★ブレンボ 新形ラジアルマスターシリンダー19RCS CORSA CORTA

ブレンボの新製品「ラジアルマスターシリンダー19RCS CORSA CORTA」についてブレンボさんから資料をいただきましたので、ご紹介させていただきます。至れり尽くせりの調整機能のほか、マスターシリンダーハウジングはアルミ鍛造からの削りだしとのこと。

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ブレンボは新形のラジアルマスターシリンダー19RCS CORSA CORTAの発表で、ラジアルマスターシリンダーに革命をもたらします。この新形のラジアルマスターブレーキシリンダーは、MotoGPで使用されているマスターシリンダーで使用されている、革新的な技術を採用しています。最も革新的な内容としては、19RCS CORSA CORTAは、マスターシリンダーのトップにあるセレクター(※特許出願中)によって、ライダーがまさに望む位置でブレーキ効力を発揮するように調整が可能だということです。

1つのマスターシリンダーで3つのライディングモードを実現

セレクターはカムメカニズムを作動させることで、ライダーに3つの異なるレスポンスのセッティングからその反応を選ぶことを可能とします。ノーマルセッティングではマスターシリンダーのインジケーターは「N」となっており、ブレーキの噛みつきのポイントはより穏やかで、街乗りやグリップが低い状況でのブレーキングに適しています。スポーツセッティングではマスターシリンダーのインジケーターは「S」となっており、ノーマルセッティングと比較して、ブレーキの噛みつきはより早くなっています。このセッティングはよりダイナミックなレスポンスを実現するもので、スポーツライディングに適しています。

最後にレースセッティングではマスターシリンダーのインジケーターは「R」となっており、カムメカニズムは初期のブレーキの噛み付きのポイントをさらに早め、これによってMotoGPで使用されているマスターシリンダーと同じ高速なレスポンスを実現。ライダー達はたちどころにブレーキの効力を発揮することが出来ます。このセッティングは1/100秒単位でタイムを削る事が重要なレーストラックでのみ使用可能です。あるセッティングから別のセッティングへと変えるだけで、ライダーはブレーキングレスポンス、バイクのフィーリングを迅速に、予想どおりに変更することが出来るのです。

お望みの圧力に調整可能

新形のラジアルマスターシリンダー19RCS CORSA CORTAは、10年前にブレンボが19RCSラジアルマスターシリンダーで世の中に発表したRCS(レシオクリックシステム)を採用しています。これはガイドレバーについているアジャスタースクリューをドライバーで180度回す事で、ライダーが支点からピストンの距離を18mmと20mmで選択することが出来るものです。このシステムはカム(レッドの時は18mm、ブラックの時は20mm)を使用しており、これが支点とマスターシリンダーのプッシュロッドの接点を2mm変更することになります。この変更でシステムのパフォーマンスを損なうことなく、ブレーキ効力の配分が変更されるのです。

この革新的なシステムが新形のラジアルマスターシリンダー19RCS CORSA CORTAにも採用されており、ライダーはブレーキングパフォーマンスを彼らのライディングスタイル、天候、路面コンディションに合わせて、まるでオーダーメイドのように調整する事が出来るのです。素晴らしい製品を提供するというブレンボのコミットメントが、1つで3つの異なるマスタシリンダーを実現することに繋がり、ブレーキングシステムのパフォーマンスを別次元へと昇華しました。18mmと20mmの支点-ピストン間の距離の調整に加えて、3段階のライディングモード(R、S、N)の調整によって合計で6つの異なるセッティングを使用することが出来ます。

MotoGPで使用されているソリューション

マスターシリンダーハウジングは5軸CAMテクノロジーによるアルミ鍛造からの削りだしです。超硬酸化処理による表面加工は、優れた耐摩耗性、可動部品間のフリクションの少なさから選ばれたものです。フローティングピストンとガスケットは、MotoGPで使用されているものと同一のパーツです。またブレーキシステムに使用されている継手なども同一のものとなります。なお、継手部分はマスターシリンダ内のフルードが滑らかに流れるように30°の角度が付けられています。

新形のラジアルマスターシリンダー19RCS CORSA CORTAの開発にあたっては、マスターシリンダーに使用されている全てのパーツに一貫性を保たせるためにデザインプロジェクトも開発プロジェクトの一貫として行われました。その結果として、新形のラジアルマスターシリンダー19RCS CORSA CORTAは、他とは異なり、ダイナミックで、スポーティーな外観を備えています。これはこのラジアルマスターシリンダーを装着するであろう車両のビジュアルアイデンティティーに完璧にマッチしています。

レバーアッセンブリーはRCSシステムをマスターシリンダーから取り外す事無く交換が可能です。そのため、ブレンボレーシングワークショップでマスターシリンダーアッセンブリーに施されたセッティングを変更することなく、交換が行なえます。

革新の子孫

ブレンボラジアルマスターシリンダーは、過去20年間に渡り革新的なブレーキングシステムであり続けてきました。元々はレースユースの中から生まれ、年月を経て、スーパースポーツやネイキッドバイクに引っ張りだこのソリューションとなりました。その製品の外観に関わらず、ラジアルマスターシリンダーはレースにおけるサラブレッドと言えるソリューションで、引き続きMotoGPで使用されているのです。

現在では、誰もが既存のブレーキングシステムをブレンボのラジアルマスターシリンダー各種製品に交換するだけで、劇的に自分のモーターサイクルのブレーキングパフォーマンスを改善させることが出来、ブレンボの数十年に及ぶブレーキングシステムにおける経験を体験することが出来るのです。

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