チャンピオンシップランキングにおいて現在6位と、ルーキーらしからぬ活躍を見せているザルコ選手。今回のレースではマシンバランスに問題があったとのことで、9位でレースを終えました。

アラゴンGP9位 ヨハン・ザルコ

「結果は非常に良かったですね。レースではユーズドタイヤでもっと強みを発揮出来ると思っていました。ただライバル達のほうが速かったですね。良いスタートでしたが、最初の数周は厳しかったですね。オーバーテイクしようと努力をしたんですが、最終的に転倒しそうになって大きくポジションを落としてしまいました。その後は確かな感触があったんですが、フロントタイヤにかなり制限される形でした。これはフロントタイヤがソフトだからといったことではないんです。テクニシャン達もタイヤはレースの後に問題なかったと話していました。ですから、恐らく問題としてはバイクのバランスが完璧では無かったのでしょう。とは言え、レースに関しては嬉しく思っていますし良い経験になりました。チャンピオンシップにおいてもプラスになったと言えます。ベストを尽くして走り、トップとの差は13秒でしたから悪くはないでしょう。」

「レースをリードした集団はカリオを抜いた後にすぐに差を開いていきましたけど、自分にはその強さがありませんでした。ただ、ここから学び、将来的に強くなるには何が必要かを理解する必要があります。もっと向上したいと思っています。そうすればバイクも正しくセットアップすることが出きて、適切な情報を供給出来るでしょうし、チームにとっても働きやすくなるでしょう。そうすればチームも、ヤマハのバイクに乗って得られる最高のフィーリングを提供してくれるはずですから。」

(Photo courtesy of michelin)

<テック3ヤマハ プレスリリース>