★MotoGP2017イギリスGP 木曜プレスカンファレンス翻訳

イギリスGPの木曜プレスカンファレンスの翻訳をお届けします。今回は来年からMarc VDSからMotoGPに参戦することが公表されたトーマス・ルティ選手も交えてのプレスカンファレンスとなっています。

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ニック・ハリス

「晴天のイングランドへようこそ。第12戦イギリスGPの舞台であります。ドニントンパークでレースが開催されていた時から数えると、シルバーストーンでのレース開催はこれで8度目です。プレスカンファレンスには7人のライダーが出席しています。また、私の横のスティーブ・デイが今日もSNSからの質問を行ないます。今日はまずチャンピオンシップをリードするマルク・マルケス。今期3勝、チャンピオンシップをドヴィツィオーゾに対して16ポイントリードしています。シルバーストーンでは125cc、MotoGPなど全3クラスで優勝経験があります。マルクの右にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ。チャンピオンシップ2位。12日前のオーストリアでの優勝を含めて今期3勝。ここでは3度の表彰台獲得経験がありますが、彼にとっての最高のイギリスGPは、彼にとって初のMotoGPクラスレースとなった2009年のドニントンパークでしょう。マルケスの左にはマーべリック・ビニャーレス。チャンピオンシップ3位。マルク・マルケスとの差は24ポイント。今期3勝、Moto3で2012年にここで優勝しており、昨年は自身初となるMotoGPでの優勝。またスズキにとっては2008年以来初めてとなる優勝をもたらしています。ドヴィツィオーゾの右にはダニ・ペドロサ。チャンピオンシップ5位、チームメイトとの差は35ポイント。過去9戦で7度表彰台を獲得。ここでは3位を2回獲得、昨年は5位でした。マーべリック・ビニャーレスの左にはカル・クラッチロー。現在チャンピオンシップ9位、アルゼンチンでは表彰台を獲得。2010年にここでワールドスーパーバイクで優勝、昨年はポールポジションを獲得し、レースでは2位でした。反対側にはスコット・レディング。チャンピオンシップ15位、最高位はカタールの7位でした。2013年にMoto2で優勝、数年前には6位を獲得しています。反対側にはMoto2のトーマス・ルティ。ここでは昨年優勝経験があり、今期9度表彰台を獲得。1勝しており、来年からMotoGPに昇格するというビッグニュースがありました。」

 

ニック・ハリス

「それではマルク、まだオーストリアの興奮が続いていますが、今回も同じようなレースになるのでしょうか?」

マルク・マルケス

「確かにオーストリアは素晴らしいレースでした。家でソファーで見ながら実に楽しみました。ドヴィがもの凄く速くて、彼は自分よりも少しスピードがありましたね。自分も懸命に努力し、20ポイントを獲得出来たことが嬉しいです。ここシルバーストーンの前にミサノでテストをして非常に良い感触がありました。昨年のシルバーストーンは悪くない週末だったんですが、レースでいくつか問題がありました。とは言え表彰台に近いところでレースは出来ました。目標はコンスタントであること、フロントでレースをすることです。FP1から良いレースをする必要がありますが、ここでは天候が常に安定しません。ただ、今週に関しては安定した状態となるようです。とにかく自分のベストを尽くしたいと思います。」

 

ニック・ハリス

「シルバーストーンで言えば、あなたにとって良い時もあれば悪い時もありましたね。」

マルク・マルケス

「ええ。ここはカレンダーでも最も難しいトラックの1つです。最長のトラックの1つですし非常に難しいトラックでもあります。フィジカルコンディションによるところが大きいですし、タイヤを暖めるのが難しいサーキットでもあります。ただ、2013年に初めてMotoGPでここを走った時から良い感触を得ています。ここはマーベリックが強さを発揮するサーキットだろうと思いますが、ガレージと共に日曜に備えたいと思います。」

 

ニック・ハリス

「マルクありがとう。それではドヴィ、オーストリアでも話していたと思いますが、シルバーストーンは大好きとのことですが、何が起こるか楽しみですね。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「マルクも言っているように、実に長く、難易度が高く、バンプも多いサーキットで、そこにイギリスの天候が加わります。こうしたコンディションをコントロールするのは容易ではありません。ただ、MotoGPバイクで走るには最高のトラックです。昨年はエネルギー面で問題があったんですが、今年はまた違ったレースになると思いますし、そう信じています。より競争力が高いと思いますし、他のライダー達と似たようなペースで走れるでしょう。どうなるかですけど、今週は非常にリラックスした状態でレースを迎えることが出来ますし、先週のテストの内容にも満足しています。」

 

ニック・ハリス

「マルクと同じ質問ですが、オーストリアのような接戦をまた再現出来るでしょうか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「そう願いますね。この前のレースは本当に素晴らしいレースでしたし、家でレースを見ていて、レースをしていた時よりも楽しみました。あの時は8周フロントで走っていて自分のラインに集中しており、より正確に速く走ろうとしていました。最終コーナーは本当にクレイジーでしたけど、自分は集中して正しい判断を下すことが出来ました。ただ、今週末はより多くのライダー達が速いでしょうね。ですから毎週末ストーリーは異なりますけど、タイヤに集中していきたいですね。ただ、今週は天候が安定しているようですから、バイクの作業がしっかりと出来るでしょう。」

 

ニック・ハリス

「ドヴィありがとう。それでは昨年勝利したマーべリック・ビニャーレス。ここでは素晴らしい記録を残していますが、今のところ厳しい後半戦になっていますね。しかしここには自信を持ってやってきたことでしょう。」

マーべリック・ビニャーレス

「ええ。ここは素晴らしい記憶があります。小排気量もそうですし、昨年は特に決勝日に素晴らしい強さを発揮出来ました。今年はまた別ですが、ここに来る度に良いフィーリングを得ることが出来るんです。最初から100%でプッシュしてスタートすると言うことが非常に重要だと思います。タイヤの選択もそうですし、いかにタイヤを管理するかも重要になります。ですから金曜の特にFP2が、どのような方向性で行くかという判断をする上で重要になるでしょう。」

 

ニック・ハリス

「シーズンを本当に素晴らしい形で始めた後に現在苦戦しているわけで、シャーシの変更などする中で何か良い方向性が見えたという事はあるのでしょうか?」

マーべリック・ビニャーレス

「多少の変化はあります。ただ良い時というのは、そこから得られるポジティブな部分を全て取り込もうとするわけです。ミサノでのテストではエレクトロニクスが良い感触で、1日中良いフィーリングが続いていました。ですから、こうしてテストを行ってシルバーストーンに訪れたというのは非常に良かったですね。

 

ニック・ハリス

「マーベリックありがとう。それではドヴィの右のダニ・ペドロサ。ダニ、ここ9戦で7つの表彰台、1勝もしていますが、素晴らしい安定感でチャンピオンシップにおいても良い結果ですね。」

ダニ・ペドロサ

「確かに過去数戦は非常に良い形で進んでいます。前回のテストからハードに働いています。同じレベルを維持出来ればと思っていますし、数日前のテストでも良いフィーリングがありました。週末の中で最も重要なことはFP1から良いラップをすることです。このトラックは走行する機会が少ないですし、非常に長く幅も広いですから、色々なラインを選べますしバンプの位置も覚える必要があります。ですからここでのトラックテスト、そしてタイヤを試すということは非常に重要になるんです。そしてトラックを学んでフィーリングを掴んでいくことが重要なんです。」

 

ニック・ハリス

「予選が本当に重要になりますが、オーストリアでは前の2人に追いつく為に大変な努力をしました。タイヤも体力もかなり消耗して辿り付いたわけで、今回はもう少し前からスタート出来れば嬉しいでしょうね。」

ダニ・ペドロサ

「ええ。ですからFP1から全てが本当に重要になるんです。そして予選もまた重要なポイントとなります。ここでのスタートでは第1シケインも重要なポイントです。そして、ここではタイヤにしっかりと集中して、どれがレースには最適なのか、どれがタイムを出すには最適なのかを理解すること。適切なセッティングと走り込みもまた週末に役立ちます。昨年は週末にこのトラックでは苦戦しましたから、今週末も良い形で週末を迎えることが重要です。」

 

ニック・ハリス

「ダニありがとう。それではマーベリックの横にいるカル・クラッチロー。カル、昨年はポールポジションからレースでは2位でした。同じような状況を繰り返すことが出来れば良いでしょうね。」

カル・クラッチロー

「そうですね。シルバーストーン戻ってくるのは常に楽しみなんです。GPファンのために常に最高のショーをしようとしています。全てのカテゴリーにイギリス人ライダーがいますから、これもまた素晴らしいことですよね。ファンにとっても応援するライダーがいるわけですから。今年のMotoGPに関しては素晴らしいレース、素晴らしいイベントになっていると思います。」

 

ニック・ハリス

「ここシルバーストーンではワールドスーパーバイクで優勝しており、昨年は素晴らしい走りでした。そこまでユニークなトラックではありませんが、ここは本当に高速なトラックですね。」

カル・クラッチロー

「キャリアを通じてここでは良い結果を得ることが出来ているんですよね。特に好きというわけでもありませんし、バンプもそこら中にあるわけですけどね。今年は本当に接戦にあんるでしょうから、今週もまたそうなると思います。チャンピオンシップの多くのライダーが現時点で非常に素晴らしいレースをしています。ここでまたどういったレースが出来るか楽しみですね。」

 

ニック・ハリス

「カルありがとう。それでは反対側のスコット・レディング。あなたにとっても重要なレースになりますね。」

スコット・レディング

「ええ。確かにホームGPというのは常にそこに戻ってきたくなるものですよね。多くのライダーが天候だとかトラックコンディションについて話をしていますけど、明日走ってみて初めてわかるでしょう。少し暑くなるかもしれませんし、雨が降るかもしれません。出来る限りのトラック走行時間を有効に使う必要があります。そしてこれが常に目的でもあるんですが、タイヤを機能させ、エレクトロニクスに時間を裂いて、日曜に向けて最高のパッケージを作りあげるわけです。」

 

ニック・ハリス

「今年は厳しい1年ですね。コンディションが厳しい時はスピードを発揮出来るなど助けられてはいますが、簡単ではないでしょう。」

スコット・レディング

「そうですね。いつも良いポジションにいる時などに、不幸にもメカニカルプロブレムが発生したりするわけです。またいくつかのレースでは苦戦もしていますが、オーストリアの週末ではやり方を少し変えて、ずっと戦闘力を発揮することが出来ました。レース前半は苦戦しているんですが、今の戦略がこれからのレースで自分を助けてくれると考えています。現在はトップ10でレースを終えて、良い形でシーズンを終えようと努力しているんですよ。」

 

ニック・ハリス

「来年に関しては発表がありましたが、これはあなたのレース人生をイージーにするものと言えるでしょうか?」

スコット・レディング

「多くの人が契約に関して尋ねてきますが、既に契約が済んだことは済んだことです。このプロジェクトを楽しみにしていますし、バイクを自分好みに開発出来ることを願っています。アレイシと一緒にね。どうなるかわかりませんが、こういうチャンスを貰ったことを嬉しく思っています。」

 

ニック・ハリス

「それでは反対側のトム・ルティ。現在チャンピオンシップで2位ですが、昨年Moto2クラスで優勝しているわけですが、今回のニュースはMoto2では無くMotoGPについてです。」

トーマス・ルティ

「ここにいるライダー達と一緒の場に座れるだけで本当に光栄なことです。ですからMarc VDSチームにはこのチャンスを与えてくれたことに対して感謝をしたいと思います。決まるまでは色々とクレイジーな状況でしたが、今はこうして全てが明確になりました。まだMoto2クラスでも7レースありますからこれで集中も出来ますし、まだやるべき仕事が残っています。当然タイトル争いをしていきたいと思っていますし、この状態で進んでいきたいと思います。」

 

ニック・ハリス

「あなたにとっては125cc、250cc、Moto2と走って、MotoGPにステップアップするには、かなりの年月がかかりましたね。かなり遅めの決断とも言えるのではないでしょうか?」

トーマス・ルティ

「毎年これが正しいかというよりは、毎年挑戦をしているわけなんです。これは確かに夢が叶ったという状況なんですけど、常にMoto2で良い結句を得ることが重要で、そうすればこういうチャンスが巡ってくるかもと思っていたんです。これが来年ようやく実現するわけで、自分にとっては本当に最高ですね。」

 

ニック・ハリス

「Moto2チャンピオンシップについて少し話をすると、モルビデッリは負かすのが大変な相手ではないでしょうか?」

トーマス・ルティ

「彼はシーズン開始から素晴らしい走りをしていて、それで今もそれが問題になっているわけです。ただ、彼も無敵ではありませんから、集中していきたいと思っています。バレンシアまでにはフロントに立っていたいと思っています。これが現在の目標で、この後に新しいストーリーが始まるわけです。」
 

ニック・ハリス

「トム幸運を。私からは以上です。フロアからの質問をどうぞ。」

 

Q

「ダニ、125ccではかつてトムと戦っていましたが、トムが最高峰クラスにステップアップすることに関してどう思いますか?また彼の最高峰クラスへのアプローチについて何かありますか?」

ダニ・ペドロサ

「彼とは前に少し話をしたんですが、その際におめでとうと伝えました。最近はMotoGPクラスに加わるのがどんどん難しくなってきていますからね。ただ、最近はサテライトチームがより多くのライダーを迎え入れることに関して素晴らしい仕事をしています。彼はMoto2で長い事走ってきたわけですが、昨年MotoGPバイクのテストは既に終えた状況ですよね。125ccクラスの元ライバルとして言うと、自分は125ccで既に経験があった中で彼はルーキーだったんですが、彼は非常に強力なライダーでした。来年に関してはこれがまた同じ状況になるわけですけど、MotoGPはそう簡単なクラスではありません。バイクも簡単に乗れるバイクではありませんが、彼も非常にモチベーションを持っているわけですからね。」

 

Q

「バレンティーノはポイント差が大きいこと、そしてホンダ、Ducatiほどに競争力がないことから、チャンピオンシップ争いは難しいだろうと話していました。あなたはどう思いますか?」

マーべリック・ビニャーレス

「自分達はとにかくベストを尽くす必要があると思います。ミサノではかなり良い形で作業が出来ました。シルバーストーンのレースに備える事を考えると、エレクトロニクスで改善があったのは非常に重要なことでした。ミサノでは常に良い感触だったので、今回は非常に高いモチベーションを持ってここにやってきました。FP1から良い形で作業を進めてレースに備えたいと思います。」

 

Q

「ドヴィ、F1を見ているかわかりませんが、F1ではチームがライダーがいかにレースを終えるかどうかを決めていることが多々あります。MotoGPでも似たようなことが起きると思いますか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

そういうのはバイクレースでは見たくないですね。ここでそういうことは考えていません。」

 

Q

「ダニ、ドヴィ、マーベリックへの質問です。FP1でのバンプの対処についてなんですが、何かしら良いセットアップは見つかっていますか?」

ダニ・ペドロサ

「確かにここはバンプが酷いトラックで、場所によってそれが異なるというのもわかっています。ですからバイクのセッティングに関してもそうですし、どういう方向性が快適なのかを知る必要もあります。エレクトロニクスも大きな役割を果たすでしょう。昨年はバンプに関してかなり苦戦をしました。今年のトラックがどうなのかはわかりませんが、今年はバンプで少し苦戦をしている状態です。ですからバンプに関しては今週末に関して、より快適に感じることが出来るように作業が必要でしょう。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

バンプに関して正しいセットアップを見つけるのは実に難しいんです。バンプに関しての作業っていうのは、ブレーキングだとか旋回に関する話とはまた別ですから。ただ、バンプに関してはライバルよりも自分達の場合は問題にならないと思います。ただ、これはトラックがどうであるかを見てみないと何とも言えません。今年はF1が昨年よりもダウンフォースが大きいようですから、トラックが昨年と同じなのか大きく変わっているのかどうかを見てみる必要があるでしょう。」

マーべリック・ビニャーレス

「トラックを見てみないと何とも言えませんが、昨年のようにバンピーな路面であるとしたら、ヤマハのバイクは良い働きをするでしょうね。アルゼンチン、オースティンなどのバンピーなトラックで良い走りが出来ましたからね。ですから同じように良い走りが出来る事を願っています。ただ、いずれにしてもバンプでも機能しつつ、トラックの他の部分でも機能するバイクっていうのは難しいんですよ。どこかでプラスになるエリアがあれば、どこかで失うエリアもあるわけです。ハードに働いて良いセットアップを見つけるようにしないといけません。」

 

Q

「マーベリック、バルク、ドヴィ、ダニに質問です。来年のイギリスGPはドニントン・パークで開催されるかもしれないという噂があります。ドニントンとシルバーストーン、どちらが好みですか?」

マルク・マルケス

「昨年もこの話題はありましたけど、最終的にシルバーストーンというのは素晴らしいサーキットなんです。ただ昨年もリクエストをしていましたが、ここは非常にバンピーなのでこれからもレースをするのであれば再舗装が必要です。ドニントンは少し小さいながら、同様に素晴らしいトラックです。素晴らしいアップヒル、ダウンヒルもありますし。ですから個人的にはどちらでもOKです。大事なことはイングランドでこうしてレースを開催する事ですから。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「ここのアスファルトが新しくなれば、確かに素晴らしいトラックですね。でもドニントンでも自分には良いトラックですから問題ありません。バレンティーノと一緒に走って全てのクラスで勝利しているトラックですから、自分にとっては悪くないトラックですよ。」

マーべリック・ビニャーレス

「ドニントンは面白いトラックだと思います。自分は走ったことはありませんけどね。ただ、自分はシルバーストーンが好きなので、ここでレースを続けたいですね。再舗装が終われば非常に良いトラックになるでしょう。」

ダニ・ペドロサ

「どちらのトラックも間違いなく素晴らしいトラックです。こうした路面の問題はF1に起因するものがありますので、再舗装は必要でしょう。F1とトラックは共通なわけですから、いつまで路面が綺麗な状態で残るかどうかはわかりませんけどね。ドニントンに関しては天候についてはほぼ同じような問題があります。トラックレイアウトに関してアップダウンもありますし、美しいトラックです。ですからドニントンで走るという事に関しても悪くはないですね。」

 

Q

「スピルバーグのようなトラックでなぜソフトタイヤで走行出来たのか?(※レースで)また、イタリア人であるあなたが、イタリアのバイクでチャンピオンシップ争いをしているという事に関してどのように思っているのかを伺いたいのですが。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「昨年と今年のタイヤの状況に関しては、誰にとってもマネジメントが難しい状況です。全てのバイクは動きが異なりますし、ライダーの乗り方も異なります。バランスを取るのが難しくて、タイヤの良いパフォーマンスを発揮出来る幅が限られているんです。時にはあるバイクのほうが別のバイクよりも、タイヤを良く機能させることが出来ます。自分達の場合、タイヤが新しい時は良いグリップがありますし、自分達は100%でプッシュせずとも速く走ることが可能です。ですから練習走行でスピードがある時は、レースでもソフトタイヤでマネジメントが可能なんです。オーストリアの時のように序盤にプッシュする必要はないんです。オーストリアでは序盤プッシュしないでいたので、始めから終わりまで優れたスピードを維持することが出来ました。ただ、これは全てのトラックでそうというわけではありません。」

「人生に関しては確かに良くなっています。勝てるようになってくると周りの見る目が変わってきますね。そうは思っていなかったんですけど、これが実際に自分に起きていることです。今年の結果に関しては実に嬉しく思っています。これは皆がハードワークを続けたおかげなんです。自分もこの結果を得るために確かに週末に努力をしました。確かに昨年からバイクは良くなっているというのもあります。ベース自体は非常に良いものがあるんです。毎週末タイヤに関して素晴らしい形で作業が出来ていると思います。これが今年のチャンピオンシップにおける鍵だと思いますし、この部分に関してはライバルよりも良い形で作業が出来ていると思いますね。」

 

Q

「ブルノでのフラッグtoフラッグのレースの後、新しい手順が公開されました。ライダー達はどのような形でこれに合意したのでしょう?」

マルク・マルケス

「これを言っていいのかわかりませんが、FP2の後に新しいフラッグtoフラッグのマシン交換の手順をテストします。これを試した後に、どう感じたかをお伝え出来るでしょう。紙面上で見る限りはあまり良いとは思いませんが、まずはテストしてみたいと思います。」
 

Q

(別の記者)
「どのような方法なんでしょう?」

マルク・マルケス

「説明した紙があるので、それを見てもらったほうがわかりやすいでしょう。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「前回のセーフティーコミッションでは1つの合意に至ることが出来ませんでした。ある状況の中で皆がハッピーであるということは不可能です。ですから、まずは明日新しい方法を試してみるのはありだと思います。その後にセーフティーコミッションとポジティブな点、ネガティブな点を話し合って、決定を下したいと思います。」

ダニ・ペドロサ

「確かにドヴィが話したように1つの意見に関して合意に至ることが出来ませんでした。改定案は最適な方法とは言えないような気もしますが、まずは試してみて明日の午後にお知らせが出来るでしょう。」

 

Q

「ここでの雨のレースはあまり得意ではないようですが、Ducatiはアドバンテージがあるようです。Ducatiがスピードを発揮出来ると思うか、それともあなたも同様にウェットで良い走りが出来るでしょうか?」

マルク・マルケス

「Ducatiは常にレインレースが得意ですが、ドヴィもドラコンディションで良い走りをしています。ただ、雨でも正直構いません。2015年に2位を獲得し、バレンティーノとレースをリードしました。自分は転倒しましたけど良い順位でゴール出来ました。昨年もFP4でレインの中で良い走行が出来ました。いずれのコンディションも問題ありませんが、ドライレースを望んでいます。」
 

ニック・ハリス

「皆さんありがとうございました。それではシリアスな質問の後は、さらにシリアスな質問です。SNSからの質問をスティーブン・デイにお願いしましょう。」

 

スティーブン・デイ

「それではマルクにFacebookからの質問です。”どのレースをもう一度体験したいですか?そしてその理由は?”」

マルク・マルケス

「数多くのレースがありますが、前回のドヴィとのバトルのように楽しいレースもあります。ただ、最も自分が楽しんだレースというのは2014年のモントメロでしょう。あのレースではある部分ではロレンソとバトルをし、ある部分ではバレンティーノとのバトルがありました。そして最後はダニとのバトルになりました。最終的には自分が勝利したわけですが、こうしてこのカテゴリーのトップライダー達とのバトルが1つのレースの中であったという意味で最高のレースでした。」

 

スティーブン・デイ

「マルクありがとう。それではドヴィ、Instagramからの質問です。”今年のいくつかの勝利によって、タイトル争いに参加しているわけですが、あなたのキャリアの中でフラストレーションが溜まった瞬間について教えてもらえますか?”」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「自分の長いキャリアの中ではいくつかこうした瞬間がありました。2006年に250cc2年目で、チャンピオン争いをしていたんですが、最終レースにまでもつれてしまったんです。この時はバイクに良い感触が無かったんです。バイクに良い感触がない時というのは良い感じでは走れません。それにDucatiでの1年目も本当に難しかったのを覚えています。ですから今の状況というのが本当に嬉しいんですよ。」

 

スティーブン・デイ

「ドヴィありがとう。それではダニ、Instagramから2wheel TVの質問です。”あなたのヘルメットのトップに描いてある漢字は、あなたにとってどのような意味合いを持っているのでしょう?”」

ダニ・ペドロサ

「これは本当に沢山の意味があります。哲学、ライフスタイル、人生へのアプローチの仕方、個人的な問題であるとか、ゴール、人々と自分のゴールをどのように共有するのかなど、本当に多くの意味合いがあるんです。」

 

スティーブン・デイ

「ダニありがとう。それではマーベリック。次はInstagramからの質問です。自分のバイクに名前をつけるなら何にしますか?」

マーべリック・ビニャーレス

「なんでしょうね。マイベイビーかな(笑)」

 

スティーブン・デイ

「わかりました(笑)それではスコット、Instagramからの質問です。”他のライダーのタトゥーをデザインできるとしたら、誰にどのようなタトゥーを掘りますか?」

スコット・レディング

「自分がなんて答えるかはわかってると思いますけど、まぁそれは言わないで起きましょう(笑)難しいね。多分クラッチローにブルドッグのタトゥーを入れてもらおうかな。彼が笑ってるのをあまり見ないからね。ブルドックは彼のスタイルに合っていると思うんだ。(※クラッチロー選手 あえて無表情を貫く)」

 

スティーブン・デイ

「それでは次にカルに聞きましょう。Twitterからの質問です。”今週末のボクシングのマグレガーとメイウェザー戦についてどちらが勝つと思うか?そしてボクシングをするならどの選手と対戦したいですか?”」

カル・クラッチロー

「ボクシングについてはマグレガーを応援したいけど彼が勝てるかどうかはわからない。ボクシングの相手に関してはダニを選ぶね。彼が一番小さいから(※肩をすくめ、仕方ないだろう?というジェスチャー)」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。最後にトム、Twitterからの質問です。”ここにいるライダーの中で最もあなたを関心させているライダーは誰?”」

トーマス・ルティ

「ここいる全てのライダーが凄い選手だけど、1人選ぶならマルクですね。彼とはMoto2でも戦った事がありますけど、彼はあっという間にタイトルを獲得してしまいました。とは言え、ここにいるライダー達は皆凄いですよ。」

 

ニック・ハリス

「皆さんありがとうございました。」

(Photo courtesy of michelin)

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