シルバーストーン初日から好感触
ジャック・ミラーは、イギリスGP初日のプラクティスで3番手タイムを記録し、シルバーストーンでの好調なスタートを切った。午前中から快適なフィーリングを得ており、ヘレステスト以降、バイクの感触は向上し続けている。シルバーストーンの異なるレイアウトにも関わらず、1周目から良い感触を得られたことに驚いている。午後のセッションでは、ミディアムタイヤでの走行中にエンジンブレーキングの戦略を変更した結果、予想以上に効率的に減速できてしまい、縁石をカットする形で転倒。しかし、チームの迅速な修理対応により、すぐに走行を再開明日以降の天候は不確かだが、全力を尽くす意向だ。
ジャック・ミラー
「最高の金曜だったと思いますね。すぐに快適に感じて走行していますし、ヘレステストからフィーリングは向上を続けています。ル・マンでは日曜までは良い週末でした。シルバーストーンはレイアウトが大きく違いますが、1周目からフィーリングが良かったので驚きました。午後も良かったですがミディアムで走行した2周目はエンジンブレーキングの戦略を少し変更していたことで予想以上に効率的に減速出来てしまい、縁石を少しカットする形になって転倒してしまったんです。チームが迅速に修理をしてくれてすぐに走行が出来ました。」
「アップデート版のシャーシは1台分しかないんですが、これで走行を続けたいと思っていたので助かりました。このトラックでのヤマハの強みはターン1、ターン9などえ感じます。ターン2でもそうですがバイクが良く曲がってくれます。リアからバイクが綺麗に旋回してくれるので、自然な弧を描いてライディングが可能なんです。激しいスライド等がない状態で走行が出来るので、ブレーキングに以降する際にもお釣りを喰らわずに済むんです。流れるような形でコントロールしてライディングが可能なんですよ。明日以降の天候はわかりませんが全力を尽くします。」
(Photo courtesy of michelin)