★MotoGP2017 Pramac Ducatiフランセスコ・グイドッティへのインタビュー

Pramac Ducatiのチームマネージャーであるフランセスコ・グイドッティへのインタビューがありました。ミラー選手獲得の理由、レディング選手放出の理由、また活躍を続けるペトルッチ選手に関する話題もあります。

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Pramac Ducatiのチームマネージャーはオーストラリア人ライダーであるジャック・ミラーを2018年に獲得した理由、ダニロ・ペトルッチの調子の向上、スコット・レディングとの契約を更新しなかった理由などを語った。

 

Q

「2018年は新しいライダー体制となります。」

チームマネージャー フランセスコ・グイドッティ

「来年は今から考えるとだいぶ先ですけどね。将来のシートを確保することが出来たことは嬉しく思っていますが、現時点では今シーズンにしっかりと集中が必要です。まだ8戦残っていますから。まだシーズンが終わったわけではありません。しっかり仕事をして来年のプランを作る必要があります。」

 

Q

「ジャックとの契約について少しお話していただけますけ?彼はどのようなマシンを使用するのでしょうか?」

フランセスコ・グイドッティ

「スコットと同じ状況です。ダニロはファクトリーバイクを引き続き使用します。ですから、彼は2018年型です。来年の始めに関しては今年と同じような状況です。ウインターテストと初戦に関してはいくつか開発をする必要があるでしょう。ジャックは2017年型のバイクを使用します。これは明確で、これ以上お伝えすることはありません。」

 

Q

「なぜジャックがPramac Ducatiに合うと思ったのでしょうか?」

フランセスコ・グイドッティ

「彼が移籍を希望したからです。ライダーは練習走行やレースの中で、互いに学び合うものなんです。彼はおそらくDucatiの中に彼が求めている何かを見つけたんでしょう。彼はDucatiに乗ればさらに良い結果を残せると確信しています。Ducatiが彼の移籍をサポートし、主に我々は彼の才能に魅力を感じました。何が出来るかを示していきたいと思います。」

「スコットに関しても同様です。正直に言うと昨シーズンのはじめは非常に良かったんです。冬季テストはクレイジーで、シーズン開始は非常に良い状況でした。ただその後に状況が悪化、後半戦にあまり良い結果が得られませんでした。今シーズンに関しては出だしは非常に良かったんです。ただ期待していたほどではありませんでした。これは自分達も彼にとっても同様ということです。将来について話をした時、同じレベルにいたんです。こういう状況というのはあまりうれしくないものです。彼はいくつかミスをしましたし、自分達もそうです。しかし互いに上手くいっていないというのも事実です。ですから彼も今回の内容には納得しているんです。彼ももはや怒ってはいませんし、我々も彼に対して怒りはありません。未だに良い結果を求めて互いにプッシュしていますし、同意の上での離婚といった形です。良い形を求めていきますし、良い形で終えたいと思っています。誰かが彼はアプリリアに行くと話していました。私が彼にお願いしたのは、今シーズンにしっかりと集中するということです。彼はバレンシアまで100%プッシュ出来るだけのプロだと思います。」

 

Q

「もう少しのサポートがあれば、ジャックはどのような結果を残せるでしょうか?」

フランセスコ・グイドッティ

「結果が出ていない時というのは、必ずしも片方にだけ原因があるのではないんです。確かに何かが上手く機能していないわけですが、それは我々もスコットと何がうまくいっていないのかを理解する必要があるのと同様です。正直なところ、ジャックとホンダの間で何が上手くいっていないのかはわかりません。時にはチームの中で解決策を見つけるのが難しいことがあるんです。完全に環境を変え、バイクを変え、新しいもしベーションがあれば、彼も速く走れるのだと願いたいですね。最終的なゴールは速く走ることですから。」

 

Q

「今年スコットがコンスタントな成果を収めていないということを理解するのが難しいと語っていました。なぜそう思うのでしょう?」

フランセスコ・グイドッティ

「これは実に妙なんです。ウインターテストは昨年と全く異なっていたんです。常にトップだったんですが、今年は常に中盤からそれ以下なんです。ただシーズンが始まるとそこまで結果は悪くありませんでした。トップ10、トップ15でした。ル・マンで技術的な問題があった時もです。これは練習走行でも同様です。通常練習走行は普通、もしくは非常に良い結果なんですが、レースではいつも何かが起きてしまうんです。色々と試していますが、自分達が予想したほどの改善が見られないでいます。手遅れになる前に別れたほうが良いでしょう。個人的には特に言うことはありません。彼は素晴らしいヤツです。個人的に言わせると彼は素晴らしい選手です。こうした未来を話した後でも週末のオフを一緒に過ごしましたし、互いの歩む道が異なることは理解しているわけです。互いに連絡を取り合っていますし、ミニバイクに乗ったり、一緒の時間を過ごしています。これはプロの世界ですから、上手く行くときもあればそうでない時もあります。こういうことっていうのは、議論をする理由として良いとは言えません。私はまだ今シーズンに集中したいと思っています。」

 

Q

「ダニロが2018年もPramacで走ります。彼の最近のパフォーマンスに関してはいかがでしょう?彼はGP17により慣れてきたのでしょうか?」

フランセスコ・グイドッティ

「おそらくそうでしょう。他に理由はありません。小さなことが重なって違いを生み出すんです。ムジェロでは彼はクレイジーなレースをしました。凄かったですね。バルセロナで1列目を獲得、アッセン、ザクセンでもそうでした。アッセンの表彰台は少し雨もありました。これは大きな助けになりましたね。そうでなければ、彼が表彰台を獲得出来たかどうかはわかりません。ドヴィが凄いスピードで走っていましたから。残り8周で彼は既にリアタイヤに苦戦をしていました。雨がレースのリズムを遅くするのに役立ちました。ここ4戦、5戦はいくつかの内容によって助けられました。また彼もこうした状況を上手く活用しました。明らかにメンタル面で彼は強くなりました。変わった状況、難しい状況でも、彼は落ち着いていることが出来ています。また、ファクトリーバイクというのも、彼がトップで走行する上での助けとなっていることでしょう。」

 

Q

「Ducatiは彼の役割に満足しているのでしょうか?」

フランセスコ・グイドッティ

「Ducatiが異なるライダーでも、そのポテンシャルを発揮出来るというのは素晴らしいことです。Ducatiが特殊なバイクということは理解しています。ストーナーのみがチャンピオンシップ優勝したバイクですから。シーズンの今の段階では、ドヴィが2勝、ダニロが2度表彰台を獲得しています。これはロレンソにとっても助けとなるでしょう。このバイクで2人のライダーがコンスタントに表彰台を獲得するというのは、大きなモチベーションになるでしょう。Ducatiにとっても良いことだと思います。」

(Photo courtesy of michelin)

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