良いペースで走りながらの転倒となったビニャーレス選手。単純にプッシュし過ぎた事によるものなのか、ミシュランタイヤとの相性なのか転倒の理由がわからないと語っています。遂にドヴィツィオーゾ選手にチャンピオンシップ上のリードを明け渡してしまいましたが、ザクセンリンクで挽回出来るでしょうか?

「何が起きたのか説明が出来ません。自分でも何で転倒したのかわからないんです。あのシケインは2000回くらいは走ってますけど、今日は今日って感じでしたね。自分でもヤマハで優勝しようと限界を超えてプッシュしてしまっていました。ペースは非常に良かったので、もし転倒していなければフロントまで追いつけたと思います。予選で少なくとも5位か6位を獲得する必要がありました。ですから、ミスは今日というよりも昨日からのミスと言えます。」

「今日はバイクの上で快適に感じていたんです。タイヤを良い形で維持しようとしていて、最後の10周でのアタックに備えていたんです。良いライディングが出来ていましたし、トラック全体でスムーズに乗れていました。他のライダー達よりもよほど強いライディングが出来ると感じていたんですが。今回のトラックに関しては上手く説明が出来ません。ただここから学ぶだけです。特に予選に関してですね。今朝から今日はトリッキーになるとわかっていましたし、ベストを尽くそうと思っていました。100かゼロかという状態で、ゼロだったというだけです。これからのレースで挽回したいですね。」

(Photo courtesy of michelin)

<モビスターヤマハ プレスリリース>