★MotoGP2017イタリアGP 8位ロレンソ「20年間続けたライディングは簡単に変えられない」

今回はレースを一時リードしたロレンソ選手でしたが、ロッシ選手に抜かれた後に後退。本人も語るとおりコーナーでバンバン抜かれている印象が強いレースでした。かつての最大の強みだったコーナリングで抜かれてしまうというのは屈辱的なのでしょうが、Ducatiでのライディングを習得するまでは我慢のレースが続きそうです。

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ホルへ・ロレンソ

「今日はスピードがありませんでした。ドヴィツィオーゾよりもトップスピードはありましたし、かなりプッシュ出来ていたんですが速さがありませんでした。最初のラップは1分48秒8と遅く、その次も48秒6で、良いペースではありませんでした。ただスタートは良かったですね。ターン1で3位、6速でのトップスピードはほとんどのバイクより速かったので、(※2周目の)ターン1で1位になることが出来ました。そこでFP4では良いペースだったので、同じ事をしようと思ったんです。しかしロッシがそれをさせてくれませんでした。彼にコーナーの中で抜かれてしまいました。」

「今日は5回か6回はコーナーの中で抜かれました。これは自分にとっては普通ではありません。練習走行ではザルコにもコーナーで抜かれました。ですからコーナーが自分の弱点になっているわけです。ライバルのほうがコーナリングスピードが圧倒的に速いんです。また色々とセッティングなどを試して、ライディングを変えてみても、バイクの強みであるコーナーの進入という部分を活かせていません。まだ自分は立ち上がりに重点をおいてしまっているんですが、これではコーナリングの進入で失っている部分を取り返すのに十分ではないんです。ドヴィやペトルッチといったハードブレーキが得意な選手に対して、バイクはより良く機能している状態です。」

「ヤマハのバイクは特にここでは良く走りました。自分のライディングにより合っていたんでしょう。ヤマハのバイクでは、自分は2008年の開幕戦から3戦連続で速かったんです。ムジェロでは8年間表彰台に登っていました。現時点ではDucatiはまだ自分にとっては自然に感じられません。ベストを尽くしていますし、MotoGPを走り始めた時よりも完成したライダーであるにも関わらずです。ただ、現時点ではバイクが求めているのは対極にあるようなライディングスタイルなんでしょう。」

「ですから、現在はジジとエンジニアと共に、より良く曲がるバイクにすべく作業をしています。ただ、それまではどのトラックでレースが行われるのか、そして自分がライディングを変えていくスピードも重要でしょう。バイクから最高の性能を引き出すために本当にいろいろな事を試しています。レバー位置、リアブレーキ、シートなどレースごとにポジションを変えたりしていますし、全てのDucatiのライダーのデータを見て、自分がどこで失っているのかを理解しようとしています。出来る事を全て試しているんです。」

「20年間同じライディングをしていたら、そう簡単には変える事は出来ません。新しい言葉を2日間で学べないのと同じです。このバイクで速く走るには、少しばかり合理的ではないライディングが必要なんです。これはヤマハとは対象的です。今のところはそこそこのレースしか出来ません。時には良いレースもありますが、最高のレースではありません。バイクに対して自信を感じる事が出来、バイクが自分のもののように感じられれば、素晴らしいレースが出来るでしょう。」

「自分のレースには当然満足していません。ただドヴィツィオーゾの優勝は嬉しいです。彼は勝利にふさわしいですから。ペトルッチもライダーとして成長しましたね。チームとしても嬉しいですが、自分自身がもっと速く競争力を発揮出来ないのが残念です。ただ、いずれ自分もそうした結果が出せるでしょう。ポジティブな部分に集中する必要があります。初めてレースをリードすることが出来ましたし、果敢に、そしていくつかの練習走行では競争力を発揮出来ました。これからモントメロに向かいますが、全てがポジティブに変わる可能性はあると思います。」

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