サイトアイコン 気になるバイクニュース

BbKRT、ポルティマオでの追加テストに向け準備を進める FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)

第2戦に向けたテストを開始

bimota by Kawasaki Racing Team(BbKRT)は、2025年3月14日から15日にかけて、ポルトガル南部の人気サーキット、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ(ポルティマオ)で今シーズン初のインシーズンテストを実施する。BbKRTプロジェクトは、オーストラリアのフィリップアイランドで開幕戦を迎え、アレックス・ロウズとアクセル・バッサーニがいずれも3レースでトップ10フィニッシュを達成する好スタートを切った。 しかし、1月下旬に実施した同サーキットでのテストは悪天候により走行時間が制限され、マシンの本格的な評価は困難だった。今回のテストは、シーズン全体のパッケージとベースセットアップの強化に加え、3月28日〜30日に予定されている第2戦ポルティマオラウンドに向けた事前準備としても重要な位置づけとなる。

アレックス・ロウズ

「まず、再びbimota KB998 Riminiに乗れるのがとても楽しみです。開幕戦を終えて、改善すべき点が少し見えてきました。新しいプロジェクトなのでやるべきことは多いですが、天候が味方してくれれば、ドライコンディションでしっかり走り込みたいです。ポルティマオはフィリップアイランドとは異なるチャレンジになるでしょう。特にフロントエンドのフィーリングを高め、ブレーキングでより積極的に攻められるようにしたい。それが、他のバイクともっと競り合えるようになる鍵だと思います。このテストではそこに集中して取り組み、Team 22の仲間と共に走りを楽しみたいですね。」

アクセル・バッサーニ

「ポルティマオでは2日間のテストが予定されています。すぐにレースウィークが控えているので、非常に重要なテストになるでしょう。ポルティマオは難しいコースですが、すでに1日テストしているので、ゼロからのスタートにはなりません。これは大きなポイントです。新しいアイテムは多くないですが、特にリアの改善が必要だと考えています。フィリップアイランドでは、ベースセットアップが悪くないことが確認できました。トップグループにも近い位置で戦えましたから。ストレートでのスピードが課題の一つですが、そればかりに囚われず、他の改善点にも集中していきたいです。トップライダーにより近づけるよう、他のエリアでもトライしていきます。」

ギム・ロダ(BbKRT チームマネージャー)

「オーストラリアでの開幕戦を終え、いよいよヨーロッパラウンドが始まります。bimota KB998 Riminiにとっては、実戦での初めての経験となったレースでしたが、改善すべき多くの課題が見つかりました。その中でも、週末全体をしっかりとマネジメントできたと思います。ポルティマオでのテストでは、課題として洗い出されたエリアを徹底的に磨き上げていくつもりです。マシン開発の方向性を確定するには、少なくとも3戦は必要だと考えています。まずはこのポルティマオでのテストとレースで着実にステップを踏んでいきます。ベストはこれからだと確信しています。」

(Photo courtesy of BbKRT)

This website uses cookies.

This website uses cookies.

モバイルバージョンを終了