Red Bull ホンダ ワールドスーパーバイクチームが、ヘイデン選手へのお別れのメッセージをホームページで公開しています。今週末のドニントンパークのレースは、チームとっても大変辛いレースとなりますが、ヘイデン選手のためにも素晴らしいレースにして欲しいですね。

Red Bull ホンダワールドスーパーバイクチームは、ニッキーのご家族、フィアンセのジャッキー、ファン、そしてレース界で最も愛されたニッキーの事を大事に思っている方々に心からお悔やみを申し上げます。

ニッキーの死はチームの全員にとって大きな衝撃で悲しい出来事で、我々はまだこの悲劇を乗り越えられないでいます。しかしながら、我々は今週末のイギリスのドニントンパークで開催されるワールドスーパーバイクへ出場することを決めました。安らかにニッキー。

ワールドスーパーバイク オペレーションマナージャー Marco Chini

「ニッキーが我々と一緒にいないという事を理解するのは本当に難しいです。ニッキーは類稀なライダーであるだけでなく、スポーツ精神とプロフェッショナリズムの輝かしい模範となるライダーでした。”ケンタッキーキッド”というのは、このスポーツの価値、アメリカ流のモーターサイクリングを完璧に表している言葉でした。世界中のスポーツコミュニティーが示してくれた愛情とサポートは、いかに彼の優しい人柄とモーターサイクルに対する純粋な情熱が、モーターサイクルエンスージアスト、そしてこのスポーツの関係者、世界中の彼のファンの心に影響を残したのかを示しています。彼と我々が僅か18ヶ月しか一緒に働けなかったのは残念ですが、その間に沢山の素晴らしい思い出があります。ニッキーが昨年のセパンで表彰台のトップに立つのを見ることが出来たのはとても特別なことでしたし、ラグナ・セカで表彰台に登った時も、ホームのファンの前でレースをすることに情熱を持っていた彼にとっては本当に誇らしかったでしょう。本当にありがとうニッキー。君の事をずっと忘れない。寂しくなるよ。」

Red Bullホンダワールドスーパーバイクチーム チームマネージャー Ronald Ten Kate

「私、チーム、ワールドスーパーバイクのパドック、そしてレース界全体にとって本当に大きなショックです。1年半彼と一緒に働けたことは、喜び以外の何物でもありません。彼の前のチームが彼の事を熱狂的なバイク好き、ハードワーカー、カリスマ的なライダーなど、いろいろな言い方で彼の事を形容していましたから、以前から彼の事を知っていました。ただ、何よりも彼は純粋で本物のライダーでした。私達は全員彼の事を恋しく思っていますし、ニッキーのようなトップライダーを目指す全ての若いライダーにとっての模範となる事を願っています。ニッキーのご家族とフィアンセのジャッキーが、心を強く持てる事が出来るよう祈っています。ニッキー 安らかに。」

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