★MotoGP2017チェコGP クラッチロー 第6頚椎を骨折したまま5位を獲得

チームからは一旦体調に問題はないと発表のあったクラッチロー選手ですが、CTスキャンの結果、第6頚椎に転位のない骨折(※骨に亀裂が入った状態)がある状態だったとのこと。痛みがあるものの我慢して走行。そのまま5位を獲得したとのことですが、一歩間違えれば非常に危険な状態だったと言えます。とはいえ、この「レースをするためにここにいる」と言い切る姿勢、どこかのファクトリーライダーにも見習って欲しいものです。

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カル・クラッチローは日曜のチェコGPで転位の無い第6頚椎の骨折を負いながら5位を獲得したようだ。クラッチローは土曜に、Asparのアルヴァロ・バウティスタのDucatiから漏れたオイルによって転倒して背中に怪我を負った。しかし当初、レントゲンではこの骨折は確認されず、クラッチローは地元の病院でCTスキャンを受けることとなった。

その後医師からドクターストップがあったもののクラッチロー土曜日の走行を全て予定通りに終え、トップサテライトライダー、5位でレースを終えた。しかしクラッチローは土曜の夜に再び病院を訪れている。

クラッチローは土曜の最初の病院訪問ではスキャンを受けていなかったようで、地元の医師がクラッチローの身体に問題はないという診断を当初下したため、MotoGPドクター達はクラッチローに土曜の走行を思いとどまらせることが出来なかった。CTスキャンは土曜夜に行われ、これはLCRチームが”スキャンの結果、いかなる骨折も見られなかったため、クラッチローはレースに出場します”と発表したあとだった。

カル・クラッチロー

「土曜にサーキットでレントゲンを撮影して、その結果第6頚椎の骨折がわかったんで、地元病院にCTスキャンを撮りに行きました。でも地元の病院はCTの準備ができていませんでした。実際誰もいなかったんですよ。練習走行の前か夜にCTスキャンを受ける予定だったんです。1時間程度だからということで練習走行の前を希望したんです。待合に座っていて、CTスキャンを撮りに向かったんですが、そこには誰もいなかったんです。で、仕方ないんで予選に参加したってわけです。こういう状況だったので、情報の混乱があったんです。」

「サーキットドクターは問題ないと話していましたし、バイクに乗ることにしたわけです。Dr. CharteとDr. Mirがやってきて、Doctor Zasaもいました。彼らは状況に満足してない様子でしたね。というのも、それが転位のある骨折ならというリスクがあり、その時点では彼らはどうかわからなかったんです。危険な状況かもしれなかったわけです。」

「ただ、自分はバイクレーサーで、単純にバイクに戻ったってだけです。サーキットドクターが問題ないとしたわけですし、彼らも自分も止めることは出来ない状態でした。ドクター達は本当に素晴らしい腕を持った方達ですから尊敬はしますし、彼らが教えてくれること、行ってくれる処置は本当に素晴らしいものです。100%彼らを信頼していますし。ただ、自分の体に関する決定は自分でします。練習走行や予選に参加しない事を厭わないか、背中を痛める危険を冒すか?自分はそこで練習走行と予選に参加するほうを選択しました。これはホンダにとっても嬉しくない決断だったわけですが、自分はここにレースをするためにいるわけで、体調は良いと思っていたんですから。」

「CTスキャンは転位の無い骨折ということでした。ですから安心していたんです。自分にとってもライディングに支障はありませんでしたし。痛みはありましたけど我慢出来ないような痛みではありませんでした。激しい転倒だったので首も痛みましたけどね。土曜の段階で身体上問題ないとお墨付きももらっていました。土曜日もそのままライディングして、特に何もいわれませんでした。ここにいるドクター達は本当に優秀な方ばかりです。自分が走行することを快く思っていなかったのは間違いないでしょう。過去に同じようなことをした多くのライダーに対してと同様に、苦々しく思っていたでしょうね!」

決勝レースではクラッチローは最高で4位ポジションで走行。最終ラップにロッシに抜かれたものの、トップサテライトライダーとして完走した。なお、マルケスはピットインする際に、故意に数名のライダーを前に行かせたという疑惑が持たれている。

カル・クラッチロー

「抜き返して来なかったんでピットインを考えているんだと思いました。あれはマルクらしからぬ走りですし、最終コーナーにさしかかった時にマルクのことを”このク◯野郎!”って感じで睨んでやったんです。これから彼が昨年のザクセンリンクのように皆を置き去りにしてリードするのがわかってましたからね。」

(Photo courtesy of michelin)

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