しかし4周目にファビオ・クアルタラロがアレイシ・エスパルガロを巻き添えに転倒、アレイシ・エスパルガロはコースに15位で復帰したものの、ファビオ・クアルタラロは最下位となり、コースに戻った後にハイサイドで転倒。1レースで2度の転倒を喫してリタイアとなった。
トップのフランチェスコ・バニャイアは引き続きトップを走行、2位にマルコ・ベッツェッキが続くが、3位のホルヘ・マルティンは順位を維持できずマーべリック・ビニャーレスが3位に浮上。
Ducatiのジャック・ミラーも追い上げるがマーべリック・ビニャーレスを抜くことは叶わず。後方から追い上げを開始したアレイシ・エスパルガロは周回ごとに順位を上げて、最終ラップではシケインで前を走るジャック・ミラー、ブラッド・ビンダーを一気に抜いて4位に浮上してレースを終えた。
優勝はフランチェスコ・バニャイア、2位にマルコ・ベッツェッキ、3位はアプリリアで初の表彰台となったマーべリック・ビニャーレスが獲得。5位にブラッド・ビンダー、6位ジャック・ミラー、7位ホルヘ・マルティン、8位ジョアン・ミル、9位ミゲル・オリヴェイラ、10位アレックス・リンスとなった。[adchord]
1位フランチェスコ・バニャイア
「残り周回がもっとあると思っていたので長いレースでした。2回競争力はありながら難しレースでしたので、嬉しいですね。終盤は雨も降り出して怖かったですね。」
2位マルコ・ベッツェッキ
「感無量です。このレースをこういう形で追えることが出来て最高です。この結果は支えてくれたチーム、家族、ガールフレンド、友人に捧げます。」#motogp #motoGP_jp
3位マーべリック・ビニャーレス
「ハードワークがついに実りました。毎周最大限プッシュして走っていました。後方からのプッシュでしたが、バイクは最高のフィーリングだったんです。この素晴らしいチームには表彰台がふさわしいですから、最大限にプッシュして走行しました。この表彰台は大切な家族に捧げます。シルバーストーンもプッシュします。」
オランダGP レース結果
| 順位 | ライダー名 | タイム |
| 1位 | フランチェスコ・バニャイア | 40’25.205 |
| 2位 | マルコ・ベッツェッキ | 40’25.649 |
| 3位 | マーべリック・ビニャーレス | 40’26.414 |
| 4位 | アレイシ・エスパルガロ | 40’27.790 |
| 5位 | ブラッド・ビンダー | 40’27.926 |
| 6位 | ジャック・ミラー | 40’28.250 |
| 7位 | ホルヘ・マルティン | 40’29.545 |
| 8位 | ジョアン・ミル | 40’33.390 |
| 9位 | ミゲル・オリヴェイラ | 40’33.530 |
| 10位 | アレックス・リンス | 40’33.801 |
| 11位 | エネア・バスティアニーニ | 40’34.988 |
| 12位 | 中上 貴晶 | 40’35.822 |
| 13位 | ヨハン・ザルコ | 40’39.610 |
| 14位 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | 40’42.886 |
| 15位 | アレックス・マルケス | 40’51.071 |
| 16位 | アンドレア・ドヴィツィオーゾ | 40’54.916 |
| 17位 | ルカ・マリーニ | 40’55.501 |
| 18位 | ステファン・ブラドル | 40’57.430 |
| 19位 | レミー・ガードナー | 41’00.152 |
| 20位 | ロレンソ・サヴァドーリ | 41’01.003 |