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★ヤマハ 2019型のYZF-R3を発表

2018年はYZF-R1にとって20周年となります。ヤマハにとってはYZF-Rシリーズに共通のイメージを持たせ、ジュニアライダーにより大きな排気量のモデルにステップアップしていってもらう事は、販売戦略上で重要なこととなりますが、2019年モデルのYZF-R3はこうしたR1の遺伝子をしっかりと引き継いだ魅力あふれるバイクへと生まれ変わりました。

アルミ鍛造ピストンを採用した321ccのエンジン

エンジンは軽量のアルミ鍛造ピストンを採用した水冷DOHC4ストローク、4バルブの321ccの2気筒で、ボアxストロークは60.0 mm x 44.1 mm、圧縮比は11.2 : 1となります。最大出力は42馬力、車重は167kgとなります。最大トルクは29.6 N・m (3.0 kgf・m) / 9,000 r/minとなります。車体サイズは全長2,090 mm、全幅730 mm、全高1,140 mm、シート高は780 mm、ホイールベースは1,380 mmとなります。

フロントフォークは倒立式

軽量のハイテンションスチールを採用したチューブラーフレームはエンジンクランクケースをストレスメンバーとして使用。優れた剛性と重量バランスを達成しました。非対称構造のスイングアームはエンジンパワーをリアタイヤに効率的に伝え、優れた直進安定性を誇ります。リアサスペンションはKYB製でプリロードの調整が可能。フロントフォークは37mmの倒立フォークを採用。三叉も新しく肉抜きが施されました。アルミニウムホイールは10本スポークとなり、298mmのフローティングディスクを採用。ハンドル切れ角は32度、シート高は780mmとなり、重量バランスは50:50でアジャイルでレスポンシブなハンドリングを実現します。

新たな燃料タンクと低く構えたハンドルバー

ハンドルバーポジションは既存モデルより22mm低くなり、燃料タンクの容量は14Lとなりました。しかし燃料タンクカバーのデザインが新しくなったことで、ライダーとバイクの高い一体感を生み出すことに成功しています。街乗りからサーキットまでYZF-R3は様々なライディングスタイルを許容してくれます。

新たなデザインのフェアリングを採用

新型YZF-R3は新たなフロントフェアリング、ウインドスクリーンは、ヤマハのMotoGPマシンYZF-R1へのオマージュとなり、アグレッシブなルックスは優れたエアロダイナミクスを実現しています。これは風洞試験、トラック走行を繰り返して生まれたもの。エアロダイナミクスのドラッグ値は7%減少し、ライダーのヘルメット周りの乱気流を低減しています。これによってトップスピードは既存モデルと比較して8km/h増加しているとのこと。

デュアルヘッドライトにはLEDを採用

新型のR1にインスパイアされたヘッドライトにはデュアルLEDを採用。新しいLCDインストゥルメンタルパネルは、必要な情報を即座に把握しやすくなっています。

2019年1月からデリバリーが開始

新型のYZF-R3は2019年1月からデリバリーが開始されます。カラーはヤマハブルーとパワーブラックの2色となります。(※欧州市場)















(Source: yamaha-motor.eu)

(Photo courtesy of yamaha-motor.eu)

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