★Moto Guzzi V11カフェレーサー Seven Motors The Revenge 03

Moto GuzziのV11をベースにしたカフェレーサーをご紹介します。乾燥221kgという凄まじい重量をなんとか軽量化しようとしたカスタムとのことですが、これでもあまり軽さを感じさせないのはさすがMoto Guzzi。。


1999年の登場以来、Moto GuzziのV11の評価はあまり良くなかった。このバイクはあまりにも重い車体に貧相な作りのバイクだった。2001年にアプリリアがGuzziを傘下に収めてからそのクオリティは劇的に向上したが、その重さが改善される事はけして無かった。であるから、ヴェローナのSeven MotorsがV11をカフェレーサーに改造しようとした時、軽量化が最優先事項となった。
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V11のシャフトドライブには221kgの巨体がぶら下がっていると言える。1064ccの横置きVツインのバイクには大幅な軽量化が必要だった。91馬力、70Nmのトルクにも関わらずこのエンジンは実に面倒な獣と言え、ハンドリングとブレーキングにおいて多大な努力を必要とする。Seven Motorsはこのバイクについて研究し、どうすれば最も効率よく軽量化が出来るかを考え作業を開始した。


純正のスチール製タンクは捨てられ、車体はフレームに至るまで分解された。エンジンはストレスメンバーとして使用されており、リアまわりのフレームがシートとテールを支えていた。リアのスチール製のサブフレームはあまりにも大きく重いため、チームはこれをカット。その後に計測を行い、新たなリア周りがスケッチされた。一度基本的なディメンションとスタイルが出来上がると、CADを利用して新たなパーツが3Dで製作され、それを元にCNCミルがアルミニウムブロックからリアのサブフレームを切り出した。


新しいサブフレームが収まると、あらたなボディワークの製作が始まった。重量を最小限に抑えるため、アルミニウムは新たなタンクとリアカウルにも使用されている。またフロントフェンダーとナンバープレートマウントもアルミニウム製だ。チームはオリジナルと比較した際のこの車体を気に入り、さらに同様のアプローチで車体の作業が進められた。


重量削減はアップグレードされたフロントフォークを支える三叉にも施された。トップクランプに埋め込んであるのはMotoGadget製のミニスピードメーターで、センターマウントのタコメーターが目立っている。クリップオンハンドルにはMotogadgetのバーエンドミラーとウインカーが付けてあり、ブレーキ、クラッチマスターはブレンボ製になっている。タンクの上にあるCNC加工のパーツは、燃料キャップとMotoGadgetのキーレスM-lockイグニッションユニットを搭載しており、それをLEDのバックライトリングが照らしている。


こうした軽量化によってバイクの性能は驚くほどに向上しているが、Seven MotorsはさらにVツインエンジンの実力を引き出すべく、ケイヒンのFCR41フラットスライドキャブレターを装着、カスタムメイドのアルミニウム製サイレンサーを装備した。


リアエンドはLEDウインカーとテールライトが装備され、リザーバータンクはアルミの削りだしだ。タンクについているライオンの頭の装飾パーツは、アルミのハンドキャストで作られている。エンジンヘッドにはタンクの上部パーツと意匠を合わせたパーツを装着しており、カラーリングはアルミニウムの地肌を活かしている。


The Revenge 03と名付けられたこのバイクで、Seven MotorsはMoto Guzziのこの不備のあるバイクをいかに改善したかを訴えているようだ。名前の裏にどんな意図があろうとも、Seven Motorsはこのポンコツのバイクをクールなカフェレーサーにする能力があるということだ。

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