★MotoGP2017ミシュラン イタリアGPプレビュー

ヨーロッパラウンドの3戦目となるイタリアGPのミシュランタイヤによるプレビューをお届けします。今週末のムジェロからは昨年に使用されていた構造的に強固なフロントタイヤが導入されます。これはヘレスでのテスト、そしてフランスGP開催中に行われたライダー達の多数決投票を経て決定されたものです。この変更が勝敗にどのように影響するのかにも注目です。

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ミシュラン、ムジェロの雄大な山々へ

MotoGP™世界選手権、次戦はイタリアのムジェロ・サーキットで開催される第 6 戦「Gran Premio d’ItaliaOakley」です。ムジェロでモーターサイクル・グランプリが初開催されたのは 1976 年。周囲の雄大な山々がサーキットに特別な雰囲気を与え、そしてその雰囲気はコースの周囲やグランドスタンドに集まる熱心で愛国的なサポーターたちによってさらに高められます。1 周 5,245m のサーキットは高速コーナーと低速コーナーが組み合わされたレイアウトで、高低差があり、ストレートは MotoGP 開催サーキットの中でも最も長いうちのひとつに数えられます。最終コーナーを立ち上がったライダーたちは、このホームストレートで 350km/h を超えるスピードに達します。ヘビーブレーキングゾーンとオフキャンバー・ターンもこのチャレンジングなサーキットの特徴で、バイクのセットアップとタイヤへの要求を複雑で厳しいものにしています。こうしたサーキットの要求に対応するため、ミシュランは、路面に適したコンパウンドのタイヤを持ち込みます。

このレースのために用意した MICHELIN Power Slick リアタイヤは、左右対称と左右非対称という 2 種類の異なる設計のタイヤです。ソフトタイヤ(ホワイトバンド)はシングルコンパウンド設計ですが、ミディアム(バンドなし)とハード(イエローバンド)は、レース全体を通して高いグリップと耐久性を発揮すべく、右側が硬めの設計となっています。これらのタイヤはすべて、低速コーナーからの脱出時に、そしてエッジグリップが決定的に重要となる高速コーナーでパワーを路面に伝えるために最高の機能を発揮しなければなりません。

MICHELIN Power slick フロントタイヤは今シーズン初めて、固い構造を特徴としたものになります。このタイヤは最近スペインのへレスで行われたテストを経て導入されるもので、このテストではこのタイヤと従来から使用されているフロントタイヤとの比較評価が実施されました。このテストの後、意見を求められたライダーたちは、その大多数が固めの構造のタイヤを選択しました。この新しいタイヤは、ソフト(ホワイトバンド)、ミディアム(バンドなし)、そしてハード(イエローバンド)のコンパウンドのものが用意され、これが今シーズンこの後のタイヤ構造の傾向となります。ミディアムタイヤは、右側のショルダー部分を固めのコンパウンドとした左右非対称設計となっています。MICHELIN Power Rain タイヤはソフト(ブルーバンド)とミディアム(バンドなし)コンパウンドが用意されますが、一年のこの時期のムジェロはドライコンディションとなることが多く、これらのタイヤが使われることはなさそうです。

トスカーナ地方の美しい田園地帯に位置するフィレンツェから北東に約 35 ㎞、ムジェロの週末は金曜日のふたつのフリープラクティス・セッションから始まります。公式予選は土曜日午後に行われ、23 周で争われる決勝レースのスターティンググリッドがここで決定します。選手権第 6 戦決勝レースは 6 月 4 日日曜日、現地時間 14 時 00 分(BST13 時 00 分、GMT/UST12 時 00 分)にスタートします。

2 輪モータースポーツグループ・マネージャー:ピエロ・タラマッソ

「ムジェロは素晴らしい大会で、サーキットはとても複雑です。私たちは 2016 年にここで良いレースをしており、レースのトータルタイムでのレコードを樹立しています。少なくともそれを再現するか、これを更新することを目指しています。それに前戦ル・マンではラップレコードとレースのトータルタイムでのレコードを記録しているので、その勢いを維持する決意でいます。今回のレースでは、私たちはフロントタイヤの構造を今年これまで使用してきたものから、より固い仕様のものへと変更します。」

「私たちはシーズン前のテストで現在のスペックの使用を決めた後に、一部のライダーからこのタイヤのテストを再び行いたいというリクエストを受けていました。それで私たちは、最近へレスで実施したテストの際、比較のためにこのタイヤを供給しました。この固い構造のタイヤは昨シーズン最終戦のバレンシアで使用して大きな成功を収めていますし、冬の間のテストでも現行仕様とともに一部使用しているので、ライダーたちは既にこのタイヤについての知識は有していました。このテストの後、すべてのライダーとチームは Dorna から意見を求められましたが、大多数がこのタイヤをムジェロから導入し、残りのシーズンに使用することを選択しました。私たちはこの決定を歓迎しています。というのも、これにより私たちには開発の明確な道筋が示されることになりますし、ミシュランが MotoGP のコンペティターたちに最高の製品を提供すべく如何に取り組んでいるかが強調されることになるからです」

<ミシュランタイヤ プレスリリース>

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