木曜のプレスカンファレンスからビニャーレス選手のコメントを抜粋してご紹介します。ビニャーレス選手は前回不本意な結果に終わりましたが、今回のヘレスでも優勝争いは出来るだろうと自身を覗かせています。

 

ニック・ハリス

「オースティンのレースは終わってしまいましたが、開幕で2連勝しています。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「良い点だけを考えるようにしています。オースティンでもウォームアップの後にマルクと同じペースで走れていたのは自分だけでした。こうした小さなミスから多くを学ぶ必要があります。ル・マンのテストは非常に良い内容で、バイクの上で再び快適に感じる事が出来ました。ヘレスはヤマハに合っているのはわかっていますから、100%バイクの性能を出し切って最大のポイントを獲得し、フロントで走行したいと思います。」

 

ニック・ハリス

「ヘレスは好きということですが、Moto3で優勝。MotoGPクラスでもしっかりとした結果を出していますね。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「ここは好きです。昨年はグリップに苦戦しましたが、ヤマハのリアグリップが高いのはわかっていますし、日々バイクを改善していますし、自分もどんどん良くなっています。間違いなくトップ争いが出来るでしょう。良いセットアップを作る必要がありますし、強い走りをする必要があります。そしてレースの中で頭を使って走る必要があります。最大のポイントを持って帰りたいと思います。」

 

Q

「ドルナがヘレスの最終コーナーのバトルをビデオでまとめていましたが、最終コーナーで相手を選ぶなら、どの選手とバトルをしたいですか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

自分はMotoGPのこの最終コーナーというのはまだ試したことがないですからね(笑)(※最終コーナーでの接触のこと)最終コーナーはいつも難しいものです。オーバーテイクしようとしてちょっとワイドになってしまう可能性もありますし、そうすれば他のライダーが加速で有利になります。最終コーナーには一人だけで進入出来たほうが良いですね。ここでのバトルは難しいでしょう。もし、フロントにいるのであればしっかりとラインを閉じてしまうことが必要です。常に優れた戦略が必要になるでしょう。」

 

Q

「自分のグランプリデビューの正確な日付を覚えていますか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「自分は日付を覚えるのが苦手なんですよね(笑)多分3月22日だと思いますけどどうでしょう?あってます?(笑)」

 

Q

「オースティンでの転倒の後、ウォームアップ走行、週末と何も走りを変えていないと話していました。ただ数分前にはミスをしたと話していました。これは自分のミスに何か気づいたということなのでしょうか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「ミスと言ったのは0ポイントで終わってしまったからです。チャンピオンシップにおいては1ポイントであっても重要なんです。ただいつもミシュランタイヤに関しては最高のフィーリングを感じています。特にフロントのフィーリングは気に入っています。オースティンでは何か特別だったんでしょう。ただ基本的にはミシュランのフロントには良いフィーリングを感じています。自信を感じますしね。ただ何が起きたのかはわかりません。週末を通じて同じ走り方をしていましたし。ただ、良い週末を送っていたので当然がっかりしました。表彰台争い、優勝争いをしようと思っていたわけですから。ただ今もお話したとおり、通常はタイヤに関しては非常に良いフィーリングを感じていますし、自分に合っていると思います。」

 

ソーシャルメディアからの質問

「もしトークショーを持っていたら、最初の3人のゲストは誰でしょう?そして何を聞きますか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「まずはカルですね。彼なら素晴らしいショーになるでしょう。(笑)彼は最高のショーマンですから。それからジャックですね。彼もいつもカルと一緒に面白い事をやってますから。3人目はヴァレンティーノでしょうか。彼から何か学べることがあればいいですから。」

(Photo courtesy of michelin)