★NTS CEV Repsol Moto2 第三戦 Valencia: 決勝レポート

#44 スティーブン ・ オデンダール選手にようやく 3 位表彰台! #76 尾野弘樹選手も 5 位フィニッシュの成果!

FIM CEV Repsol 第三戦の決勝レースが 2017 年 7 月 10 日(日)にスペインの Circuit Ricardo Tormo Valencia で開催されました。 気温が32度まで上がる炎天下の中、 決勝レース1回目、そして決勝レース2回目とも全ライダー、全チームにとってとてもチャレンジングなイベントとなりました。44号車のスティーブン・オデンダール選手 (南アフリカ) は5番グリッドから、 76号車の尾野弘樹選手は13番グリッドからレース1、 レース2共にスタートとなりましたが、 チームが総力を挙げて NTS Sportscode T.Pro の優秀なライダー2名の為にパズルを解こうと懸命に努力をしており、レースに向けて両選手(のメンタリティー)は共にポジティブでした。

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決勝レース1回目、オデンダル選手は良いスタートを決め3位を争い、尾野選手もオープニングラップ終了時で8位に付けていました。悔しいのは、両選手ともに良いリズムで流れを掴みかけた矢先、レースが赤旗中断となりました。レースディレクションは急遽、公式レースを12周のレースとして再スタートをすることを決定しました。

決勝レース1回目の仕切り直しのスタートで、スティーブンはリアタイヤのグリップを引き出すことが出来なくなり、本来のスピードに乗ることができませんでした。一方の尾野選手は、ライバル達を徐々に追い上げながらトップ10位以内の完走を目指していました。合計12周のレースで、オデンダール選手は明らかなトラクション不足に苦しんでおり、レース展開を大きく動かすことが出来ませんでした。世界グランプリmoto3経験者の尾野選手については、ようやく許容できるペースで周回を重ねることが出来ていたのはとてもポジティブです。最終的にレース1でオデンダール選手は6位、尾野選手は8位完走となりましたが、オデンダール選手のデータを分析して、ライダーがタイヤの内圧を規定値に上げるまで、通常より多くの時間を要していたことが通常と異なる唯一の点だと結論づけ、決勝レース2に向けて切り替えることにしました。

決勝レース2回目で、オデンダール選手はタイヤのフィーリングに自信を取り戻し、ようやく想定されたマシンのタイムで周回を始めました。激しい2位争いの接近戦をレース序盤から終盤まで繰り広げ、最終的に、ようやく、オデンダール選手は苦労した週末を考えると受け入れられる納得の3位表彰台を獲得することができました。

尾野選手についても決勝レース2回目では喜ばしい5位完走というリザルトを獲得し、チームはそれを誇りに思います。このMoto2ルーキーは、乗るたびに大きな成長を見せており、ラップタイムも2016年度チャンピオンであるチームメイトのオデンダール選手に迫ってきています。チームはオデンダール選手が急遽採用したプロトタイプのカウルを含む多くの開発部品のデータを収集することに成功しており、 次のレー スに向けては NTS Sportscode T.Proのライダーはより強力になると信じています。次戦、エストリルサーキット(ポルトガル)でまた会いましょう!

#44 スティーブン ・ オデンダール選手コメント : 現時点でのランキング3位

「レース1では、表彰台争いをするのがとても困難でした。なぜならレース1ではタイヤからベストなフィーリングを得ることが出来なかったので、表彰台に上がれないながらも少しでも多くのポイントを獲得しなければと冷静に我慢のレースをすることとなりました。レース2では良い感触が得られたのですが、表彰台をチームに持ち帰りたいという気持ちが強すぎたのか、少々ナーバスになりすぎたのかもしれませんが、限界以上に攻めてミスを犯すよりは良いと考えるました。何にせよ、チームが表彰台を獲得したことはとても嬉しいですし、次のレースで私達は今週末で得た進化を以て、よりコンペティティブになっているはずです。」

#76 尾野弘樹選手コメント : 現時点でのランキング8位

「ウォームアップから良い感触が得られていたので、レースに向けては自信を持って挑むことができました。レース1が赤旗で中断されたのですが、集中力を維持することが出来ました。一方で自分の課題は前のライダーにどう挑んでいくか、という点も見えてきました。レース2においても状況は似ていて、前のライダーに付いていく展開となりましたがアタック出来ずにレースが終わってしまいました。とはいえ、レース1でもレース2でも自己ベストを更新することが出来ましたし、ようやくレースが出来るところまで来たという感触があります。満足はしていませんが、納得がいく嬉しいレース結果ですし、この経験が次のレースでも確実に生きると思うので、引き続き頑張って行きたいと思います。」

生田目將弘チームオーナーコメント

「事前テストで見えていたパフォーマンスが発揮できないという苦しく難しい週末となりました。ただ、このようなことはどのチームにも起こることですので、次のレースに向けて引き続き前向きに進んでいきたいと思います。スティーブン選手には100%の努力を以てチームにとても意味深く重要な表彰台獲得を達成してくれたことを感謝したいと思います。また尾野選手についても容易ではないここまでの進化をもたらしてくれたことを素直に喜びたいと思います。この場を借りて、チーム、ライダー、スポンサー関係者各位、そしてNTSの車体を一生懸命製造してくれているNTSの社員のみんなに感謝したいと思います。有難うございました。」


<株式会社エヌ・ティー・エス プレスリリース>

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