昨日スズキから発表されている、2017-2018年シーズンの世界耐久選手権に関するリリースをお届けします。今シーズンのスズキ・エンデュランス・レーシングチームは、チーム体制が新しくなり、さらに完全新型となったGSX-R1000を使用します。昨年はチャンピオンシップ優勝をGMT94ヤマハに譲る形となりましたが、今シーズンこそは優勝を目指して欲しいところ。

スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)が、南フランス開催される2017-2018年シーズンの世界耐久選手権の開幕戦となるボルドール24時間耐久レースに、新しいチーム、新しいバイクで帰ってくる。

スズキ・エンデュランス・レーシングチームで長く活躍するヴァンサン・フィリップ、エティエンヌ・マッソンに加えて、新たにライダーとしてグレッグ・ブラックが加わる。彼は世界耐久選手権、スーパーストックで活躍したライダーで、元Suzuki Junior Team LMSのライダーであり、チャンピオン獲得経験もある。彼らが乗るのは2017年の新型スズキGSX-R1000スーパーバイクだ。

今週の開幕戦には59チームが出場。また全5ラウンドのシリーズ戦には33チームがエントリーしている。この中には世界耐久選手権に初参戦となる12チームもある。なお、今年の世界耐久選手権の興奮が頂点に達する最終戦も日本の鈴鹿サーキットで2018年7月29日に開催される。

ボルドール24時間耐久にはスズキ・エンデュランス・レーシングチーム、GMT94ヤマハ、YARTヤマハ、F.C.C. TSRホンダフランス、ホンダ・エンデュランス・レーシングの5つのファクトリーチームが参戦する。

今日の一回目の予選では、SERTはフィリップが記録した1:58.893、マッソンの1:59.432、ブラックの1:58.842がそれぞれ記録したタイムによって、暫定2位を獲得している。

なお、明日の予選で日曜のレースのスターティンググリッドが決定する。

(Photo courtesy of suzuki-racing)

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