いて、より苦しむってことですね。」

 

Q

「これからさらにチャンピオンシップが進むにつれて、さらにプレッシャーを感じるのか、自信を感じるのか、それとも両方でしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「まぁ両方ですけど、自信のほうが少し大きいかもしれません。まだたった3戦で長い道のりです。ただ多くは変わりません。週末にさらに集中すること、そして最大限で走るということです。」

 

Q

「オースティンでの転倒の後、ウォームアップ走行、週末と何も走りを変えていないと話していました。ただ数分前にはミスをしたと話していました。これは自分のミスに何か気づいたということなのでしょうか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「ミスと言ったのは0ポイントで終わってしまったからです。チャンピオンシップにおいては1ポイントであっても重要なんです。ただいつもミシュランタイヤに関しては最高のフィーリングを感じています。特にフロントのフィーリングは気に入っています。オースティンでは何か特別だったんでしょう。ただ基本的にはミシュランのフロントには良いフィーリングを感じています。自信を感じますしね。ただ何が起きたのかはわかりません。週末を通じて同じ走り方をしていましたし。ただ、良い週末を送っていたので当然がっかりしました。表彰台争い、優勝争いをしようと思っていたわけですから。ただ今もお話したとおり、通常はタイヤに関しては非常に良いフィーリングを感じていますし、自分に合っていると思います。」

ニック・ハリス

「それでは皆さん、ソーシャルメディアからの質問を、スティーブ・デイから聞いてもらいましょう。」

スティーブ・デイ

「それではソーシャルメディアからの質問をまず、ダニから聞きましょう。facebookからT-senの質問です。もし同席しているライダー達がGPライダーでなければ、彼らはどのような仕事をしているでしょうか?そしてなぜ?」(※会場爆笑)

ダニ・ペドロサ

「いや〜(笑)難しいなぁ。マルクは何かクレイジーな職業でしょう。彼は常にワイルドだから。ですから、何かしら彼がワイルドさを発揮出来るなにかでしょう。何かそういったスポーツでしょう。カルは。。」

カル・クラッチロー

「質問に答えてないじゃないか(笑)」

ダニ・ペドロサ

「(笑)う~んカルは。。コメンテーターかな。彼はいつも面白いコメントをしますからね。」(※クラッチロー選手まんざらでもなさそう。横のビニャーレス選手に「コメンテーターだってよ(笑)」とこぼす)
「マーヴェリックは器械体操が好きなんだよね?ですから器械体操の選手かな。ヴァレは。。(※恐らくロレンソ選手「ドクターだよ。」)ああ、ドクターか。確かに(笑)ホルへはゴルファーかな?」

 

スティーブ・デイ

「それでは次にホルヘに聞きましょう。これは2パートに別れた質問で、ベル、Twitterからの質問です。まずあなたがサイドカーチームを作るとしたら、ドライバーになりたいかパッセンジャーになりたいかどうでしょう?」

ホルへ・ロレンソ

「サイドカー?彼らから選ぶの?」

スティーブ・デイ

「いえ、あなたならドライバーとパッセンジャーのどちらが良いですか?」

ホルへ・ロレンソ

「ドライバーだね。」

スティーブ・デイ

「それではもう1つの質問です。パッセンジャーに選ぶのはMotoGPライダーのどの選手でしょうか?」

ホルへ・ロレンソ

「最速のライダーだね。そのライダーを選べば、彼はもうポイントを獲得することはないわけだから。もし自分が転倒すれば、そのライダーも一緒におさらばだしね。(笑)」

スティーブ・デイ

「誰か特定の選手はいますか?(笑)」

ホルへ・ロレンソ

「ダニかな。彼は軽いから、速く走れるでしょう。(笑)」

カル・クラッチロー

「コーナーでしっかり曲がるには重みが必要だぜ。」

ホルへ・ロレンソ

「彼をフロントに置いてフロント荷重を稼ぐよ(笑)」

 

スティーブ・デイ

「完璧ですね。それではカル、facebookからレイチェルの質問です。もし1日透明人間になれるとしたら、何をしますか?」

カル・クラッチロー

「へへっ(笑 やたらと嬉しそう)やることはわかってますけど、もちろん覗きとかじゃないですよ(笑)他のメーカーのガレージに潜入したいとかあからさまな事を言ったほうがいいんでしょうけど、透明ってことは何かやってもバレないってことですよね?それならライバルの空気圧をいじったり、バイクにいたずらをしたいですね。ズルをするってことじゃなくて、勝手にステッカーの文字を弄ったりとかですね。」

 

スティーブ・デイ

「カルありがとう。それではマルク、Instagramからsilent lawyerの質問です。実はこれはあなたの弟のアレックスが選んだ質問です。あなたが子供の頃に弟としたことで最も忘れがたい事はなんでしょう?ピローファイト、花瓶を割ったこと?」

マルク・マルケス

「いろいろなことを一緒にしましたけど、子供のころは今考えるととんでもなく危険な事をしましたね。ただ一番なのは4歳、5歳くらいの時にガレージからバイクを出して、父が知らないまま乗って出かけたことですかね。家に帰った時の父の顔は怖かったですけどね。(笑)これが一番ですかね。」

 

スティーブ・デイ

「マルクありがとう。それではマーヴェリック。Instagramからアーザの質問です。もしトークショーを持っていたら、最初の3人のゲストは誰でしょう?そして何を聞きますか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「まずはカルですね。彼なら素晴らしいショーになるでしょう。(笑)彼は最高のショーマンですから。それからジャックですね。彼もいつもカルと一緒に面白い事をやってますから。3人目はヴァレンティーノでしょうか。彼から何か学べることがあればいいですから。」

 

スティーブ・デイ

「ありがとう。それでは最後にヴァレンティーノ。facebookからドン・リンチの質問です。もし1996年に戻って、125ccのグリッド上にいるあなた自身に会えるとしたら、17歳のヴァレンティーノに何を伝えますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「難しいですね。まず当時の自分は世界グランプリで戦えるということでとても嬉しいんですよ。きっと落ち付けって言うでしょうね。若い時っていうのはとにかく興奮していますから。ゆっくり自分のペースでやれって言うでしょうね。」

 

スティーブ・デイ

「完璧ですね。」

ニック・ハリス

「皆さん、いつもながら時間を割いていただいてありがとうございます。良い週末を。」

(Photo courtesy of michelin)

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