ザルコ選手もそうですが、フォルガー選手もレース毎に現状の自分の課題をしっかりと把握しており、改善に向けて作業を進める事が出来る選手だと感じます。今回話している予選順位、そしてレース前半のペース改善も前から話していた内容ですし、本当にエルヴェ・ポンシャラルは良い契約をしたと言えます。今回そうした自分の課題の克服は出来たが、ザルコ選手に最後の最後で抜かれたのが悔しかったようですね。

ジョナス・フォルガー

「ポジティブながら非常にタフなレースでした。前回のレースから大きなステップアップを果たせたので非常に嬉しいです。遂に予選順位、レース序盤のペースを改善することが出来ました。この2つのエリアが強くなると良いレースが出来ますし、今日のような素晴らしい結果が得られますね。」

「ただ、残念ながら最終ラップにヨハンに抜かれてしまいました。今日はレースのほぼ全体で彼より前で走っていたんですが、その後に抜かれてしまいました。今日は彼を押さえ込めると思っていたので、これだけが唯一の心残りです。ただ、重要なのは自分達が走りを改善出来たということです。自分が必要としていたレベルの走りが出来るよう作業をしてくれたチームに感謝したいと思います。チームは自分達なら出来ると言ってくれたんですが、今日はまさにそれが出来ました。」


(Photo courtesy of tech3 yamaha)

<テック3ヤマハ プレスリリース>