オーストリアGP　フランチェスコ・バニャイアがマルティンを抑えて優勝

バニャイア、スピールバーグで再び圧巻の勝利を披露

フランチェスコ・バニャイア（ドゥカティ・レノボ・チーム）は日曜日に行われたオーストリアGPで25回目のプレミアクラス勝利を達成し、スピールバーグでの勝利記録をさらに伸ばした。2位はホルヘ・マルティンとなり3位にエネア・バスティアニーニが入った。

マルク・マルケス（グレシーニ・レーシング・MotoGP™）は、スタート時にデバイスをうまく作動させられないままだった影響で大きく出遅れ、フランコ・モルビデッリと接触して、大きく順位を落としていたが、素晴らしい追い上げを見せて4位でフィニッシュ。

レースが始まると、まずはマルティンがターン1でタイトル争いのライバルであるバニャイアをリード。バニャイアは2周目にターン1でマルティンを抜いてリードを奪い、その後もハードにプッシュ。マルティンもターン9で一時的に抜き返すが、バニャイアはすぐにトップを奪い返して走行。最終ラップに入ると、バニャイアは再び差を2秒差に広げ、スピールバーグでの圧倒的なペースを見せつけた。

5位はブラッド・ビンダー、6位マルコ・ベッツェッキ、7位マーべリック・ビニャーレス、8位フランコ・モルビデッリ、9位アレイシ・エスパルガロ、10位アレックス・マルケスとなった。