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フランスGP 2位マルク・マルケス「ヨハンのペースは速すぎた」 MotoGP2025

冷静な判断で完走優先

マルク・マルケスは、予測困難なコンディションとなったル・マンでの決勝を振り返り、無理な追走を避けて完走を選んだことが正解だったと語った。ヨハン・ザルコのペースに対し、「8秒はあまりにも大きな差」と冷静に受け止め、アレックスとの戦略駆け引きをしながらも、「こういったレースではダメージを最小限にする必要がある」として堅実なレース運びを選択した。

マルク・マルケス

「こういったレースではダメージを最小限にする必要があります。レースの中ではアレックスをコントロールすることを考えていました。レインの中でヨハンを追っていたんですが、8秒はあまりにも大きな差でした。あの状況の中でヨハンのペースは速すぎたので、そのまま完走することを選びました。」

「こういった状況ではミスを本当にしやすいですね。ヘレスではミスがありましたが、今回はミスをしませんでした。もしヘレスで優勝していたとしたら、今日は80%の確率でミスをしていたでしょうね(笑)いずれにしてもヘレスのミスを思い返して将来に活かしていく必要があります。」

「今日はサイティングラップでペッコがグリッドに行くのを見てましたが、トラックは確かに完全にドライでした。その時点ではアレックスの作戦を完全にコピーして彼がピットインしたことで自分も続きました。ただアレック自体も自分の作戦をコピーしており、それで自分がスリックに交換した時にアレックスもスリックに交換したんですよね。」

「次のシルバーストーンではアレックスが非常にスピードを発揮するでしょう。また今回のレースでテストしていた内容がシルバーストーンでも機能するか確認していきます。今後自分が苦手とするトラックもあるかもしれませんが、最初から苦戦するだろうとは考えません。金曜日に走行してみてどうなるかです。通常は苦手としていたカタールも良い走りが出来ましたし、重要なのは現在の小さなアドバンテージをヘレスのようなミスで無駄にしないことです。」

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