★NTS FIM CEV Repsol Moto2 Round5 ヘレスサーキット : 公式予選レポート

スティーブン ・ オデンダール選手と尾野弘樹選手、 まさかの同一タイム! 大会規則によりオデンダール選手3番手、 尾野選手4番手グリッド。

2017 年 9 月 16 日 (土曜日)、 FIM CEV Repsol Moto2 第五戦ヘレスサーキット大会の公式予選がその風が吹く晴天の下開催されました。 NTS Sportscode T.Pro の二人のライダーは、 ここヘレスサーキットに入る前にセットアップオプションを増やすべく1日のテスト走行を実施しました。

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2016 年の CEV Repsol Moto2 チャンピオン、 44 号車のスティーブン ・ オデンダール選手 (南アフリカ) のこのヘレスの週末は順調に進みました。 この南アフリカ人ライダーが強いことを皆知っているのはもちろんですが、それだけでなく、正しい方向に開発を進めるための正確なフィードバックをチームにもたらす能力が高いこともポジティブな要素です。予選1回目、スティーブンはマシンのベストなバランスを探るべく懸命にジオメトリー調整に臨みました。マシンはポジティブなステップアップを見せていたのですが、アタックラップに入るタイミングで動きがあるタイヤを履いてしまいタイムアップのチャンスを逃してしまいました。セッション後のチームの確認で、タイヤのアライメントが微妙に狂っていたことが原因だったと特定されました。スティーブンがそのようなマイナートラブルでタイムアップが出来ないでいる中、尾野弘樹選手は安定したラップを刻みアタックラップに入るタイミングを虎視眈々と狙っていました。前日まで尾野選手が苦しんでた特にタイトなコーナーでのチャタリングについても、元世界GPMoto3ライダーの尾野はライディングを修正することで問題を克服し、その努力の結果でマシンを限界までプッシュすることが出来るようになり、1分43秒668という素晴らしタイムで暫定3番手に入れ予選1回目を終えるという素晴らしい結果を残しました。

同日午後に行われた予選2回目、二人のライダーは日曜日のレースを想定したセットアップの確定を目指してマシンの動きとパフォーマンスを知るためにプッシュを開始しました。マシンのマイナートラブルも修復され本来のポテンシャルを引き出し始めたスティーブンは、ポールポジション争いをするところまでタイムアップし始めたのですが、結果として一歩届かず尾野選手と全く同じタイム、1分43秒668を記録しました。スティーブンと尾野は同一タイムなのですが大会規則により、スティーブンが予選3番手、尾野が4番手に確定しました。スティーブンと尾野のマシンのセットアップは似て非なる仕様となっています。その違いは二人のライディングスタイルの違いに起因しているだけでなく、尾野のマシンは最低重量規則に準じて12キロのハンデウエイト(バラストウエイト)をマシンに搭載しているため、マシン本体の挙動が根本的にスティーブン車と違うところが大きいのですが、いずれにしても納得のいく充実した予選結果をベースに、この二人のライダーが簡単ではない明日のレースをどう戦うか、また願わくば両名ともに表彰台を獲得できるよう頑張っていきたいと思います。

#44 スティーブン ・ オデンダール選手コメント

(予選1回目6位、 2回目3位 : 総合予選結果 3 位 )

「今日は総じて充実していました。自分がカレックス車両で出した昨年の自己ベストを更新することが出来ました。それはとても有意義なことです。サーキット路面が再舗装されてグリップ条件が良くなっていることはもちろん念頭においた上で、その上でなお今日の成果は喜ばしいことだと思っています。私たちの今の状態は気温が高い状況下でも競争力が高いことも感じました。優勝できるところにいるかどうかは明言できない状況ですが、表彰台を狙えることは間違いないと思っています。良いリズムに乗っていますし、マシンは自分にとってはとてもよく機能しているので明日のレースはとてもエキサイティングなものになると思っています。」

#76 尾野弘樹選手コメント

(予選1回目3位、 2回目6位 : 総合予選結果4位)

「金曜日のフリー走行から今日の予選1回目の午前中は大きくセッティングは変えなかったのですが、自分のライディングスタイルを変えたことによってネガとして出ていたマシンのバイブレーションが消えて、コース全域に渡って良くなりました。目標としては43秒台と明確なイメージは持っていたのですが、43秒6までタイムを出すことが出来て自分的には満足のいく内容でした。温度が上がり始める午後のセッションのフィーリングの悪さに悩んでいたのですが、今日の予選2回目の午後はこれまでで一番良いフィーリングを得ることが出来たので、決勝に向けても少し安心要素が増えました。明日は上位スタートとなるので、バトルをする相手もレース序盤からハイペースで難しい展開になると予想しているのですが、その中でもチャンスがあればどんどん上を狙っていきたいと思っています。」

生田目將弘、 チームオーナーコメント

「NTSにとってはとても有意義で良い予選だったと思っています。特に尾野選手についてはマシンの方向性が決まってきているだけでなく、乗り方も変えて順応しているのでどんどん良くなってきているのが実感できます。スティーブンの予選については、予選トップのライダーからは少し差があるのですが、アベレージではコンマ数秒にいるので、レースになれば強いライダーですから埋めることも可能ではないかと思っています。今回の車両についてはスティーブンを尾野でスイングアームをそれぞれ別の仕様をチョイスしているのですが、それもセッティングパーツの活用という観点で、それぞれに合う良いものを選んだと思っています。レベルが高い選手権なので気は抜けませんが、明日の決勝レースで二人が表彰台に上がるチャンスがあると感じていますし、そのつもりで二人にも最初から最後まで100%を出し切って狙ってほしいと思います。」

(Photo courtesy of NTS)

<NTS プレスリリース>

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