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ヨハン・ザルコ「ファクトリーシート獲得にはホンダ最速であり続けることが鍵」 MotoGP2025

ファクトリーチーム昇格へ意欲

ヨハン・ザルコはホンダでのファクトリーシート獲得は現実的な目標であり、LCRホンダでの待遇に満足しつつもさらなる高みを見据えている。アルゼンチンやカタールでの好成績に手応えを感じ、近い将来の表彰台も視野に入れている。ホンダ移籍直後から存在感を発揮しているヨハン・ザルコはレースでの完走率も非常に高く、ホンダの開発の方向性づけにおいては大きな意味合いを持つ選手だ。現在34歳と今後ファクトリーシートのチャンスを得られるか不明ながら、ファクトリー契約がかなったとしても不思議ではなかろう。

ヨハン・ザルコ

「ホンダでのファクトリーシート獲得は可能だと思います。もちろんルチオとの関係性も良好です。LCRでの待遇も素晴らしいものではありますが、ファクトリーシートはライダーにとっては目標ですし、ホンダとも話し合ってみたいですね。ホンダ最速のライダーであり続けることが、論理的にも可能性を高めるでしょう。

「LCRホンダでの2年目ですが、自分で予想していたよりも良い結果を残すことが出来ています。特にアルゼンチンのレース内容は良かったですし、引き続き良い未来を期待してしまいますね。カタールにおいてもその兆候は見て取れましたし、良い走りを続けていけば表彰台も手に届く位置に見えてくることがわかりました。近いうちに表彰台を獲得したいと思っていますが、表彰台が狙える位置での走行を続ければ可能性はあると思います。」

「ホンダの働き方は素晴らしいですし、自分の走りに対して信頼が高まっているのも感じます。自信を深める意味でも非常に重要なことだと思いますね。現時点でもすべてのアップデートはファクトリーと自分を含めた3台のバイクに対して平等に設けられています。共にバイクを改善しようと努力していますが、改善が必要なのはトップスピード、エンジンパワーがメインです。レースではこの2つが欠けていると、アタックすること、ポジションを維持することが難しく、ストレートでタイムを失ってしまいますから。今もそうですが、Ducatiを煩わせる唯一のDucati以外のライダーであることを楽しんでいます。おそらくDucatiのジジ・ダッリーニャも、自分のこうした対応力の広さには感心しているんじゃないでしょうか。」

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