アッセンで高速クラッシュのベッツェッキ、「痛みと向き合う時間」と語る

マルコ・ベッツェッキがオランダGP決勝の2周目、時速200kmを超えるターン15の左コーナーで制御を失い、グラベルトラップを何度も転がる激しいクラッシュを喫した。4番手走行中の事故で、ベッツェッキはバリアのすぐ手前で停止し、医療スタッフの処置を受けたのちメディカルセンターへ搬送された。「高エネルギーの衝撃による激しい痛み」を理由に病院へ転送され精密検査を受けたが、骨折などの負傷は確認されず、日曜夜には帰宅の途についた。このリタイアにより、ベッツェッキはアプリリアのチームメイトであるホルヘ・マルティンにランキング首位を明け渡した。ベッツェッキは翌月曜日にSNSへメッセージを投稿した。

ベッツェッキが抜けたレースでは、残るアプリリア勢が表彰台を独占。小椋 藍がMotoGP初優勝を飾り、トラックハウスのチームメイトであるラウル・フェルナンデスが2位、マルティンが3位でランキングトップに立った。ブルノのスプリントでのクラッシュと決勝の出場停止処分も重なり、ベッツェッキは直近4戦でわずか6ポイントしか獲得できていない。夏休み前最後のラウンドとなるザクセンリンクには、マルティンから7ポイント差の2番手でのぞむことになる。

マルコ・ベッツェッキ(SNSへの投稿)

「昨日はきつかった……今は痛みと向き合う時間ですが諦めません!応援してくれたみなさん、ありがとうございます。」

マッシモ・リボラ

「マルコのミスは残念でした。あれだけ素晴らしいスピードを見せていた週末だっただけに、もっと多くのものを手にできていたはずです。ただ、今は激しいクラッシュの後遺症からできる限り早く回復することが最優先です。」