★MotoGP2017アラゴンGP 決勝プレスカンファレンス翻訳

なかなか時間が取れずに遅くなってしまいましたが、アラゴンGPの決勝プレスカンファレンスの翻訳です。今回はマルケス選手の結局リスクを冒すほうを選択したという話、ロッシ選手とのオーバーテイクの際、実はかなり危機一髪だったというペドロサ選手の話、Ducatiの乗り方の理解、旋回性改善が見えてきたと語るロレンソ選手の話などがありました。

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ニック・ハリス

「マルク・マルケス、今期5勝目おめでとうございます。横にはダニ・ペドロサ、そしてDucatiで2度目となる表彰台を獲得したホルへ・ロレンソです。それではマルク、今回のレースには同点で挑んだわけですが、16ポイントのリードを築いてアラゴンを後にすることになります。非常に重要な勝利でしたね。」

マルク・マルケス

「本当に今回の優勝は嬉しいですね。ただ昨日からバイクのフィーリングがあまり良くなかったんです。今朝はフィーリングが少し戻ってきている感じだったんですが、レースの1周目は良い感触がありませんでした。今回はずっとバイクと格闘している状態で、何度も転倒しそうになりました。ただ自分のお気に入りのサーキット、そしてホームでレースをするということが、レース全体でプッシュを続けるという事に関してモチベーションをくれました。バイクは動き回り、あちこち振動していたんですが、今回はチャンピオンシップにおけるライバル達がポイントを失ったレースでしたから、重要なレースでした。少しだけアドバンテージを広げる事が出来ました。こうして少し差を作った状態で日本GPを迎えるということは重要ですね。」

 

ニック・ハリス

「今日はスタートはかなり順位変動があって大変だったと思いますが。」

マルク・マルケス

「先程もお話したように序盤は良いフィーリングが無かったんです。それもあって落ち着いてどうなるか様子を見ながら走っていました。ただいつになってもフィーリングが戻ってこなかったので、であればもうプッシュするしかないなと思いプッシュを開始しました。バレンティーノを抜こうと思ったんですが、ミスをして危うく転倒しそうになりワイドになって、またしても距離が開いてしまいました。そこでまた彼に追いつくために走ったんですが、こうしたことをしているとタイヤにさらにストレスを与える結果になります。そして次にロレンソを捉えた時に、”よし、もう一度プッシュする時だ”ということでプッシュを始めました。そこでしっかり自分のペースをキープして走行するようにしました。というのも後ろからダニがペースを上げながら近づいているのがわかっていましたからね。自分の中では、”フィーリングが良くないからなんとかレースを終えないといけない。”という気持ちと、”自分のホームレースなんだから挑戦しないと、アタックしないと!”という気持ちがあって、最終的にアタックしたわけです。

 

ニック・ハリス

「これで今期5勝目ですが、シーズンの中でも最も重要な優勝と言えるのではないでしょうか?」

マルク・マルケス

「2位と3位との差が16ポイント、28ポイントですから、少しでもポイント差があったほうが良いというのはその通りなんですよね。ただ自分にとっても最も重要なのは、モントメロ以降非常に良いフィーリングで、毎回表彰台でレースを終えることが出来ているということなんです。問題が起きたのはシルバーストーンだけでしたよね。ただ、モントメロ以降は全てのサーキット、すべてのコンディションで表彰台争いが出来ていますし、同様の集中力とメンタリティーを維持していきたいと思います。そして次のレースでも同じ形で挑んでいきたいと思います。」

 

ニック・ハリス

「もてぎは昨年チャンピオンシップ優勝を決めたサーキットですね。」

マルク・マルケス

「もてぎは過去、昨年までは苦戦をしていたサーキットなんです。ただ昨年は本当に良い感触を得ていましたし、コンスタントに良いスピードで走る事が出来ました。今年はまだどうなるかわかりません。オーストリアのように苦戦すると思っていたサーキットで速く走ることが出来ましたし、ここでは快適に走れると思っていましたが、優勝はしたものの予想していたよりも苦戦してしまいました。ですから、もてぎでは金曜の1周目から良い感触で走行出来ることを願っています。」

 

ニック・ハリス

「チャンピオンシップはこれで16ポイントのリードですが、常にこのリード、誰がトップになるのかといった事が変化しますね。」

マルク・マルケス

「今年のチャンピオンシップはとにかく理解するのが難しいですし、コントロールが難しいですね。まずミスがあまり出来ませんし、レースウィークの中でゼロポイントを獲得することが出来ません。ただ一方ではリスクを取る必要があるんです。今日はもし自分がリスクを取らなければ3位でレースを終えることになったでしょう。ただ今回はリスクを取ってレースをしたんです。今の状況を考えると、全てをかけて挑戦しないといけませんからね。」

 

ニック・ハリス

「マルクおめでとう。それではダニ、2位おめでとうございます。スタートは容易ではなかったと思いますし、マーべリック・ビニャーレスを抜くのにはかなり時間がかかりました。一度ビニャーレスを抜いた後は、もう少しで優勝出来るチャンスでしたね。」

ダニ・ペドロサ

「確かにそうですね。ただ、今回は自分達のレース内容を喜ぶべきだと思います。最終的には非常に良い週末を過ごす事が出来ましたからね。レースウィークを通じてトップ付近で走行が出来ました。これはチームにとって非常にポジティブなことだと思います。おそらく最悪の瞬間というのは昨日の予選でした。ただそれ以外は良い形で作業をすることが出来ました。昨年は酷いレースになってしまいましたが、今回はしっかり競争力を発揮することが出来ました。今日は確かに今話があったようなスタートで、なぜかはわかりませんが2周目くらいでグループが分断してしまったんです。自分はこのセカンドグループにいたんです。」

「今日はスタートで左側に寄っていたんですが、左にターンする時にアウトからきたライダーに被せられて、次の右コーナーで前に行かれてしまったんです。それでその後はマーベリックの後ろになってしまいました。昨日はハードリアを使用したんですが、今回はミディアムリアを使用しました。ハードタイヤを使うことも出来たんですが、ミディアムのほうがコンスタントに走行出来たんですよ。今日は最終的にミディアムでいくことにしたんですが、ミディアムを選択した場合はタイヤマネジメントをしないといけないことはわかっていました。ですから序盤はスロットル操作に気を使いました。マーベリックもミディアムだったので、おそらく同様の戦略なんだろうと想像していました。その時点でフロントグループはソフトを履いた選手、ハードを履いた選手がレースを引っ張っている状態でした。ですからその後にレースがどのような展開になるか、まったくわからなかったんです。マーベリックを抜こうとしたんですが、彼はストレートで実に速く、コーナー進入も素晴らしいスピードでした。彼はミスもしませんでしたし、 オーバーテイクするのが難しかったんです。そのあと一度彼がミスをして自分が前に出れた際に、自分のほうが遥かにペースが速いことがわかりました。」

「その後は幸運にもトップとの差を詰める事が出来ました。ただそうやって前との差が縮まっていたことは良かったですね。自分もフロントが限界でしたのでね。ただフロントにハードを履くと、右側がハード過ぎるということもわかっていました。このトラックでは右側がハードのデュアルコンパウンドのほうが良いということは思っていたんですが、昨日テストしていなかったんです。カルとマルクが転倒しているのは見ていましたから、結局タイヤを温存するしかなかったんです。ただ、こうして他の選手をオーバーテイクしていくというのは気分が良いものです。バレンティーノをオーバーテイクした時は、ちょっと接近し過ぎていたと思います。それを別にすれば非常に嬉しいですね。」

 

ニック・ハリス

「ダニありがとう。それでは次にホルへ・ロレンソ。今回でDucatiで2度目の表彰台となります。かなり長いこと待った表彰台でした。今回はもう少しで初優勝出来ると思っていたのではないでしょうか?」

ホルへ・ロレンソ

今回の表彰台のほうが、ヘレスのものよりも嬉しいですね。優勝に近づいたと言えますしね。ただ、ここまで優勝を目前にしながら、マルクを目の前で逃すというのは本当に残念です。ただポジティブなことは自分がバイクの事をより良く理解出来てきていること、レースの中でどうやったら最大限の結果を引き出せるのかを理解してきたことです。それにチームもレースがしやすいように素晴らしい情報を提供してくれます。どんどん改善が進んでいると思います。アラゴンはDucati向きのサーキットとは言えませんし、特に昨年に関してはそうです。2010年は競争力がありましたが、それ以降の成績はパッとしませんでした。ただ、もてぎとフィリップアイランドは異なる結果になる可能性が高いサーキットです。もてぎは多くのハードブレーキングポイントと加速区間がありますから、自分も好きなトラックなんです。ここで再び優勝を狙いたいと思います。

 

ニック・ハリス

「あなたが望んでいるほどのスピードではないのかもしれませんが、徐々に良くなっていますよね。」

ホルへ・ロレンソ

「そうですね。今回残念だったのは、ミディアム、ハードタイヤをリアに選ぶことが出来なかったということです。ソフトと比較するとだいぶグリップの違いがあったんです。FP4でソフトタイヤを使用した際に非常にコンスタントだということはわかったんですが、同時に残り7周だとか10周では苦戦するだろうとわかっていました。実際にこれが思ったとおりになり、マルクとダニは自分よりも圧倒的にトラクションがある状態だったと思います。ペースを落とさざるを得ない状況で、なんとかダニに付いて行こうとしたんですが不可能でした。良い形の表彰台獲得だったとは思いますし、優勝は手が届くところまで来ていると思います。
 

ニック・ハリス

「ホルへありがとう。それではフロアからの質問をどうぞ。」


 

Q

「今日のライディングは本当にリスクを取ったまさに限界のものだったと思います。今日もし限界を超えてしまえば、非常に重要な局面で多くのポイントを失う結果になったと思いますが、そこまでしてリスクを取る意味があったのでしょうか?」

マルク・マルケス

「確かに多くのリスクを取りました。どのレースでもリスクは取りますが、ミサノではそのリスクをコントロールする事が出来て、最後のチャンスを見てアタックをしました。ただ今日の問題はフィーリングがなかったということなんです。5周目くらいに良い感触がなく、自分の後ろに10人くらいのライダーが連なっている状態でした。そこでこのままプッシュしなければ、多くのポイントを失うことになるなと思ってプッシュをしたんです。ただ外から見てもわかったように、今回はレース全体でバイクと格闘していました。フィジカル面での要求も多かったんです。左コーナーでのフィーリングは良かったのですが、右コーナーはフロントに危険な感触があって、実際に何度も転倒しかけたんです。ただ、ここアラゴンでレースをする事が自分を助けてくれましたし、そもそもスタートする時のメンタリティーとして優勝する気でした。2位や3位を獲得しようとしてレースに挑むわけではないんです。もちろんリスクは取る必要がありますが、今日は良い形になりました。」

 

Q

「ここまでチャンピオンシップが接近していることを考えると、今回が今シーズンで最も重要なレースだったと言えるでしょうか?また今回のレース結果を考えると、ダニは最高のチームメイトだと言えますか?(笑)」(※ペドロサ選手が2位だったことで、チャンピオンシップにおけるポイント差が開いたので)

マルク・マルケス

「でも、彼はプッシュしまくってましたけどね(笑)もちろん彼も優勝を目指してプッシュしていたわけです。最終ラップも0.9秒差があって彼は信じてプッシュを続けていました。自分はリスクをコントロールしようとしていたんですけどね。最初の質問はなんでしたっけ?ああ、チャンピオンシップですね。確かにチャンピオンシップに関しては良い週末でした。ここにはドヴィと同点でやってきたわけですが、このサーキットで昨年彼は苦戦していましたから、もしかしたら同様に苦戦をするかもしれないと思っていたんです。ただ正直なところ、自分は今週もっと良い感触でレースが出来るものと思っていたんです。今日のウォームアップは良い感触が少しあったんですが、レースでは良い感触がありませんでした。ただ重要なことは、こんな状態であってもトップでレースを終える事が出来るんだということです。このチャンピオンシップにおいては、これは実に重要なことです。全てのサーキット、全てのコンディションでトップ3に入ること。これが鍵です。

 

Q

バレンティーノをオーバーテイクした時は非常に接近していたという話がありました。確かにあれはかなり際どかったと思いますが、彼はあなたが来ることを理解していたと思いますか?」

ダニ・ペドロサ

「その後映像を見たわけではないので、あくまで自分がお話出来るのは自分がバイクに乗っていて感じたことです。バイクに乗った状態からすると、あれは本当にギリギリでした。彼が状況をどう把握していたかは言えませんが、自分にオーバーテイクされることはわかっていたはずです。後ろに相手がいればわかりませんが、いざ抜かれるとなって横に並ばれた場合は普通はスペースを残しておくものです。ただ、そこで自分はコースの白線上を走ることになって、ハンドルバーは僅か数センチまで接近していました。そこで自分達は300km/hで走行していたんです。ここまでこの話を強調するのは、このスピード域でのリスク、マージンが全く無いことを考えると当然なんです。ただ自分はかなりスピードを乗せて彼をオーバーテイクしたので、彼の横でスタックすることにはなりませんでした。スリップストリームを使用してオーバーテイクする際に、互いのバイクがあまりにも接近していると、オーバーテイクしようとしたバイクの横で前に進めなくなってしまうこともあるんです。これは過去にドヴィを抜こうとした時にありましたね。でも今回は十分なスピードがあったので、バレとサーキットウォールのサンドイッチをすぐに脱出することが出来ました。」

 

Q

「今回バレンティーノ・ロッシのレースでのパフォーマンスをどう見ますか?」

マルク・マルケス

こうした骨折をした後にここにいるだけで十分凄いと思いますよ。それにビニャーレスから僅か0.5秒遅れでゴールしたということもまた驚きです。同じバイクで彼は怪我をしている状態ですし、彼の才能がこうした結果を可能にしたんだと思います。」

ダニ・ペドロサ

「マルクが言ったようにこうしてあっという間に回復してスピードを発揮しているというのは凄いことだと思います。確かに怪我は同じ内容であってもそれぞれ異なるものですが、時には回復が何故か通常より遅い事もあれば、時には物凄いスピードで回復することもあります。ただ彼がここで走りたいという気持ちが何よりも重要だったのでしょう。彼は昨日の予選の段階でとてつもなく速かったですし。今日もレース序盤はフロントグループで戦っていましたし。驚きですね。」

ホルへ・ロレンソ

「今週ずっと凄いですよね。昨日の予選もそうでしたし。ただ、何よりも彼の回復スピードが凄いと思います。38歳と15歳では回復のスピードが違いますから。若いほうが回復は早いものですが、彼は日ごとに良くなっていて、マルクが言ったようにビニャーレスから数10分の1秒遅れで、ここは彼が得意とするサーキットではないことも考えると凄いと思います。」

 

Q

「今回はソフトタイヤを履いていて、レース後半に備えてペースを落とそうと思ったのでしょうか?また、今回タイヤはどの段階まで保つと考えていたのでしょうか?」

ホルへ・ロレンソ

もしペースを緩めていたら10位で完走することになったでしょう。トップグループは大きな集団でしたから、簡単に9ポジション失うことになったと思います。今回はペースをどうこうというよりは、スロットル操作をよりスムーズにしたという事です。タイヤをセーブするためにあまりスピンをさせないようにしていました。ただし23周という長丁場のレースの中で、最終的にはタイヤがダメになってしまったんです。最後の7周に関しては、49秒台をキープするのは難しいだろうと思っていたんです。あれ以上は無理でした。タイヤの左側がもう終わってしまっていたので、スピンが多発してしまったんですよ。」


 

Q

「Ducatiにとってハードタイヤを使用するのは、ほぼ不可能に思えます。これはこれからのレースで優勝を目指す中で問題になりますか?」

ホルへ・ロレンソ

「いいえ、そんなことはないでしょう。ミシュランは過去7戦は、コンパウンドごとに非常に似たタイヤを持ち込んでいました。しかし今回はコンパウンドごとに違いが大きくなっていました。自分はハードは試していませんが、ソフトとミディアムの違いが非常に大きかったんです。そして自分はミディアムではレースが出来ない状況でした。金曜のFP1で使用したんですが、非常に遅いペースでの走行になりました。そしてソフトタイヤを履いたところ、ほぼ2秒もペースアップ出来たんです。ですから、今回に関してはソフトタイヤのみが競争力を発揮出来るオプションだったんです。モントメロでは自分はハードと選択、ドヴィはソフトを使用しました。ですからトラック次第なんです。シルバーストーンではビニャーレスがソフトを履いて優勝しそうな勢いでした。これはトラックと乗っているバイクによると思います。」

 

Q

「モントメロ以降はどのトラックでも、どのコンディションでも競争力を感じると話していました。これはミシュランがムジェロから持ち込んだ、より強固なケーシング構造のフロントタイヤと関係あるのでしょうか?」

マルク・マルケス

「確かにシーズン前半はタイヤを理解するのに苦戦していました。それに自分だけではなく、シーズン前半と後半の転倒数を比較すると大きな違いがあるでしょう。ただやはり、ハードなケーシングのタイヤのほうが、フロントのフィーリングをより感じ取る事が出来るのは事実です。ただモントメロは、まだそのタイヤを使用していませんでしたし、幾つかのレースでは良い感触があり、いくつかは逆のこともありました。いずれにしてもこのタイヤが、皆がより安全に高い競争力を発揮するのに役立っているとは思います。」

 

Q

「過去6戦で4勝しています。今日の優勝はより簡単だったのか、複雑な優勝だったのか、今までの優勝と比較していかがでしょう?」

マルク・マルケス

「全てのレースは難しくて異なるものです。ミサノのレースもまた困難でしたしね。ただ今回のレースに関しては自分の精神が違いを生み出したんだと思います。今回はある時点でスローダウンしてレースを終えることも出来たんです。ただ頭の中で、”ここは気に入っているトラックなのに、なぜ競争力を発揮出来ないんだ?なんで昨年のように走れないんだ?”という思いがあって、そうしたこともあって全力でプッシュしたんです。昨日も2回転倒していますし、今年自体かなり転倒しています。今年転倒しているのはプッシュをしているからなんです。もちろん安全圏で走っていれば転倒はしません。ただ自分の場合は限界までプッシュをしていて、日曜にはそれをコントロールして走りたいと思っているんです。ただ今日の場合はいくつかのコーナーでグリップが無くなってしまいましたけど、良い結果になりました。」

 

Q

「まだチャンピオンシップ争いの可能性はあると思いますが、バレンティーノを抜いた時にチャンピオンシップのことを少し意識したのか、単純にマルクに追いつこうと思っていたのでしょうか?」

ダニ・ペドロサ

「今週も既にお話したように、今年のチャンピオンシップは複雑なんです。自分達のゴールは表層台争いをするというものです。ですからロッシを抜いた時は単純にレースで優勝することだけを考えていましたし、表彰台を獲得することを考えていました。」

 

Q

「毎レースごとにチームが何かを教えてくれ、あなたも何かを学んで速くなっていると話していました。1度に少しづつ進めていくというのは、あなたの方針なのか、チームの方針なのでしょうか?」

ホルへ・ロレンソ

「単純にやり方が改善しているということです。自分は出来る限りバイクの強みから最大限の性能を引き出そうとし、ブレーキングを遅らせて、今までの自分から比べるとかなり遅めにスロットルを開けています。ただ金曜にわかったように、自分がこのバイクから最大の性能を引き出すには、まだまだ理解する内容が多いんです。ここは自分にとってはそこまで時間を必要としないトラックです。ですから最大限の力を発揮するには、金曜からのドライセッションが必要なんです。ただチームはバイクの性能改善に関するアドバイスなどくれる形で、特に最も苦戦しているコーナーの中での旋回性に関しては、まだまだ改善出来ると思いますし、この部分は徐々に徐々に良くなっていると思います。」

 

Q

「毎回エアロフェアリングを使用しているようですが、これはなぜでしょう?」

ホルへ・ロレンソ

「昨日もお話しましたけど、自分はスムーズなライディングが身の上なのでフロントが常に設置しているという感触が、特にコーナーの中で必要なんです。そしてこのフェアリングはそうした部分で、よりサポートをしてくれるわけです。コーナリングスピードがあまり無いライダーの場合は、このフェアリングのメリットをあまり感じないと思います。そういったライダーの場合は向き変えの素早さ、コーナー立ち上がりの際の自由度、またはトップスピードを重視するでしょうね。ですからそういったライダーの場合はノーマルファアリングを好むのだと思います。ただそうは言っても、今日で言えばドヴィ、バウティスタのように戦闘力を発揮出来るんですよ。」

 

ニック・ハリス

「皆さんありがとうございました。日本で3週間後にお会いしましょう。」

(Photo courtesy of michelin)

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