ホルヘ・マルティンとの差は23ポイント
フランチェスコ・バニャイア3番グリッドからのスタートで、後輪のスピンにより出遅れた。その後、フロントタイヤのグリップ不足を克服し、レースが進むにつれて4位まで順位を回復したが、残り6周でアレックス・マルケスがターン12でミスした隙を突こうとした際に接触し、両者ともに激しくクラッシュ。幸いにも、バニャイアは打撲のみで骨折はなく、大事には至らなかった。このレースを終えて、バニャイアはチャンピオンシップで2位に後退し、ポイントリーダーのホルヘ・マルティンとの差は23ポイントとなっている。
フランチェスコ・バニャイア
「アレックスが外に膨らんだのを利用して前に出ようとしましたが、その先のコーナーでは、別のライダーがいるのを考慮して少し広めのラインを取りました。残念ながら、この結果になってしまい、特に今週末はすでに難しい状況でした。スタートがまたもや難航しましたが、その後は良いリズムを取り戻し、ペースも速かったです。現在、特に左肩がかなり痛みますが、骨折はなさそうです。ミサノでできる限りのベストコンディションで臨めるよう、最善を尽くします。」
（Photo courtesy of Ducati）