★NCTモーターサイクル DUCATI 848 EVO

オーストリアのNational Custom Techがカスタムを施したDucati848 Evoをご紹介します。やはりトレリスフレームのDucatiはフレームがしっかりと見えるようにカスタムしてあげると格好いいですね。とは言え、元々スーパーバイクですので、バッテリーなどが目立ってしまうのは仕方ないですね。


スーパーバイクというのは、通常我々が魅力を感じるバイクではない。しかしそうしたバイクを取り上げるとしたら、それはイタリア製のバイクだ。であるからして、140馬力のDucati848Evoにノーとは言えない。NCTモーターサイクルが848を完成させたと聞いた時、我々はこのバイクが転倒したバイクを使用したのだと思ったが、実際は違った。オーストリアのこのショップはクラシックなルックスとモダンな技術を融合させて、スポーティーなカフェレーサーを完成させた。

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NCT デビッド・ウィドマン

通常作業しているよりも若いバイクをカスタマイズしたかったんですよね。そしてBlack Stallion(R100RTのカスタムバイク)の後の自分達の仕事の第二の基準となるバイクが欲しかったというのもあります。多くのお客さんがいる間はいいんですが、時には自分のため、そして自分の会社を表すようなバイクを作りたくなるんですよ。もちろんこのバイクもいつかは売りに出しますけどね。ただ、今のところはこのバイクは自分達だけのもので、自分達のスキルを見せびらかすためのものです。」


彼のパートナー達であるカート・コスジェク、マヌエル・ティルケと共に、デビッドはこのDucatiをNCTのフェルトキルヘンのワークショップに持ち込んだ。まずはバイクはバラバラにされ、その後カスタムされたサブフレームが装着された。サブフレームにはカスタムメイドのアルミニウム製テールユニットが装着され、レザーとファブリックが組み合わされたシートが装着された。テールライトはLEDとなっている。


オリジナルのボディワークは取り払われ、燃料タンクのみがそこに残っている。新しいフロントフェンダーとリアフェンダーはカーボンファイバー製だ。NCTは新たなカーボンサイドカバーも製作している。元々はオリジナルの848用にデザインしたものであったため、新たなサブフレームを装着したこのバイクへの装着にあたり、加工を施している。


848Evoのハンドリングは工場出荷時で既に素晴らしいが、NCTのクルーはShowのフォークを取り払い、新たにオーリンズのサスペンションを前後に装着している。新たなフォークはカスタムメイドのトリプルクランプによって保持される。純正のブレンボ製ブレーキはそのままだが、コックピット周りはアジャスタブルレバー、見た目の良いリザーバータンクに変更されている。それ以外にはグリップ、Motogadget製のバーエンドウインカー、Ducabikeのステップなどが装着される。ヘッドライトはTruck-LiteのLEDライトだ。



エキゾーストはハンドビルドでアクラポビッチのサイレンサーを組み合わせている。エンジン関連ではK&Nフィルター、ECUのマップ変更などを行っている。ホイールはピレリのストリートリーガルのレースタイヤであるDiablo Supercorsa SC2を履く。このバイクは合わせて配線も新たにされているが、これはかなり挑戦的なものであった。デビットは「こういう新しいバイクの配線をやり直すのはビンテージベースのバイクとは全く異なりました。本当に多くの配線があって、全部の配線をやり直した後は、全部が綺麗であるかをしっかりと確認しないといけません。」と語る。


ポルシェの伝統からインスピレーションを受け、ティルケはDucatiをシンプルなオリーブグリーンで塗装した。トレリスフレーム、ホイールはブラックパウダーコーティングとなっている。こうしてNCTは848を多くの注目を集めるバイクへと変身させた。皆がこのバイクを良く見ることが出来るほどの速度で、このバイクが走る事はけしてないというのは残念だが。

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