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ピレリ(Pirelli) オランダ戦で新型リアスリック「E0126」とウェット用フロントデベロップメントスペック「E0158」を投入 FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)

ピレリ モーターサイクルレース部門ディレクター ジョルジオ・バルビエ

「E0126のアロケーションによって、接地面積を拡大してグリップ力を高めるための新構造の導入を含む、重要なデベロップメントフェーズが完結します。このE0126に採用されているケーシングは、ポルティマオで投入したソフトタイヤ『E0125』と同一のもので、週末の全3レースで最も多く使用された実績があります。」

「この新しいスーパースポーツタイヤは、ケーシングだけでなく、コンパウンド自体もスタンダードSCXとは異なる仕様です。長距離でのパフォーマンスをより安定させることを狙って専用にデベロップメントされたものであり、適切な気温と路面条件が揃えば、レース1およびレース2で最も選ばれる可能性のあるコンパウンドとなります。」

「そのため、スタンダードSCXとの比較や、ポルトガルで好結果を残した『姉妹コンパウンド』E0125の実績を踏まえ、ライダーたちのフィードバックを収集することが非常に重要になります。その他のセッション、たとえば予選やスーパーポールレースでは、エクストラソフト『SCQ』が使用可能です。SCQはすでに確立されたスペックであり、短距離での最高性能を求める際に、ライダーたちの間で最も好まれている選択肢です。」

「また、アッセンの天候は常に予測不能であるため、今回もデベロップメント中のフロントレインタイヤ『E0158』を持ち込みます。これはポルティマオでも用意していましたが、雨が降らなかったため、実戦でのテストはまだ行われていません。」

(Photo courtesy of ピレリ(Pirelli))

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