★MotoGP2017オランダGP 予選プレスカンファレンス翻訳

今週はご紹介が遅くなりましたが、オランダGPの予選プレスカンファレンス翻訳です。アッセン特有のコンディションもあって、普段見慣れない顔ぶれでのプレスカンファレンスとなっています。

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ニック・ハリス

「それではヨハン・ザルコおめでとうございます。天候もあって難しかったと思いますが。」

ヨハン・ザルコ

「ポール獲得は本当に嬉しいですね。土曜日は雨でしたが、フィーリングは良かったので自信を感じていました。トラックの状態をしっかりと理解する必要がありましたが、これに関しても問題はありませんでした。FP4ではドライになってレインタイヤを履いていたので、スリックを履こうと思ってスリックを履いたところ、また雨が降り出しました。ですからこうした内容が予選走行で役に立ったと思います。予選での目標はトラックに留まった走り続けることでした。Q1では皆トラックに留まっているライダーはタイムを向上していましたから。自分も同じことをしていて、そのまま走っているとドライラインが見えてきました。ピットインしてスリックタイヤを履ければと思いましたが、恐らく十分な時間が無かったでしょうから、トラックに残ることにしました。少し息継ぎをするためにスローダウンしてからプッシュしました。皆こういうコンディションは苦手のようですけど、自分にとってはドライコンディションでレインタイヤってうのは好きなコンディションなので、そのチャンスを使いました。」

 

ニック・ハリス

「明日は晴れる予報ですが、表彰台、それ以上の結果は期待できますか?今までの週末の結果は素晴らしいですが。」

ヨハン・ザルコ

「かもしれません。木曜日にマルクが、ライダーはプッシュして優勝を考える必要があると話していましたが、これは良いアドバイスですね。ただ2度目の表彰台が獲得出来るのであれば最高です。バルセロナでは多くを学びましたが、もし最初の2列目を獲得出来れば表彰台を獲得出来るチャンスが大きいことがわかりました。今回はポールスタートですからさらにチャンスがあります。ドライならコールドコンディションでしょうから、ソフトでいくのが良いかもしれません。とは言え、フロントロースタートというのは良いものです。」

 

ニック・ハリス

「これが8戦目ということを考えると、どれだけ素晴らしいシーズンであるかということに関して信じられますか?」

ヨハン・ザルコ

「カタールから考えると信じられません。何度も感じていますが本当に最高ですね。バルセロナでは転倒したのもあって苦戦しましたが、これはどちらかというとルーキーが陥る問題のようなもので、レースでは良い仕事が出来ました。このカテゴリーでの目標は表彰台を獲得し、いつの日か優勝争いをするというものです。ですから、今年良い結果で終える事が出来れば、来シーズンに向けて良い感触で挑む事が出来るでしょうね。」

 

ニック・ハリス

「ヨハンありがとう。それでは2位のマルケス。今日は大きなドラマもなくフロントローを獲得したような感じですが。」

マルク・マルケス

「今日はスマートにしっかりと結果を出す必要がありました。予選で順位を落とさずに2列目か3列目を獲得する必要がありました。特にこれといって特別なことはしませんでしたけど2位を獲得しました。これが重要なんです。最低限フロントでスタートするというのが重要でした。ドライコンディションであれば、ヤマハのライダー達であるヨハン、そして特にビニャーレスのペースが素晴らしいですからね。とにかく、明日を待つ必要があります。ウェットでもドライでも悪い感触ではないので、いずれにしても準備は出来ています。」

 

ニック・ハリス

「ヨハンは8回目のレースでポールポジションを獲得しました。驚きですか?」

マルク・マルケス

「確かに1年目でというのはありますけど、既に彼の素晴らしい走りを見ていると、そこまで驚きではありません。ル・マンではポールを獲得出来るところでしたしね。素晴らしいライダーで素晴らしいライディングをしています。ウェットでもドライでもこれは変わりません。明日は彼の後ろについていけるようにいたいと思います。」

 

ニック・ハリス

「マルクありがとう。それでは最後にダニロ・ペトルッチ。今日はフロントローは嬉しいと思うのですが、ポールポジションも獲得出来たという気持ちもあるのではないでしょうか?」

ダニロ・ペトルッチ

「数ヶ月前はフロントローを獲得して、ポールを逃したことで苛つくことが出来るなんて思いませんでした。とにかく全てのセッションでフロントで走行出来ました。最後のアタックではシケインでミスをしてタイムを向上出来なかったので、この結果は驚きでした。ただデータを見るとミスをするまではずっと1位タイムで走っていたようでした。ずっとプッシュして走っていたので、少しプッシュし過ぎてしまったんでしょう。これで2連続のフロントロー獲得で、ラップタイムがキャンセルされたムジェロを考えると3連続です。レースがバルセロナのような形え終わらないことを願っています。落ち着いてベストを尽くしたいです。どちらの天候が良いかは何とも言えませんが、ドライのほうが良いですかね。表彰台は難しいでしょうが、トップ5の近くでレースを終えたいですから。」

ニック・ハリス

「ヨハンありがとう。それではフロアからの質問をどうぞ。」

 

Q

「ビニャーレス、ペドロサ、ドヴィツィオーゾが後ろにいることを考えると、明日のプランはどのようなものでしょう。また、彼らの結果には驚きではないですか?」

マルク・マルケス

「明日はまずはトラックコンディションの理解が必要です。明日がドライであっても滑りやすいと思いますし、Moto2もスピンしまくっていましたから、グリップは相当に低いでしょう。ドライであればリズムを見つける事が必要ですがビニャーレスのペースが良いのは確かです。最後尾スタートとかいうわけではありませんし、11位で素晴らしいペースがあります。ヨハンもまた同様で素晴らしいペースがあります。ただレースはドライになるでしょう。自分の目標は表彰台を獲得することです。レインコンディションということを考えると、こういう結果になるんでしょうが、重要なのは全てのシチュエーションで自分達はトップ争いが出来るということです。こうしてトップ5にいることが出来ていますが非常に重要なことです。これが明日の結果であれば嬉しいんですが。明日はどらいでまた別の状況となります。」

 

Q

「バレンティーノは、ここの雨でのグリップが以前よりも悪いとしています。同じように感じていますか?」

ヨハン・ザルコ

「自分はMoto2の経験からしか話せませんが、ミシュランのレインタイヤはMoto2のレインタイヤよりもグリップがあります。バイクもずっと良いですし、そういう意味からも自分はあまりコメント出来ませんね。」

マルク・マルケス

「これもコンディション次第でしょう。ここでもリアグリップには苦戦していますが、昨年と比較すると大きな違いはありません。フロントは今年のほうが良いですけどね。全てのホンダはウェットでもドライでもリアグリップには苦戦しています。自分達の問題はこういうわけで、これを修正していく必要があります。」

ダニロ・ペトルッチ

「マルクの言うようにフロントは今年のほうが良いです。ただ今日のFP4と予選でトラックは妙な感じでした。特に予選に関しては水がそこまでトラック上にないにも関わらず多くのスピンがありました。重要なのはリアのトラクションをしっかりとマネジメントすることです。それに確かにトラックは非常に滑りやすいと思います。」

 

Q

「今週はドライでは2つのセッションしか走行していませんが、タイヤの選択に関して明日はどうなると思いますか?」

ヨハン・ザルコ

「タイヤの選択もそうですが気温も重要になると思います。金曜朝はドライで気温も高かったと思います。明日は冷たいドライコンディションになるでしょう。そうなると恐らくソフトでしょう。自分には合っているんですが、ウォームアップで確認が必要だと思います。」

マルク・マルケス

「ここでは全てのタイヤが良い働きをしていますから、特にフロントに関しては悩みますね。ソフトでも悪くないですが、ミディアムはハード過ぎる気もしますし。リアに関しては大きな違いはないので気温次第でしょうね。」

ダニロ・ペトルッチ

「ほとんど同じですが、ヨハンはソフトタイヤをしっかりと機能させられるライディングスタイルですが、自分はこれが出来ません。特に気温が高い時はそうでしょう。ですからソフトタイヤは自分にとって選択肢にはありません。ただ非常に冷たいコンディションであればソフトを使用せざるを得ないかもしれません。」

 

Q

「最終ラップには集中を欠いてしまったようですが、これはポール獲得が目前だったからでしょうか?何か別の理由があったのでしょうか?」

ダニロ・ペトルッチ

「セクター1でミスをしてしまったんですけど、レインコンディションでは何事も起こりえますからプッシュを続けました。ターン12ではスピードが高いまま縁石に乗ってしまいスロットルを開けたままだったので恐ろしい思いをしました。ミスをしてそのままポールが獲得出来ると思っていなかったんですが、いずれにしてもプッシュし過ぎてしまいました。」

ニック・ハリス

「それでは次はスティーブン・デイからソーシャルメディアの質問です。」

 

スティーブン・デイ

「ダニロ、Twitterからの質問です。”アッセンでは優勝したら名前を変えようかなと話をしていましたが、未だに名前を変えようと思っているんですか?”」

ダニロ・ペトルッチ

「こんなに上位で走れるとは思っていなかったので、この名前を変えるって話はそのまま続いてしまっていますね(笑)もし優勝してしまったらそういうことになりますが、もちろんジョークなんです(笑)とはいえ、こうしてフロントローを獲得出来ているとは思っていませんでした。この名前を変えるうんぬんに関しては”交渉”が必要ですね(笑)」

スティーブン・デイ

「もう1つの質問です。”あなたを表す動物を選ぶとしたら、熊、狐、狼、それとも別の何かですか?”」

ダニロ・ペトルッチ

「自分はヘルメットに猿を描いているんですよ。名前はわかりませんが、銀色の毛が生えた猿がいるんです。他のライダー達と比較して自分は猿に良く似ているんですよ(笑)もちろん蝶ってことはないでしょうね(笑)」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではマルク、Twitterからの質問です。”モントメロでバイク交換の際に転倒しましたが、チームから言われた最も面白いかった言葉は?”」

マルク・マルケス

「ええ。確かに面白い出来事でしたが、その瞬間には彼らはその出来事をジョークにはしませんでした。ただレースの後にはジョークにされましたね。ああして表彰台を獲得した後にはよりジョークという形で言われましたね。もちろん心配してくれましたけどね。」

 

スティーブン・デイ

「次にヨハン、ブルノでのマクラーレンとのレースがありましたが、これに関しての質問です。”MotoGPバイク相手に車を操縦したいですか?もしそうであれば、どの車が良いのか?そしてどのライダーと戦いたいですか?”」

ヨハン・ザルコ

「こういった車には乗ってみたいと思います。ただこうした種のチャレンジに関してはバイクに乗りたいですね。バイクの加速はとんでもないですし、こうした種の車を抜いた時に、スロットルを緩めているのかな?と思ったらフルスロットルだったと聞いた時は嬉しかったですから。バトルをするとなるとマルケスですね。彼はバイクを本当に手足の用に操りますし、ショーとして見た時に最高に面白いでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)

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