★MotoGP2017Ducati ジジ・ダッリーニャ「今、最も良くないのは混乱してしまうこと」

Ducatiが既にハンマーヘッドシャークカウルを実戦投入するつもりはないというのは明らかになっていますが、新しいカウルは現在開発中で、あと数ヶ月後に投入とのこと。時期的には夏休み前のザクセンリンクで披露されるかどうかというところでしょうか。

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ヘレスのレースの後でジジ・ダッリーニャはようやく笑い、一息つくことが出来たかもしれない。Ducatiが得意とするカタールでドヴィツィオーゾが表彰台を獲得するというのはある程度予想出来たことだが、ロレンソがヘレスで表彰台を獲得したのは、2011年のヘイデンが3位を獲得して以来のことだ。

2017年のシーズンはアルゼンチン、オースティンでの苦戦もあり、ダッリーニャも「開幕の4戦でより素晴らしい結果を期待していた。この結果には満足していない」と明言している。

 

Q

「Ducatiが非常に難しいゴールを設定しているのは理解していますが、まだ素晴らしい結果が出ているとは言えません。」

ジジ・ダッリーニャ

「今までの結果には納得していませんし、方向性が明確になるにつれて結果がついてくると思っています。ロレンソ、ドヴィツィオーゾの両名は非常に繊細なライダーです。彼らは速く走るために明確なアイディアを持っています。ですから、彼らからの情報が開発には必要不可欠です。」

 

Q

「スペインでロレンソはDucatiは開発の優先度合いを変え、エンジンよりもシャーシに集中すべきとしていました。」

ジジ・ダッリーニャ

「エンジンだけに集中しているとは思っていません。同時に電子制御、エアロダイナミクス、シャーシにも集中しています。昨年はバランスの取れたバイクでしたし、ドヴィツィオーゾはアラゴン以降62ポイントと最もポイントを稼いだライダーで、ロッシが53、ロレンソが51、マルケスが50ポイントでした。」

 

Q

「ただ日本メーカーは毎回テストに新しいシャーシを持ち込んでいるが、Ducatiはそうでもないですよね。」

ジジ・ダッリーニャ

「今は新しいフレームに関しては考えていません。調整範囲が大きいので現行のシャーシで作業が可能です。現在の問題はウイングレットがないと我々のバイクがしっかりとバランスした状態ではないということです。」

 

Q

「ウイングレットがない問題についてはロレンソが何度か既に指摘をしており、Ducatiが最も先進的であったことは事実だが、このレギュレーションは最後の最後で決まったものではないわけですが。」

ジジ・ダッリーニャ

「ウイングレットの廃止で最も影響を受けたのはDucatiであり、同時にその影響を我々も過少評価していました。そのミスの責任は我々にあります。その失った部分を新しいフェアリングで取り戻そうとしています。」

 

Q

「レースではまだ披露されていないようですが。」

ジジ・ダッリーニャ

「ドヴィツィオーゾも話しているとおり、(※ハンマーヘッドカウルは)現時点ではデメリットがメリットを上回っている状態で、かなりのダウンフォースを稼げているがトップスピードへの影響が大きいんです。Ducatiはシーズン中にあと一回しかカウルの変更が出来ませんから、あと数戦待ってメリットの部分をしっかりと確認しようと思っています。あと数ヶ月でお披露目の予定です。嘆いてはいません。レギュレーションが変わり、別の解決策が必要であるというだけです。」

 

Q

「フェアリングを待つ間、フロントに関する作業は続くのでしょうか?」

ジジ・ダッリーニャ

「開発プログラムはアルゼンチンで始まり、正しい方向に向かっています。ヘレステストの中でも開発は進めており、月曜のムジェロテストでも開発を行ないます。改善をするためにするべきことがわかっていますし、今は落ち着いて作業を進めています。今最も良くないのは混乱するということなんです。」

(Photo courtesy of michelin)

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