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セパンテスト3日目 マルク・マルケス「最高のバイクがあることで選択が保守的になることは仕方ない」

マルク・マルケス GP25の理解を進めることが重要

セパンテスト3日目を5位で終えたマルク・マルケスは、Ducatiの開発姿勢に理解を示しながらも、今後の判断が重要になると語った。バイクのパッケージを考える上で、エンジンだけでなく多くの要素が関係すると指摘。エンジニアは自身とフランチェスコ・バニャイアの走行データを分析し、最適な選択を導き出すことになると説明した。

Ducatiはすでに最高のバイクを持っているため、選択が保守的になるのは当然だとしつつも、2024年型エンジンの圧倒的な実績を考えれば、不必要なリスクを取る必要はないと強調。開発を進める中で、2025年型が確実にそれを上回る性能でない限り、一歩引く判断も求められると述べた。

マルク・マルケス(3日目5位/1’57.042)

「パッケージを考える上ではエンジンだけではありません。これからエンジニアは自分とペッコの多くのラップを分析することになります。この3日間の作業を見ていると、Ducatiは勇敢で落ち着いて作業を進めていますから、素晴らしい決断が出来ると思います。」

「すでに最高のバイクがある状態ですから、ある程度選択が保守的になるのは仕方ありません。仕様を決める上ではもう少し時間がかかりますね。2024年型のエンジンは最高であったことは間違いありません。20戦で19勝しているエンジンですから、不必要なリスクを取る必要はないと思います。それを念頭に置いた上でエンジニアとファクトリーは開発を進めるわけです。」

「ただし、2024年型を上回る性能であることが間違いないと言えないのであれば、ステップバックも必要でしょう。もちろんGP2025にもポジティブな点があるので、引き続き理解を進める必要があります。」

(Photo courtesy of michelin)

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