リンス 自己ベストを更新し10位
リンスは最終日、各テスト項目の評価を固めるとともに、複数のセッティングオプションを試した。シーズン開幕に向け、できるだけ多くのデータを収集することが主な目的だったが、マシンのフィーリングが良かったこともあり、タイムアタックを実施。その結果、セパン・インターナショナル・サーキットでの自己ベストを更新し、25周目に1分57秒351を記録。トップとの差は0.858秒で、3日目の順位および総合ランキングともに10位でフィニッシュした。
アレックス・リンス(3日目10位/1’57.351)
「ここでの感触は本当に悪くないですね。シェイクダウンを含めるとセパンでの5日間はとてもポジティブなものでした。多くのパーツやセッティングを試しました。ここ数日、午前10時から11時にかけて、多くのライダーがソフトタイヤでタイムアタックをしていました。自分のの計画にも組み込まれていましたが、少し遅らせることにしました。新しいセッティングを試すことに重点を置いた方が良いと考えたからです。」
「その間、ユーズドタイヤで走りながら調整を重ね、良いフィーリングを得られた段階で新品タイヤを投入。その結果、昨年のマレーシアGP予選での1分57秒7から1分57秒3にタイムを縮めることができました。完璧なコンディションではなかった中での記録なので、満足しています。ここで試した内容にも満足しているので、タイへ持ち込んで比較テストをしたいですね。」
(Photo courtesy of michelin)