★MotoGP2017ル・マンGP ロッシはル・マンで競争力を取り戻せるのか?

開幕3戦で表彰台を獲得したロッシ選手ですが、ヘレスでは一転して苦戦、10位となりました。ランキング1位から4位の選手の中で今シーズン優勝していないのはロッシ選手だけということもあり、今週末のロッシ選手のレースがどうなるかには多くの注目が集まっています。

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ル・マンは非常に面白いグランプリとなる可能性があり、これはトップ4人のライダー達のポイントが接近しているからだけではない。現在ヴァレンティーノ・ロッシは未だにトップを走っているが、ビニャーレスとマルケスが接近しており、ペドロサもヴァレンティーノから10ポイント差だ。レースに対する期待は大きいが、ル・マンでは他の疑問に対する答えも明らかになる必要があると言える。というのも、シーズン開幕からの2戦はヤマハが完璧なバイクに見え、その後のヘレスではホンダが躍進を遂げる中、ヤマハのバイクに対して疑問が残ったからだ。

「タイヤがMotoGPを牛耳っている」とはヴァレンティーノ・ロッシの言葉だが、これを否定するのは難しい。これはネガティブな意味に捉える必要はない。シングルタイヤルールの下ではバイクメーカーはタイヤに合わせてバイクを作る必要があるが、ミシュランのタイヤはトラックごとに異なる性格を見せ、バランスが変化しているということなのだ。

ヘレスではホンダはハードリアタイヤを使用して完璧な走行をしていた。(※ペドロサ選手はミディアム)しかしヤマハはそうではなかった。ビニャーレスは彼のタイヤの不良の可能性すら訴えていた。Ducatiも同様にタイヤを有効活用しており、ロレンソはDucatiにとって難しいコースで実りある結果を得た。

ライダー達がトラックに向かう前に結果を予想するのは難しいが、特にル・マンは過去4年間はヤマハとホンダが2勝している。ただ、もう少し長めの期間で見ると、ヤマハが得意なコースということが出来る。ロッシとビニャーレスは、数日前に再舗装が行われたサーキットでテストを行っているため、僅かばかりのアドバンテージがあると言えるだろう。テストでドライだったのは数時間に過ぎなかったため、そのアドバンテージは小さいと言えるが、感触はポジティブだったようだ。

もしM1が再び競争力を証明すれば、ヴァレンティーノ・ロッシは再び安堵の息をつく事が出来るだろう。ロッシは先週末のヘレスで良い走行が出来ず、月曜のテストでも状況は改善しなかった。最初の3戦で獲得した表彰台は、アンダルシアの太陽のもとで雪のように溶けてしまった。テストで使用された新しいフレーム、固めのカーカスを使用したタイヤもロッシの顔に笑みを取り戻す事が出来なかった。ただ、ル・マンでの最近のテストが、作業をスピードアップする助けとなってロッシの顔に笑みを取り戻す事になるかもしれない。

また、ロッシのライバル達もただロッシを見守っているわけではない。ヘレスでコンスタントな走りを見せたマルケスとペドロサについては、言うに及ばずだろう。Ducatiも再び調子を上げてきており、得意ではないトラックで、10日前に素晴らしい結果を出したばかりだ。また天候にも影響される可能性があり、少なくとも土曜日までは雨が降り、気温は秋と同程度であるという予報になっている。

(Photo courtesy of michelin)

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