レインコンディションでどのような走りが出来るか注目が集まったロレンソ選手ですが、激しい雨の中ではリアグリップが感じられなかったとのこと。このあたりは、長年Ducatiをライディングするドヴィツィオーゾ選手、ペトルッチ選手と差が出てしまうのは仕方ないのかもしれません。

ホルへ・ロレンソ

「今朝トラックが濡れている状態で、デスモセディチですぐに良いフィーリングを感じました。特にプッシュせずに常にトップライダー達について行くことが出来ました。ただ路面にドライラインが出来始めてきた時にスリックタイヤを履くのが遅すぎ、良いフィーリングが得られませんでした。まだ路面にウェットパッチが残っていて、あまりリスクを冒したくなかったんです。ですから、現状はQ2落ちです。午後は激しい雨の中で良い感触が得られませんでした。特にリアグリップが不足している感じでした。明日の朝は、再度どのような天候、トラックコンディションでも戦闘力を発揮出来るセッティングを見つけたいと思います。」

(Photo courtesy of michelin)

<Ducati プレスリリース>