★MotoGP2017イタリアGP ペトルッチ「ロッシを抜いた時は、誰かに殺されるんじゃないかと思っていた」

イタリアGPの決勝プレスカンファレンスから3位を獲得したペトルッチ選手のコメントを抜粋でお届けします。陽気な彼らしくジョークを交えつつも本当に嬉しい様子が伝わってきます。最後はドヴィツィオーゾ選手も抜こうとしたが、タイヤが終わり、自分の息も上がってしまっていたとのこと。

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ニック・ハリス

「マーべリックありがとう。それでは3位を獲得したダニロ・ペトルッチ。今日は難しいレースだったと思いますが、3列目から素晴らしいレースでした。」

ダニロ・ペトルッチ

「誰かが日曜の表彰台のために何が出来る?と言っていたとしたら、”家を売るよ”と言ったでしょう。昨日はピットから出てすぐに転倒したので”こりゃ最高の朝だな”って思っていたんです。(※会場爆笑)それで2台目のバイクでプッシュを始めたところ、ラップタイムがどんどんと悪化していきました。Q1からQ2に進出するのは本当にタフだったんですが、Q2では正直もう少し自信があったんです。」

「非常に良いラップタイムが出て、自分はターン5で縁石を超えていなかったと思うんですが、その先の縁石の終わりのグリーンの三角形を超えました。自分はミスをしたわけですので、皆が”明日は速く走れるよ”と言ってくれました。ただ、予選は1周ですが、レースは23周ですからそう簡単なことではありません。以前のレースではかなり悪いスタートしか出来ませんでしたが、レースの終盤はかなり速く走る事が出来ていました。今日はフロントのライダー達についていかねばならないというのはわかっていました。」

「今日はマーべリック、ドヴィ、バレンティーノの後ろで4位で走っている時に”ラスト1周まで待ってプッシュしよう”と思っていたんですが、その後に”ホームグランプリなんだから挑戦してみないと”と思い直しました。ロッシを抜いてマーべリックを抜いた後に、あと1人なんだからドヴィにも挑んで見ようと思いました。なんとか頑張っていたんですが、そう簡単ではなく、彼についていこうとしている間にリアタイヤが終わってしまいました。そして息も上がってしまいました。それで後は付いていけるだけついていこうとしていました。マーべリックに抜かれた際に後ろを振り返りバレンティーノが離れているかどうかを確認したんですが、彼はピッタリ後ろについてきていました。なんとか最終的に表彰台を獲得出来ましたが、本当に最高の日になりました。」

 

Q

「ロッシのファンが大勢いるムジェロでバレンティーノを抜いた事に関して何か頭をよぎった事はありましたか?」

ダニロ・ペトルッチ

「正直誰かに殺されるんじゃないかって思っていました(笑)警察を呼んだほうが良いんじゃないかって思っていましたね。(笑)」

 

Q

「ダニロ、今週はようやく何もテストをするものが無かったということですが、これは今回の結果に繋がったと言えますか?」

ダニロ・ペトルッチ

「正直なところそこまでテストをするパーツは無いんです。ファクトリーのライダー達とは違う仕事をしています。実際ル・マンとバイクはほとんど変わっていないんです。ただ金曜日は問題があってセッションに参加出来ない状態で土曜日は転倒しましたから、今週はあまりバイクに乗れていないんです。GP16とGP17はそこまで大きく変わらないんですが、17のほうがポテンシャルは高いんです。100%の力を出す必要があるんですが、今のところコンスタントに速いのはドヴィだけですね。時々ロレンソ、自分も速い場合もありますが、コンスタントに速いのはドヴィです。彼はバイクの事をよく理解していますし。こういう結果が出せたことが嬉しいですし、次のレースに向けて励みになります。」

 

Q

「バレンティーノをムジェロで抜くということに関して、どの程度のプレッシャーがあったのでしょうか?」

ダニロ・ペトルッチ

「彼をオーバーテイクするのは難しかったですけど、正直最終ラップにもう少し彼が速いものだと思っていました。自分は限界を超えて走っている状態でしたが、自分に”表彰台圏内だが、まずはレースを終える必要があるぞ”と話していました。バレンティーノが後ろにいる状況は、当然簡単なものではありませんでしたが、自分も自分の全てを出して走りました。それにヘレスの後にPramacのボスが”今日は良いレースだったけど、ムジェロには俺にちゃんとプレゼントを寄こさないと駄目だぞ”と言っていたんです。自分は”そのプレゼントは一体どこで買えばいいんでしょうか・・?”と答えたんです。表彰台は買えませんけど、自分は”それじゃあ表彰台で完走します”って言ったんです。まあこれは冗談なんですけど、Ducatiのファクトリーはここから45分で、ワークショップはここから1時間以内です。自分もこの近くに住んでいますから、本当に自分達にとってのホームGPなんです。」

「確かにプレッシャーは大きいですけど、自分は今週うまくコントロールすることが出来ました。バレンティーノは残念でしたけど、レースはレースですからね。勝てるのであれば勝とうとしますが、今日はドヴィが強くてタイヤも終わってしまい、自分の息も上がっていました。マーベリックに関しては。。マーベリックとは2015年まで、自分にとっての本当の意味でのMotoGPの1年目に彼はスズキ1年目で、良くバトルをしていたんです。ただ、その時も最後は彼が最終ラップに自分を抜いていったんです。彼はいつも最後の2周まで後ろにいて、そこから抜いていくんです。それに2012年に自分の初めてのホームグランプリでは最終ポジションからスタートしたのも覚えています。そこから5年で大きく変わったと思います。」

(Photo courtesy of michelin)

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