★MotoGP2017スズキ ダヴィデ・ブリビオ「イアンノーネがここまで適応に時間がかかると思っていなかった」

ダヴィデ・ブリビオはスズキが直面している困難の理由は、実質1名で参戦しているイアンノーネ選手にとっての参照点がないことだと語ります。そういった意味ではギュントーリ選手がリンス選手の代役として走り、テストにも参加した事の意味は大きかったようです。予算的にもそうですし、技術の流出リスクもあるため実現はしないでしょうが、チャンピオンシップのメインとなる舞台がヨーロッパである以上、車体開発とテストチームの拠点をヨーロッパに移すことが出来れば、他のメーカー、チームとの距離は一気に縮まると思いますが。。

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ダヴィデ・ブリビオ

「正直に言いますと、イアンノーネがスズキに適応するのにここまで時間がかかるとは思っていませんでした。それに私たちは良い形でスタートしましたからね。バレンシア戦とバレンシアのテストの後で、アンドレアはバイクに関して非常に喜んでいたんです。その時点では、彼はエレクトロニクスの改善が必要と述べていました。そしてこれは今も改善が必要です。」

「それ以外に関しては彼はハッピーだったんですよ。ただレースが始まって見るといくつか難しい点が出てきました。エレクトロニクスはアンドレアが改善が必要と強く感じる部分でしょう。彼は恐らく最も先進的なエレクトロニクスを搭載したバイクからの乗り換えなわけですから。我々がそのレベルでは無いことは明らかです。このチャンピオンシップにおいては、まだ我々は若いチームです。我々は15年もの経験を取り戻す必要があるんです。これが今まさに取り組んでいることで、日本からさらにエンジニアが到着しています。エレクトロニクスの作業に集中出来るように、チームのオペレーションも少し変更しました。問題に気づいて取り組んでいるんです。ステップ・バイ・ステップで改善出来ていると思います。」

「もちろん彼の指摘は正しいですし、ライダーというのは常に要求してくるものです。彼らは問題を明日に解決したがりますし。そう要求するのが彼らの仕事で、我々は出来る限り速くそれを実現しようとする。レース部門は本当に、本当にハードに仕事をしています。どれくらいの時間が必要で、どれくらいかかるかわかりませんが、この問題を解決出来ないとも思いません。単純にいつになるかわからないんです。」

「それにこうした問題に加えて、アンドレアが唯一のファクトリーライダーとして戦っていることも問題なのだと思います。まず我々にはサテライトチームがありません、これが現時点で我々の弱点でしょう。そしてアレックス・リンスは怪我で出場していませんし。」

「ここまで少ない人数で走っているチーム、メーカーはないでしょう。ヤマハは今年のマシンに関して何かしら問題があるのかもしれませんが、ただ彼らはテック3が昨年のバイクで走っているから、それに気がついたわけです。理解するのは難しいのでしょうが、彼らはデータと情報を比較出来ます。ホンダにしても、昨年は開発の仕事を割り振っていました。カルは タイヤのテストとファクトリーチームのための何らかの開発をしていたのかもしれません。しかし、いずれにしても他のメーカー、チームは、同じメーカーのバイクに乗るライダー達から何かを学ぶことが出来たんです。

「アレックスは帰ってきますが、ある意味完全にリスタートという感じですね。彼は僅か1戦、カタールしか完全なレースをしていないわけですから。ですから状況は厳しいです。ただ、我々も出来る限りハードに作業をしています。間違いなく改善していけると思っています。それに、このスポーツにおいて焦りは禁物です。全ての物事を正しく進めて行く必要があるんです。」

「今回のテストはシルヴァンがいましたから、最後になってようやく形になったと言えます。シルヴァンと仕事が出来て本当に良かったですね。彼は本当に素晴らしいフィードバックを与えてくれました。彼はいくつかの解決策やフィードバックを提示してくれました。ですからある意味テストチームが必要なんですよ。ただ、我々のテストチームは日本にいます。全てのチームをここに移す事は出来ませんから、日本からテストバイクを取り寄せたんです。そしてレースウィークのためにトムに来てくれるように頼んだんです。(※トム・オケインのことでしょう。)」

「そしてトムに月曜と火曜のテストで、シルヴァンのクルーチーフとして働いてもらえるように頼みました。そして日本からエレクトロニクスのエンジニアと数名のメカニックがやってきました。ある種のテストチームですね。ただ、シルヴァンとこうして作業を続けられたのは良い経験でした。彼と仕事が出来たのは良かったですよ。ですから、多くの内容をテストしているんです。いろいろなアイディアだとかジオメトリーだとかをね。状況を明確にするために、これらのデータは非常に重要になるでしょう。最高のパッケージを作り上げて、アッセンに向かい、何が起こるかを見てみましょう。」

(Photo courtesy of suzuki racing)

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