★MotoGP2017ドイツGP 木曜プレスカンファレンス翻訳

前半戦最後となるドイツGPでの木曜プレスカンファレンス翻訳をお届けします。ビニャーレス選手はアッセンの転倒の原因について、今回のプレスカンファレンスでは、自分のライディングがヤマハにはアグレッシブ過ぎるのが原因だとしています。今週末は新しくなった路面、週末に予定されている雨などいろいろな要因があり、またしても結果の予想が難しいレースになりそうです。2018年から採用となるダッシュボードディスプレイに関しては、選手によって様々な意見があるようです。

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ニック・ハリス

「現在チャンピオンシップを争っているライダーが4人います。毎回のプレスカンファレンスでも皆どの席に座るかどうかわからないほどと言えます。第9戦ドイツGPにようこそ。今回がシーズン前半戦の最後となります。ザクセンリンクでのレースは旧コースで19回で開催され、今回は新しいコースでの20回目となります。センターにはチャンピオンシップをリードするアンドレア・ドヴィツィオーゾ。ムジェロ、バルセロナで優勝、ここでは2度表彰台を獲得。2012年に3位、そして昨年もここで3位を獲得しました。右にはマーべリック・ビニャーレス。チャンピオンシップ2位、ドヴィツィオーゾからは4ポイント差で、カタール、アルゼンチン、ル・マンで優勝しています。ここでは125ccとMoto3クラスで表彰台を獲得しています。左にはマルク・マルケス。ドヴィツィオーゾからは7ポイント差、オースティンで優勝、過去2戦で表彰台を獲得しており、ここでは7連続ポールポジションから優勝、全てホンダのマシンでの優勝です。マーベリックの右には彼のチームメイトであるバレンティーノ・ロッシ。チャンピオンシップ4位、ドヴィツィオーゾからは11ポイント差で、5日前のアッセンで優勝しています。ザクセンリンクでは5勝していますが、その勝利は250ccにまで遡ります。MotoGPでは4位を獲得しています。端にはダニロ・ペトルッチ。チャンピオンシップ8位、ムジェロで表彰台を獲得。アッセンで2位を獲得しました。ここでの最高順位は9位、昨年は多くの選手達が厳しいコンディションで転倒する中、レースをリードしました。反対側の端にはジョナス・フォルガー。これが母国での初のMotoGPデビュー戦となります。チャンピオンシップ10位、バルセロナでは6位、昨年のレースではヨハン・ザルコとの激しいバトルの末に2位を獲得しました。」

 

ニック・ハリス

「それではドヴィから始めましょう。いつも現実的にという話をしていますが、こうしてチャンピオンシップをリードしています。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「自分にとっても何だか妙な感じですが、とても嬉しいですね。こうしてスピードを発揮出来ている事が嬉しいですし、8戦を終えてこういう状況というのは夢のようです。過去5年間こうした状況に到達するためにハードに働いてきました。作業を続ける必要がありますし、過去3戦の内容に関して嬉しく思っています。どれも完璧な形で作業が出来ましたし、アッセンにしてもそうです。アッセンは誰もレース前にしっかりと準備が出来ている選手はいませんでしたから、大変なレースでした。そして自分たちも練習走行とレースではことなるセッティングを使用しました。これはしっかりと機能しました。レース序盤では完璧と言えるフィーリングではありませんでした。プッシュ出来るようになったのはマーべリックの転倒の後です。非常に良いラップタイムで走行出来るようになって、これに関しては最終的な結果よりも嬉しく思っているんです。難しいコンディションでしたし、最後の8周は雨が降っていました。簡単にミスをしてしまう状況でした。限界を誰も理解していませんでしたし、リアタイヤの消耗が非常に多くリアのスライドによって滑っているのが、路面が濡れているからなのか誰もわからない状態でした。ですから最大限のリスクは冒さないということにして5位で完走しました。ザクセンリンクでこういった状況にいることが出来るのを嬉しく思っています。アスファルトは異なりますし、どんな事も起きる可能性があります。自信はありますし、バイクのフィーリングも良いです。チームの雰囲気も良いですしリラックスして作業が出来ています。これらが最終的な結果に影響を与えると思います。」

 

ニック・ハリス

「天候が大きな要因となる可能性もあります。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「まあそうですけど、これに関しては特に新しいことではありません。このトラックでは天候が悪かった場合の経験はありますが、アスファルトが違いを生み出す可能性もありますから、明日ドライコンディションの中でテストをしてみる必要があります。特にタイヤに関しては沢山のオプションがありますからね。ミシュランもここでテストが出来ていませんから、誰もどのタイヤが合うのかということに関してはわからないわけです。それに日曜日は雨になりそうですから、どんな事も起き得ると言えるでしょうね。こういう状態っていうのは、明日どうなるかわからないという意味で、今晩寝る際にリラックス出来ますよね。」

 

ニック・ハリス

「ドヴィありがとう。それではマーベリック。明らかにチャンピオンシップのリードを失ってがっかりしているのでしょうが、アッセンではチャンピオンシップはアップダウンが激しく、まだその差は4ポイントだと話していました。」

マーべリック・ビニャーレス

「ええ。でもとてもラッキーでしたよね。ドビが自分を避けてくれたので助かりました。もし彼が避けてくれていなかったら、レースをするのに回復に時間をかなり要したでしょう。でも非常に嬉しいですしモチベーションは高いです。アッセンでは非常に力強い走行が出来ました。特にドライコンディションに関してはそうだと言えます。最速といえるスピードでしたし、そういうこともあってあまりナーバスにはなっていません。むしろリラックスしているんです。もし限界までプッシュすれば、またトップに立つことが出来るでしょう。」

 

ニック・ハリス

「プレッシャーに変化はありますか?追う側と追われる側では、何か変化はあるのでしょうか?」

マーべリック・ビニャーレス

「もちろん違いますけど、常にリードするほうが良いですね。より多くのポイントがあるわけですから。今年は多くのミスを犯してしまいました。でもしっかり学習し、何をすれば良いのかはわかっています。特にアッセンのレインコンディションに関しては多くの学びがありました。ですから雨が多いここでのレースには完璧だと言えます。自分達はレインコンディションの走りに関して向上していますから、ここではハードに作業をして自分たちのベストを尽くす良いチャンスだと思います。」

 

ニック・ハリス

「ザクセンリンクの前半部分は今までレースをしてきたサーキットとは大きく異なると思います。」

マーべリック・ビニャーレス

「非常に難しいですが自分は昨年ここではスピードを発揮出来ました。ザクセンリンクはかなりのフィジカルコンディションを必要とすると思うのですが、フィジカル面で特に問題はありません。自分たちに合っているトラックですしハードに作業をしようと思っています。特にレースに関してはこれが重要になってくるでしょう。ただ、同時に素晴らしい形で予選を行う必要もあります。前回のレースでは11位スタートとなったことで多くのツケを払いました。ですからしっかりと注意を払って、いかなる状況でも高い戦力を発揮する必要があります。」

 

ニック・ハリス

「ドヴィも話していましたが、ここでは天候が重要になってきます。これは決勝レースにだけに限った話ではなく、予選、練習走行に関してもそうでしょう。」

マーべリック・ビニャーレス

「ええ。天候には注意が必要です。特に新しいタイヤを履いた時、雨が振りだした時などは注意が必要でしょう。トリッキーな週末になると思いますが、ベストを尽くす必要があります。」

 

ニック・ハリス

「マーベリックありがとう。それではマルク、結果を見ると7連続優勝と素晴らしい結果を残しています。」

マルク・マルケス

「ええ、ザクセンリンクは自分にとってもホンダにとっても良いトラックです。これは重要なことですが、今年は新しい路面もありますから、グリップがどうなのか、タイヤがどう機能するのかなどが難しいポイントです。そしてここでは天候ももう1つのポイントです。昨年もフラッグtoフラッグレースでしたし、いろいろな事が変わる可能性があります。ただ、ここでは過去に勝利していますから、それに関しては素晴らしいことです。最も難しいレースであったアッセンで良いフィーリングを得ることが出来、さらにポイントを回復することも出来ました。ですから、ここで日曜にどのような走行が出来るかですね。」

 

ニック・ハリス

「今年は毎週まったく異なるレースになっていますし、本当に素晴らしいチャンピオンシップになっています。今までの2戦はチャンピオンシップで表彰台を獲得出来ました。これはチャンピオンシップにおいて非常に重要なことだったのではないでしょうか?」

マルク・マルケス

「今年のチャンピオンシップについて何か考えるというのは本当に難しいです。2戦前はほとんどチャンピオンシップ争いから遠ざかっていました。マーベリックからは37ポイント差でしたからね。今は僅か7ポイント後ろで、アンドレアとの差は11ポイントのみです。まだチャンピオンシップは長いですし、ハードに作業を続ける必要があります。シーズン前半にいくつかミスを犯しましたけど、こうしてトップ争いが出来ているのは嬉しいですし、同じメンタリティーで作業を続けたいと思います。」

 

ニック・ハリス

「マルクありがとう。それではバレンティーノ。アッセンの勝利も記憶に新しいですが、レースでの勝利もそうですが、チャンピオンシップ争いに戻ってきましたね。」

バレンティーノ・ロッシ

「まずは優勝出来たということが嬉しいです。昨年のバルセロナ以降の勝利となりますから。それに素晴らしいバトルの後のレースですから、最高の気分です。チャンピオンシップという意味でも、多くのライダー、多くのバイクが接近しています。今年ほど毎週状況が変わっているシーズンというのはないでしょうね。ですからいろいろな可能性がありますし、自分もそう離されていません。アッセンと異なる作りのザクセンリンクで戦力を発揮するのは重要なことです。どうなるでしょうね。今週末の天候に関しては非常に悪くなりそうです。ですから、全ての状況に対して準備が出来ているという事が重要になってくるでしょう。」

 

ニック・ハリス

「アッセンで話していましたが、レースの後のフィーリングが重要とのことでした。日曜の夜は最高の気分だったんでしょうね。」

バレンティーノ・ロッシ

「優勝から遠ざかっていると、レースの後のこうしたフィーリングというのは重要なんです。幸運にもそうした感情はレースの後の6時間、7時間、1日くらい続くものですけど、ここにいる選手達にしても、それは同様だと思います。」

 

ニック・ハリス

「天候に関してはレース日だけでなく、練習走行なども含めて非常に難しいコンディションになりそうです。」

バレンティーノ・ロッシ

「ええ。昨年はドライもウェットも悪くない感触でした。ただ、昨年はコンディションの変化もありフラッグtoフラッグのレースでクレイジーなレースでした。トラックもあっという間に乾いてしまいました。昨年は走り続けるという選択をしましたけど、最終的には正しい戦略ではありませんでした。最終的にはかなりペースが落ちてしまったんです。ですからいつものことながら、レースに関してはフルウェットかフルドライのコンディションを望んでいます。ただ、異なるコンディションであった場合、そしてフラッグtoフラッグだった場合に備えておきたいと思います。」

 

ニック・ハリス

「バレンティーノありがとう。それではダニロ・ペトルッチ。3戦で2つの表彰台を獲得しています。アッセンでは素晴らしいレースでしたし、その1戦前もまた良い走りでした。素晴らしい自信になっているのでは?」

ダニロ・ペトルッチ

「正直アッセンのドライコンディションでここまでのスピードを発揮出来るとは思っていなかったんです。最後に降った少しの雨がバレンティーノを追うのに役立ったと思います。バイクの調子も良いですし、ここでは昨年ドライコンディションで極めて速かったですし、予選ではバレンティーノが3位で自分は4位と、ほぼ同じタイムでの走行でした。レースではリードすることが出来ましたが、ドヴィが近くにいて、プッシュしようとした自分は転倒してしまいました。ですから天候が非常に重要になると思いますし、特に新しい路面に関してもそうだと言えるでしょう。昨年と比較して大きな違いだと思います。ただ、最終的にはコンディションは皆に共通ですから。」

 

ニック・ハリス

「これでシーズン前半戦が終わりですが、シーズン前半から考えると、今の立ち位置には満足でしょうか?」

ダニロ・ペトルッチ

「こうしたライダー達とこうして一緒にいるというのは本当に素晴らしいことです。彼らは皆チャンピオンシップ争いをしていて、自分がチャンピオンシップ争いから遠く離れた位置にいるとはいっても、彼らと戦う事が出来ているというのは素晴らしいことです。ペドロサまで25ポイントですから、トップの4人からはあまりも離されています。特に失うものはありませんから良い位置にいると思いますよ。どんなことも出来るわけですが、メインの目標としては昨年のようなレースをしないということですね。レースを完走するということが重要なことです。」

 

ニック・ハリス

「ダニロありがとう。それでは反対側のジョナス・フォルガー。母国でのMotoGPデビューとなります。あなたにとっては大きな出来事でしょうね。」

ジョナス・フォルガー

「ええ。ここにこれて嬉しいです。ドイツの観衆は最高です。素晴らしいサポートを感じていますし、最高の気分です。今シーズンも今のところ素晴らしい形で進んでいます。」

 

ニック・ハリス

「チームメイトが注目を集めていますが、あなたも素晴らしいデビューシーズンを送っています。アッセンの転倒は残念でしたけど、それを除けば素晴らしいシーズンです。」

ジョナス・フォルガー

「ウインターシーズンは良い形でスタートしましたから、シーズン前半でトップ10は行けるんじゃないかと思っていました。ただ、自分達で想定していたよりも良いレースが出来て、良いレースが出来ているだけに期待も高まっています。今は良い日であればトップ6は狙える事がわかりました。常に改善をしようと思っていますし、素晴らしいスピードがあると思います。自分達に必要なのは毎週末しっかりとスピードを発揮していくということなんです。天候もあり、バイクも異なりますし、トラックもMotoGPバイクで乗るとなると感触が異なります。学ぶ事が沢山ありますし、木曜金曜で良いセッティングが見つかれば速く走る事が出来るんですが、少し方向性に迷うと、正しい方向性に進むのに時間がかかってしまいます。まだ経験が必要ですけど、調子が良い日であれば良い仕事をすることが出来るんです。」

 

ニック・ハリス

「シーズン前半を終えて驚きはありましたか?」

ジョナス・フォルガー

「ええ、少し。ウインターテストでは心配はしていませんでしたが、これが正しい決断だったのか?こういったバイクを自分が乗りこなせるのか?と考えていました。ですから、ウインターテストの終わりにはライディングを最高に楽しめていたのもあって嬉しかったんです。最終的には良い選択だったと思っています。」(※会場後ろで嬉しそうなエルヴェ・ポンシャラル)
 

ニック・ハリス

「ありがとう。それでは皆さん、今日もスティーブ・デイからソーシャルメディアからの質問があります。私からは以上ですので、フロアからの質問をどうぞ。」

 

Q

「トップ4名に伺います。差は11ポイントですが、これからのレースにおいて、どこがあなたがたの強みでしょうか?スピードなのか、経験なのかなど。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「チャンピオンシップは極めてオープンですし予測が出来ませんから、どのトラックで自分がライバルよりも強いかどうかというのはわかりません。今年と昨年ではミシュランに関しても異なり、毎週異なるストーリーがあります。どのように週末に挑むか、どのタイヤを使用するか、気温など、影響を及ぼす内容が多くあるんです。ですから予測を立てるのは非常に難しいですね。」

マーべリック・ビニャーレス

「自分達の強みはFP1からスピードを発揮出来ることでしょう。ですからレースに向けて素晴らしい形で作業をすることが出来ます。ただ、ドヴィツィオーゾが話したように、今年はコンスタントに成績を残すという事が非常に難しいんです。毎回新しいタイヤがありますし、金曜には沢山のタイヤを試す必要がありますから、自分のライディングスタイルに集中出来ないこともあるんです。ラインだとかライディングを改善することに注意を払うことが出来ず。他に集中すべき事がある場合もあるんです。ただ今のところ自分たちのバイクはどのタイヤでも良い走りが出来ますし、今回も良いタイヤであることを願っています。後は最も重要なレースに向けてしっかりと作業が出来るかどうかですね。」

バレンティーノ・ロッシ

「確かに1戦ごとに状況が大きく異なるので難しいですよね。ですからシーズン中に良い作業が出来るようにバイク、そしてタイヤに関して作業をしているんです。」

マルク・マルケス

「皆が言っているように難しいですよね。自分の強みとしては常に上位にいるということです。最速のライダーではないかもしれませんが、ウェット、ハーフウェット、ドライなどいかなる状況でもね。こうしたレベルをもっと上げたいと思っているんですよ。」

 

Q

「2018年からチームはダッシュボードメッセージをライダー達に送信出来るようになります。これはライダー自身がレーストラック上で決断を下すという責任からフリーになってしまうという事を意味するのでしょうか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「セーフティーコミッションとはこの内容について少し話したんですが、数名のライダー達はライディング中に作業が増えることを嫌がっていました。実際に情報を読み取るのが難しいということもありますし、別のライダーはフィードバックが増えるということで喜んでいます。これによって状況をより良い形でコントロールすることが出来るということでしょう。」

バレンティーノ・ロッシ

「自分としてはこれは助けになるものだと思います。車やF1で採用されているようなものとは異なりますし、車の場合はコーナーとコーナーの間にかなりのフリータイムがあります。バイクの場合はこうした時間が少ないですし、より自分自身の決定によるところが大きいでしょうね。ただいずれにしても大きな助けにはなるでしょうね。」

マルク・マルケス

「自分としてはフラッグtoフラッグレースの状況よりも重要なペナルティなどの伝達において意味を持つと思います。そこから当然情報を得ることが出来ると思いますが、ほとんどはピットボードからによるものでしょう。ただもちろん助けにはなると思いますよ。ペナルティがあった場合などに関してはこうした事が助けになりますからね。」

 

Q

「アッセンの後ではなぜ転倒したのかわからないと話していました。外から見ていると少し加速がワイドだったのかなと思いますが、何が起きたのか分析出来ますか?」

マーべリック・ビニャーレス

「ええ。分析をしたんですが、どうやら自分はヤマハのマシンには急激過ぎる形で向きを変えてしまったようで、力も加え過ぎてしまったようですね。ですからヤマハのマシンを操縦する際には、トレーニングを減らしたほうが良いのかもしれません。それに自分はギャップを早く詰めたいと思っていたので、急な操作になっていたんですよね。後はアクセルが急激だったんです。最初ウイリーの状態になって、そこから急激に向きを変えようとしてしまったんです。バイクが向きを変えるのに適切なバランスになっていなかったんです。正直、自分はシケインで転倒したことは無かったんです。特にシケインの出口ではね。ただ何かこうした事が起きると学ぶ事があるんですよ。アッセンではこうした学びがありましたし、これが最も重要なことです。」

 

Q

「アッセンではシャーシを変更していましたが、今回はどうなのでしょうか?古いシャーシのバイクが1台、新しいシャーシのバイクが1台あるのか、それとも今週は違うのでしょうか?」

マーべリック・ビニャーレス

「アッセンに持ち込んだバイクは多くのポテンシャルがあったんですが、自分のライディングスタイルにはベストというわけではありませんでした。自分は少しアグレッシブ過ぎたんですね。シーズン前半で使用していたシャーシは、アグレッシブにライディングした時により自信を与えてくれました。特に向きを変える時、アクセルを開ける時により安定していました。ですから安心してライディング出来ていたんです。新しいバイクに関しては多くの部分で改善が出来ると思います。正しい選択をする必要があります。」

バレンティーノ・ロッシ

「自分としては状況はアッセンと同様ですね。」

 

Q

「ダニロ、あなたは多くのリスクを冒す事が出来ると話していましたが、雨の中ではあなたはエキスパートの1人として考えられています。こうした状況の中で以下に安全なラインとリスクのラインを判断することが出来るのでしょうか。」

ダニロ・ペトルッチ

「正直な話をすると、昔は常に雨が降ればいいのにと思っていました。これは自分がドライコンディションよりも速く走る事が出来るからです。これは今までドライではトップライダー達についていけるバイクでは無かったというのもあるでしょう。今でもレインコンディションで速い事は変わりませんが、一番先に転倒するのも自分なんです。ですから今はドライコンディションのほうが好みです。ドライでも速く走る事が出来ますからね。」

 

Q

「これでシーズン前半が終わりですが、昨年と比較するとMotoGPクラスで戦うことに関してバイク以外での大きな変化というのはなんでしょう?」

ジョナス・フォルガー

「バイク以外ね(笑)色々と他にもやることがあるってことでしょうか。一番の違いはチームとの作業ですね。より正確に作業をする必要がありますし、より多くのオプションがあります。ですからいろいろなオプションに関して作業をするということに関して、かなり慣れるに時間がかかりました。」

 

Q

「シャーシの状況についてアッセンと同じと話していましたが、ということは旧型と新型が1台づつということですね。フラッグtoフラッグのレースの場合は困ったことになると思うのですが、どちらのバイクでどのような天候の時にスタートするのでしょうか?」

バレンティーノ・ロッシ

「(笑)確かにフラッグtoフラッグの場合は面白いことになるでしょう。確かに時間がないので1台づつなんです。ブルノでは状況が変わるかもしれません。ですからフラッグtoフラッグのレースの場合は困るんですけど、新しいシャーシのほうがフィーリングは良いのでこちらでスタートすることになるでしょう。ただ旧型シャーシのほうも参考にするために常に使用しているんですよ。それにこうしたコンディションですから、しっかりとこちらも準備をしておく必要があります。」

 

Q

「ドヴィとバレに質問です。11ポイントに4名のライダーがいるというのは素晴らしい状況だと思います。ただダニ・ペドロサについても可能性はあるのでしょうか?彼はあなた達から28ポイント差という状況です。ドヴィ、これについてはどう思いますか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「もちろんその可能性はあるでしょう。彼は非常に速いライダーですし、先週末はあのコンディションのせいで、彼の体重だとかライディングスタイルで問題が起きたのかもしれません。ただ彼もチャンピオンシップ争いをするだけのチャンスがあると思いますし、それに今年、そして昨年の状況を考えると毎週いろいろな事が起きる可能性がありますし、簡単にミスをしてしまう可能性があります。それに間違った方向性に進んでしまうと多くのポイントを失う可能性があります。バイクがタイヤに完璧に合わなかったり、完璧なライディングが出来なかったり、レースの中で4位、5位、6位と順位が変わってしまうのは簡単なんです。彼にも可能性は当然開かれていますよ。」

バレンティーノ・ロッシ

「ペドロサの状況は今年のチャンピオンシップを上手く説明しているでしょうね。アッセンの前は自分がチャンピオンシップ5位で、確かトップまで28ポイントだったと思います。それでペドロサは自分の前にいました。アッセンの後では自分が3位、 7ポイント差となって、ペドロサはタイトル争いからは外れてしまったように思えますが、これは正しくありません。アッセンではペドロサはどのコンディションでもスピードがない状態でした。ただ明日からはペドロサはここザクセンリンクを得意としていますから、メインライバルの1人となるでしょう。28ポイントというのは僅か1戦分のポイントと少しですから、彼がチャンピオンシップ争いに絡んでくるということは忘れてはいけません。」

 

Q

「よりグリップがあるということは、ここでより戦闘力を発揮出来ると思いますか?」

バレンティーノ・ロッシ

「アスファルトの状況というのは皆にとって大きな驚きとなるでしょう。誰も状況を理解出来ていませんから。それに残念ながらミシュランもここでは自分達はもちろん、テストライダーともテストを出来ていませんから。誰もがアスファルトに関しては良い作業がされているということを望んでいます。ル・マンのようであれば最高ですね。ですから、現状では自分達にとって良い路面なのかどうなのかといったことは判断が出来ません。明日を待たねばならないでしょう。」

 

ニック・ハリス

「フロアからの質問は十分でしょうか?それではスティーブン・デイからソーシャルメディアの質問をお願いしましょう。」

 

スティーブン・デイ

「それではチャンピオンシップリーダーから聞きましょう。ドヴィ、Instagramからの質問です。”あなたが有名なMotoGPライダーであるにも関わらず、あなたのガールフレンドはあなたに家事などをさせるのでしょうか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「ええ。大体の家事はやりますね。自分達の関係は普通だと思いますよ。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではマーベリック。Instagramからの質問です。”もしゲームMotoGP17をプレイするとしたら、自分は選べないとしてどのライダーでプレイしますか?”」

マーべリック・ビニャーレス

「自分ですね。あ、自分は駄目なんですか?1つゲームに関して言っておくと、自分のステータスが凄く低かったんですけど、これは正しくないですね(笑)(※会場笑)特にコーナリングスピードに関してはもっと速いですよ。(笑)誰でしょうね。ただ、ヤマハのバイクを選ぶことは間違いないです。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。バレ、Facebookからの質問です。あなたはキャリアを通じてブランドと言える存在になっていますが、一番最初の給料で何を買ったか覚えていますか?」

バレンティーノ・ロッシ

「自分はラッキーだったと言えますが、当時の125cc、250ccライダーの給料はもっと高かったんです。良い時代でしたね。最初は自分の1台目の車を買ったと思います。最初に買ったのはスバルの車です。18歳でしたね。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。マルク、Twitterからの質問です。”MotoGPの後にキャリアを選ぶとしたら次の3つから何を選びますか?(1)ライダーアカデミーを作る(2)ワールドスーパーバイクに参戦する(3)レースディレクションで働く”」

マルク・マルケス

「多分ライダーアカデミーです。子供向けのね。子供は大好きですし。レースディレクションはないでしょう。とても難しい仕事ですし、皆が不平を述べますから(笑)」

 

スティーブン・デイ

「マルクありがとう。それではダニロ、Instagramからガールフレンドに関する質問です。”もしガールフレンドがレースを辞めるように言ったとしたら、何をしますか?”」

ダニロ・ペトルッチ

「別れるでしょうね。それは明らかですね。それか”じゃあ代わりに働いてよ”と言うでしょう。(笑)」(※会場爆笑)「働いてるのは自分ですからね(笑)」(※なぜか自分のコメントに大受けのペトルッチ選手) 

 

スティーブン・デイ

「ダニロありがとう(笑)それでは最後にジョナス。Instagramからの質問です。”オクトーバーフェスに連れていくならどのライダーですか?そしてその理由は?”知らない方のために説明しておくとこれは大規模なビールフェスティバルのことです。」

ジョナス・フォルガー

 
「多分バレかな?ヨハンも連れていこうかな。何人のライダーを連れて行けるの?」

スティーブン・デイ

「全員でもいいですよ。」

ジョナス・フォルガー

 
「であれば全員かな(笑)」

スティーブン・デイ

「ありがとうございました。」

 

ニック・ハリス

「皆さんありがとうございました。」

(Photo courtesy of michelin)

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