★MotoGP2017アラゴンGP 木曜プレスカンファレンス翻訳

今週末のアラゴンGPの木曜プレスカンファレンスの翻訳をお届けします。今週末はなんと言ってもロッシ選手の復帰が一番大きなニュースでしょう。FP1を走ってみて状態を確認してからということになりますが、本人曰くザクセンリンクの時よりも体調は明らかに良いとのことなので、恐らく問題なくレースにも出場出来るのではないでしょうか。

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ニック・ハリス

「さて今日は7人のライダーが揃っています。今回はMotoGP世界選手権第14戦アラゴンGPで、残りは5戦となります。まずご紹介するマルケスは今シーズン4勝、アラゴンでは過去7戦で6度のポールポジションを獲得。3勝を含む4度の表彰台獲得があります。Moto2クラスで2011年に優勝、MotoGPでは2013年、2016年に優勝しています。マルクの右のドヴィツィオーゾも今シーズン4勝。マルケスと同点でチャンピオンシップ1位。アラゴンでの表彰台獲得は2012年の一度のみです。マルクの左にはチャンピオンシップ3位のマーべリック・ビニャーレス。今シーズン3勝しており、トップの2人とのポイント差は16。Moto2では2014年にポールポジションから優勝しており、昨年はスズキに乗って4位を獲得しています。ドヴィツィオーゾの右にはバレンティーノ・ロッシ。ミサノを欠場しましたが、現在チャンピオンシップで4位。今シーズン1勝。アラゴンでは過去2年間をを含み3度3位を獲得しています。マーべリック・ビニャーレスの左にはダニロ・ペトルッチ。ミサノでは2位を獲得。チャンピオンシップは現在7位。ミサノの2位を含む3度の表彰台を今シーズン獲得しています。ここでのベストリザルトは2014年の11位です。反対側には地元のアレックス・リンス。チャンピオンシップ19位、今シーズンのベストリザルトはミサノで達成しました。2013年にここアラゴンで優勝、2015年にはMotoGPクラスで2位を獲得しています。(※これはニック・ハリスの言い間違いで、正しくはMoto2クラスです。)反対側にはMoto2クラスのザビエル・シメオン。現在チャンピオンシップ21位、今シーズンのベストリザルトはアッセンで獲得した7位です。彼からは後ほど大きなニュースがあります。」

 

ニック・ハリス

「それではマルクから聞きましょう。あと5戦。同点で並んでおり、バトルはこれからですね。」

マルク・マルケス

「本当に熱い戦いですね。残り5戦でドヴィと同点ですがビニャーレスも非常に近くにいます。バレンティーノも戻ってきて、ダニも離れてはいません。最後までプッシュを続けますが、アラゴンは自分のお気に入りのトラックです。週末をどのように過ごせるかですね。ただ、ここでは毎年良いフィーリングを得ていますから、今年も良い形で過ごしたいと思いますし、日曜に表彰台争いをしたいですね。」

 

ニック・ハリス

「ミサノとは全くことなるサーキットで、全くことなる状況です。天気予報も今のところは良さそうです。」

マルク・マルケス

「明日の天気はあまり良くなさそうですが、土曜と日曜にかけて良くなっていくようです。ただ自分にとって最も重要なのは、多くのレースでバイクに良い感触があるということです。異なるサーキット、異なる状況の中で常に競争力があることが重要です。そしてミスをしないということ。今の段階でのミスは最悪ですからね。そしてこれは今週、そしてこれからのレース、そしてバレンシアでも変わりません。毎戦25ポイントを獲得しようとすることが重要です。」

 

ニック・ハリス

「ミサノではやってやろうという態度が大事だと話していました。」

マルク・マルケス

「ええ。確かにミサノではある瞬間はレースを終える事が大事だという考えでした。ただレース終盤に良い感触だったので、ペトルッチを抜こうと思ったんです。リスクがあるのはわかっていましたし、転倒するよりは20ポイントのほうが良いとも思いました。ただ、ドヴィツィオーゾがチャンピオンシップで前にいる状態でしたから、走りながら同点にしたほうが今後の展開として良いだろうと考えていたんです。でも過去のレースですから、良いレースではありましたけどアラゴンに集中しています。」

 

ニック・ハリス

「マルクありがとう。それではドヴィ、ここはあなたにもDucatiにもあまり相性の良いサーキットではありませんが、同じようなことは今シーズン何度も話していますよね。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「確かにいくつかのレースでは高い競争力を発揮する事を期待していない状況で良いレースが出来る事がありました。ですから、明日の朝にどの程度の戦闘力を発揮出来るかということをリラックスして待とうと思います。昨年はレースの中で問題が出てしまった最悪のレースでしたけど、練習走行では良い感触があったんです。昨年のここのレースは、自分達がバイクのバランスを変えた初めてのレースでした。昨年はここから素晴らしいシーズン後半になったんです。どうなるかはわかりませんが、高い競争力を発揮出来るとは思っています。ライバル達がここで強いということもわかっていますし、彼らを負かすのは難しいでしょう。ただ自分達にも手札はありますし、週末が始まればわかってくるでしょう。」

 

ニック・ハリス

「マルクとは同点で、ミサノでは3位でも今回は仕方ないという形だったと思いますが、今回はプッシュしようという感じでしょうか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「チャンピオンシップに関係なく良い感触がある時はプッシュしますが、ミサノのように難しいコンディションで良い感触がなければ、そこでプッシュするのは愚かだと思いますね。ミサノでは1周目からあまり良い感触がなかったんです。これはチャンピオンシップがどうこうということではありません。」

 

ニック・ハリス

「ここでは良い結果を残していませんが、ドライであれば素晴らしいサーキットであることにはかわりませんね。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「素晴らしいサーキットだと思いますよ。自分のライディングスタイルには合っているとは言えませんが、今年のチャンピオンシップにおいてはあまり重要なことではありませんね。大事なのはタイヤといかにバイクをマネジメント出来るかです。これは毎回同じですけど、走り出してみて初めて自分達が競争力があるのかどうかがわかるんです。ただ非常にリラックスしていますし良い感触です。厳しい戦いになるのはわかっていますが、その準備は出来ています。チャンピオンシップで戦っていくのに、良い状況にあると思います。」

 

ニック・ハリス

「ドヴィありがとう。それではマーベリック。残り5戦で16ポイント差ということで、まだまだ接近戦が続いていますね。」

マーべリック・ビニャーレス

「ええ。接近戦が続いていますし、素晴らしいバトルが最終戦まで続いていくでしょう。自分達も良いレースが出来ていますからフロントで戦うことが出来ているわけです。ミサノのレースは今までで最高のレインコンディションでのパフォーマンスでした。獲得ポイントに関しても嬉しく思っていますし、ミサノではドライコンディションでも良い感触でステップ・バイ・ステップで良くなっていました。バイクの調子も良いですし、金曜から全力で走りたいと思います。」

 

ニック・ハリス

「アラゴンでは優勝、そして昨年も良い結果でした。」

マーべリック・ビニャーレス

「ええ。特に昨年は素晴らしい感触で序盤からプッシュしていました。アラゴンは常に自分は良い感触を得ていて、自分にライディングスタイルにも合っているんです。良い週末が送れると自信を持っています。」

 

ニック・ハリス

「マーべリックありがとう。それではドヴィの横にいるバレンティーノ・ロッシ。とにかくおかえりなさい。明日はどのような予定ですか?」

バレンティーノ・ロッシ

「明日ですか?まずは試してみようというところです。MotoGPバイクでどうなるかという感触を試してみる必要があります。(市販車とは)少し違いますからね。幸運なことに全体的なフィーリングは悪くなくて、あまり痛みもありません。毎日調子は良くなっています。ミサノでは数周走行してみたんですが、痛みは多少あるもののライディングは出来る状態でした。明日にバイクをちゃんとしたレベルでライディング出来るかを見てみようと考えています。そして今回のレースは、これからの3連戦を良いレベルで迎えるためにも重要なものになります。金曜から日曜にかけて足の具合がどうなるのかも見てみる必要があります。明日良い天気であること、明日バイクに乗ることを楽しみにしています。」

 

ニック・ハリス

「ある人はこんなに早く復帰することをクレイジーだと言い、ある人は素晴らしいと言っています。しかしとてつもなく早い復帰ですね。」

バレンティーノ・ロッシ

「毎回これは違ってくるものだと思います。骨折の種類にもよるでしょうし、素晴らしいドクターに手術してもらったことも大きいでしょうね。最初はもてぎでの復帰を考えていたんですが、日々懸命に過ごす中で調子がどんどん良くなっていきました。しっかりと力も出てきましたし、痛みも引いてきました。出来るだか早くライディング出来る状態に戻ってくること、もう1戦自宅で観戦するのではないということが重要だと思います。良いレベルでトラックに戻ってくることにそこまで時間がかからないのであれば挑戦するだけです。」

 

ニック・ハリス

「バレありがとう。それでは反対側にいるダニロ・ペトルッチ。ミサノでは雨で2位を獲得しました。ここはドライになるかもしれませんが、表彰台を再び獲得出来るでしょうか?初優勝まであと少しでした。」

ダニロ・ペトルッチ

「そう願っていますけどね。表彰台を獲得すること、トップで走ることは常に難しいんですが、失うものはありませんしチャンピオンシップ争いをしているわけでもありません。特に大きなプレッシャーもありません。今考えているのはヨハン・ザルコよりも前の順位でノンファクトリーライダートップの座を獲得することです。あと5戦の段階で、チャンピオンシップに関しては非常に満足していますし良いフィニッシュをしたいと思っています。全てのサーキットで自分達のバイクが良いことはわかっていますしアラゴンは好きなトラックです。唯一の懸念は、いつもどおりリアタイヤをいかにセーブするかということです。それはここでも同様に重要です。ミサノでは競争力を発揮出来ましたから、ここでも同様だと思います。ヨーロッパを離れる3連戦の前に良いレースをすることが大事だと思います。」

 

ニック・ハリス

「ダニロありがとう。それではアレックス・リンス。ここはあなたにとってホームレースとなり、家からも近いのだと思いますが、MotoGPバイクをスペインで走らせるのはこれが初めてですね。」

アレックス・リンス

「ホームGPをMotoGPバイクで走れるというのは素晴らしいことですね。子供の頃から良く走っているサーキットですし、祖父の家がすぐ近くなので、このレースに参加出来たことが嬉しいですね。ミサノでは自分の中のベストリザルトを記録出来ましたし、今回もベストを尽くしたいと思います。少しでも前進したいと思います。」

 

ニック・ハリス

「手首の怪我の後にシルバーストーン、ミサノでどんどん結果を残していますが、自分でも嬉しいのでは?」

アレックス・リンス

「どんどんフロントに近づいていますから、これは非常に重要なことです。怪我のせいで今シーズンは苦しみましたからね。ただステップ・バイ・ステップで、バイクとこのカテゴリに関する経験を積んでいます。」

 

ニック・ハリス

「今回はスペシャルヘルメットを使用しますね。」

アレックス・リンス

「ええ。チームと共にスペシャルヘルメットを使用することにしました。これは乳がん撲滅のためのキャンペーンなんです。乳がん撲滅のためにピンクのカラーリングを選択したんですよ。」

 

ニック・ハリス

「素晴らしいですね。アレックスありがとう。それでは反対側にいるザビエル・シメオン。大きなニュースがありますが、皆さんにシェアをお願いします。」

ザビエル・シメオン

「自分にとっても大きなニュースなんですが、まずは自分のマネジメントをしてくれた人達に感謝したいですね。今後2年間をAvintiaで走ることになります。今年は自分にとっては非常に厳しいMoto2シーズンでしたから、自分にとっても将来にかけて素晴らしいチャンスだと言えます。それにベルギーにとっても素晴らしいことだと思います。この場にいることが出来るということを嬉しく思っていますし、このチャンスを最大限活かしたいと思います。」

 

ニック・ハリス

「Moto2シーズンは簡単なものではないという話がありましたが。」

ザビエル・シメオン

「Moto2では全てのパッケージが揃っていないと厳しいんです。自分にとっての2015年シーズンのようにね。その年は初優勝、そして何度も表彰台争いをしました。この先の2年は自分にとっても大きな驚きですが、このチャンスを利用してベストを尽くしたいと思っています。」
 

ニック・ハリス

「ザビエルありがとう。これからの幸運を祈ります。それでは私からは以上です。フロアからの質問をどうぞ。」

 

Q

「ミサノでテストした時は足が最も痛みを感じたのでしょうか?そしてこうしてすぐ復帰したということは、まだチャンピオンシップ争いが出来ると考えているのでしょうか?」

バレンティーノ・ロッシ

「もちろんバイクに乗った時は怪我をした部分が痛みました。今回の場合であれば脛骨などです。バイクの向き変えに関しては少し苦戦しましたし、いつものようなスピードもありませんでした。それに右コーナーではより痛みを感じたので苦戦しました。ただ毎日どんどん良くなっていますし、週末の中でさらに良くなっていくことを願っています。バイクに乗り込んでいくことで、ポジションが快適になっていくだろうと思います。今回戻ってきたのはチャンピオンシップの為ではありません。あらゆる可能性があるとは思いますが、これはあくまでトップ3人に関してでしょう。自分が今回戻ってきたのは、出来るだけ早く良い状態で走行したいという思いからです。」

 

Q

「まずは復帰おめでとうございます。しかし38歳という年齢もありますし、既に9つの世界タイトルを持っている中で、どうしてここまでのモチベーションを発揮出来るのでしょうか?」

バレンティーノ・ロッシ

「怪我をした時というのは、タイトルの数は復帰の邪魔にも手助けにはなりません。ただ復帰にかかる日数というのは、骨折の種類とモチベーションにもよると思いますね。自分はただ早く戻ってきたかったというのと、ミサノのレースに出れなかったということが残念だったんです。作業をする事に集中すること、そして正しいことをするために助けてくれる良いチームを持つということが重要です。そしてすぐにバイクに乗りたいと思うモチベーションが重要です。」

 

Q

「あなたは数字で語るのが好きだと思いますが、今回治療や薬がこうして戻ってくるということに関してどの程度助けになったのでしょうか?またあなたの精神はどの程度ここに戻ってくる上で助けになってのでしょうか?」

バレンティーノ・ロッシ

「最近はこの種の骨折に関しては脛骨にピンを打ちますね。これはライダーだけでなく一般の人にとっても同じですから、骨折からの回復時間は短くなっていると思います。それに手術に関しても7年前よりもずっと良くなっていると思います。骨折の種類が違うのもあるでしょうが、薬もかなり良くなっているんでしょうしね。2010年当時は術後5日、6日はかなり体調が悪かったんです。でも今回は手術の翌日に家に戻ってくることが出来ました。そういった意味でも薬が良くなっているという感じはあります。そしてモチベーションは非常に重要な意味合いを持っています。自分を含めて多くの選手がすぐに戻ってきたいと思っているわけですが、これが自分達がやりたいと思っていることですし、こういった思いが回復時間を短くしているんでしょう。コンディションに関しては、あなた方が決めて下さい。」
 
 

Q

「レースに出るにはテストをパスする必要があるわけですが、これに関しては心配していますか?」

バレンティーノ・ロッシ

「テストに関してはポジションに考えています。この前のザクセンリンクではもっとコンディションが悪かったですからね。今回は松葉杖なしに歩くことも出来ますし。足に荷重をかけられるということは非常に重要なんです。今の状態は既にかなり良いですし、膝や足首の可動範囲だとかもテストしたんですが、大きなギプスを巻いているとかでもありませんからね。」

 

Q

「チャンピオンシップが非常に接近しているわけですが、ロッシがここまで早く復帰するとは予想していなかったと思います。ロッシの復帰はこのレースを大きく変えることになりますか?」

マルク・マルケス

「自分にとってはあまり大きな影響はありません。もちろん全てのライダーがトラック上にいるということは良いニュースです。このチャンピオンシップは非常にタイトですし全てのポイントが非常に重要ですから、全てのライダーを負かすということが必要です。ですから自分のメンタリティーは変わりません。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「自分達3人の間に入るスピードがあるという意味で影響はあるでしょう。アラゴンではわかりませんが、この先のレースではダニ、ザルコ、ダニロもそうですが、自分達の間でレースを終える可能性もあるわけです。ただ、いくつかのレースで良いフィーリングが無くて、自分の前でこうしたライダーが完走するとなると、多くのポイントを失うことになるでしょう。」

マーべリック・ビニャーレス

「バレンティーノがアラゴンで戻ってきたことはチームにとっても良いことですし、今シーズンは常にフロントで走っていますから、参考に出来るという意味でも大きいです。もう1台のバイクがトラックにいるという意味でもプラスです。ただ彼がフロントで走るということは負かすのが難しいということでもあります。確かに40ポイントの差は大きいですが、5戦あればどんなことだって起き得るでしょう。トライしようと彼が決めたのは正しいと思います。それにヤマハにとってもチームチャンピオンシップが非常に重要です。彼が100%で走行出来ることを願っていますし、自分達は優勝争いが出来ると思います。」

 

Q

「アラゴンでレースが出来るだろうと考え始めたのはどのタイミングだったのでしょう?家でミサノ戦を見ていた時なのか、もう少し後だったのでしょうか?」

バレンティーノ・ロッシ

「まず最初に気がついたのは、前回骨折した時と比較して痛みがだいぶ少ないということだったんです。ですから復帰は短い時間で出来るだろうと思っていました。とは言え最初の1週間は厳しかったですね。ただ10日を過ぎるとかなり回復してきて、足、そして足首の調子が良くなってきたんです。ですから、そのことからアラゴンの事を考え始めたんです。怪我から3週間でのレースですから難しいのはわかっていましたが、クルー達とも相談して、とにかくバイクを試したみたというのが大きかったですね。もちろんアラゴンではレースを完走するのは難しいでしょうが、もてぎまであと3週間の時点で、さらに1戦欠場するのは良くないですし、このレースはシーズン後半の中でも重要な1戦ですしね。またトップに戻ってくるために足に何が必要なのかを正確に理解する上でも重要でした。」 

 

Q

「ここはお気に入りのトラックなんだと話していましたが、それはレイアウトから来るものなのかグリップなのか、何がここをあなたに取って特別なトラックにしているんでしょう?」

マルク・マルケス

「単純に走るのを楽しんでいるということで、気に入っているからといって速いかというと必ずしもそうではないんです。ただ上り坂、下り坂、左コーナーも多くて好きなレイアウトであることは確かですね。2010年初めて走ってすぐにスピードを発揮出来ましたし楽しむ事が出来ました。いくつかのサーキットでは走って楽しくないけど速いこともあります。ただこのトラックは走っていても楽しいので、良いタイムを出すのに役立ちますし、ファンと共に楽しむ事が出来ますね。」

 

Q

「バレンシアでミケーレとケーシーがテストをしていますが、これは最終戦において非常に重要になるでしょう。この2人のテストは助けとなりますか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「彼らがテストをするというのは常に重要ですし、彼らは既に最終戦に向けてデータを蓄えていることでしょう。ただ彼らのテストはこれからの将来に関するものですから、今シーズンに関してはそこまで大きな助けになるということでもないんですよ。」

 

Q

「7年前は最終コーナーまで表彰台争いをしました。結果的に4位でしたが、今回はどうでしょう?」

バレンティーノ・ロッシ

「7年前は驚きでしたね。最終コーナーまで争って確かストーナーに負けたんですよね。それでも自分自身驚いたことは事実です。今回に関しては何とも言い難いですね。今年はレベルがもの凄く高いですし、前回は確かポールポジションから1.5秒差だったんです。今回のレベルに関しては明日にならないとわからないでしょうね。まずは1日ごとに状態を上げていくことが重要です。バイクへのフィーリング、そして足の状態ですね。レースに関しては完走することが目標という形ですね。ポイントも獲得出来ればいいなと思います。ただ、現段階ではこうした事を話すのは早すぎるでしょう。明日ですね。」

 

Q

「明日は2つの新しいフレームを2人が使用出来るのか、それとも1つは旧型、1つは新型なのでしょうか?」

マーべリック・ビニャーレス

「全てのバイクが新しい部品を使用しています。自分達は自分達のベストの材料で走るということです。ミサノと同じで大きな変化はありません。バイクを少しづつ改善していきたいということだけです。」

バレンティーノ・ロッシ

「今回は2台のバイクとも新しいフレームだと思います。これであればより楽ですね。」

 

Q

「あなたがマイケル・ファン・デル・マルクなら、どのように感じるでしょう?」

マルク・マルケス

「難しいですよね(笑)彼はもうサーキットに到着してるんですよね?もちろん残念でしょうね。まだキャリアも短いわけだし、こういうチャンスを活かしたいと思っているでしょう。残念には思うでしょうけど、最終的には仕方ないと理解するんじゃないでしょうか。」

マーべリック・ビニャーレス

「キャラメルを差し出されて、いきなり取り上げられたようなものでしょうね。ただ、ヤマハにとってはバレンティーノがここにいるというのは素晴らしいことです。それに彼が100%でバイクに乗る事が出来れば、チームとっても最高です。もちろんマイケルにとっては残念でしょう。こんなチャンスはそうないですから。残念なことですが、仕方ないとも言えますね。自分達サイドとしてはバレンティーノがスピードを発揮してくれればということを願っています。」

 

Q

「マイケルとは話しました?彼は今どんなことを考えているでしょう?」

バレンティーノ・ロッシ

「いや、彼とは話していないですね(笑)ただヤマハも自分と非常に関係が深いですから、リンが手術翌日の金曜に病院に来て、その後1週間後に自宅に訪ねてきました。ただその時にリンから”自分達の準備は出来ている。もしアラゴンに戻ってこれるなら自分達も嬉しい”と伝えてくれました。ですから、ファン・デル・マルクも話が来た最後の数日で、今週末ライディング出来るチャンスが無いかもしれないというのはわかっていたと思いますよ。」

 

Q

「今シーズンは怪我で始まったわけですが、シーズン終わりまでにどのような事を期待しますか?」

アレックス・リンス

「今シーズンは骨折の影響もあって厳しい形でした。MotoGPバイクをバレンシアで初めて試した時も、背中を痛めましたしね。ですから、今シーズンの終わりに期待することは、より経験を積んでバイクへの理解を深めること。あとは来年に向けてバイクの開発を少し進めるということです。」

 

ニック・ハリス

「それでは次はSNSからの質問をスティーブン・デイからお願いしましょう。」
 

スティーブン・デイ

「それではSNSからの質問を、新顔のザビエル・シメオンから聞きましょう。Instagramからの質問です。”MotoGPクラスではバウティスタが19番を使用していますが、どちらが19番を使用することになるのでしょう?”」

ザビエル・シメオン

「19番は気に入っているんでこれを使用出来なくなるのは残念ですね。ただ仕方ないことですから受け入れざるを得ないでしょう。まだ2、3ヶ月考える時間はあります。いくつか候補は考えているんですが、まだ決めてはいません。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとうシメオン。それではアレックス。Instagramからの質問です。”あなたの誇れない習慣は?”」

アレックス・リンス

「難しいですね。自分にとっては嫌なことではないんですが、自分の家は靴を脱ぐのがルールなので、自分の家にきたゲストはそれが嫌かもしれませんね。(※会場爆笑)自分にとっては普通なんですが、家に遊びにきたゲストは「本当に?」って驚くんです。」
 

スティーブン・デイ

「家を綺麗にしておきたいんですね。」

アレックス・リンス

「そうです。」

 

スティーブン・デイ

「アレックスありがとう。それではマルク、Instagramからの質問です。”金曜と土曜によく転倒していますが、その後バイクにすぐに乗って、大抵の場合より速くなっていきます。これはあなたが限界を見つけたからなのでしょうか?またどうして怪我をしないのですか?”」

マルク・マルケス

「転倒した後っていうのはバイクに乗ると頭に来ているんです。それでまた速く走れますしアグレッシブに走るんです。これは子供の頃から変わっていなくて、転倒してもすぐにまたバイクに乗るんです。転倒はもちろん嫌ですし、転倒せずに済むほうが良いんです。ただ転倒した場合に備えてしっかりと体を作っているんですよ。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではドヴィ、Twitterからの質問です。”Moto3やMoto2レースを見る機会はありますか?そうであれば、どのライダーに注目していますか?”」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「多くの才能がいますよね。Moto3ならミルですね。今年2年目で、昨年の時点で頭角を表していました。今年はいよいよそれが明らかになってきて、常にトップにいますよね。彼は良いキャリアを歩むでしょう。Moto2ではモルビデッリですね。彼のことは気に入っているんです。ライディングスタイル、アプローチの仕方、ステップ・バイ・ステップで今年は開幕戦から高いレベルを発揮していますよね。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとうドヴィ。それではマーベリック。Instagramからの質問です。”MotoGPライダーとしての実際はどうなんでしょう?誰かに気づかれずに出かけるというのは難しいですか?”」

マーべリック・ビニャーレス

「実際のところチームと一緒に仕事をしたりするのは楽しいですね。小さな家族みたいなものですから、こうやってレースウィークに一緒にいるのは楽しいものです。アンドラでも普通に出かけてもあまり気づかれません。それに気づかれるとかはあまり気にしていません。もし気づかれた場合は立ち止まったサインを写真に応じますけど、もしそうでなけれなあまり気にしません。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではダニロInstagramからの質問です。”5歳の息子にとってはあなたがヒーローなんですが、あなたのヒーローは?”」

ダニロ・ペトルッチ

「そうですね。カシアス・クレイ、マラドーナとかですね。プライドがあって変化を恐れなかった人ですよね。特にこういう場で自分はムスリムなんだということだとかね。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとうダニロ。それではバレンティーノ。Facebookからの質問です。”もし事故の場に戻るなら救急、ナース、執刀医をライダーから選ぶなら誰?”」

バレンティーノ・ロッシ

「そうですね(笑)執刀医なら弟ですね。彼なら信頼出来ます。救急はモルビデッリ、ナースはブレガですね。」
 

スティーブン・デイ

「ありがとう。」

 

ニック・ハリス

「皆さんありがとうございます。良い週末を」

(Photo courtesy of michelin)

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