KTMはチェコGPでポル・エスパルガロ選手がKTMの初のトップ10フィニッシュとなる9位を獲得しましたが、KTMのホームグランプリとなったオーストリアGPにおいて、ワイルドカード参戦したテストライダーのミカ・カリオ選手が10位を獲得しました。ミックスコンディションではなく、ドライコンディションのオーストリアでの10位というのは価値ある10位と言えるでしょう。参戦1年目での高いポテンシャルには今後も期待が高まります。

オーストリアGP10位 ミカ・カリオ

「本当に、本当に凄いレースでした。レース前は現実的にポイントを獲得出来るかもしれないと思っていたんです。なんとか良いスタートが出来て、ターン1までにいくつか順位を挽回することが出来ました。周りのライダー達についていきました。このトラックはデータで見る限りはそこまでハードなトラックではないんですが、特にブレーキングに関して非常にフィジカル面で要求の高いトラックですね。自分は最近レースをしていないので、もう少しレースをしていればあらに近づくことが出来たでしょう。そうは言っても、今日は自分がMotoGPでレースをした中ではベストレースの1つでした。優勝ライダーとの差を見れば19.7秒差で、自分にとっては最も差が小さかったレースとなりました。ですから28周のレースの中で考えると、KTMのMotoGPプロジェクトにおいて大きな前進でしたし、その一員であることを本当に不思議に思います。」

(Photo courtesy of KTM)

<KTM プレスリリース>