アッセンGPへの静かな決意
マルク・マルケスはアッセンについて、調子が良いときもあればそうでないときもあると語りつつ、昨年とは異なるDucatiで挑む今大会でも「可能な限りポイントを失わないような展開」を目指すと静かな決意を示した。ムジェロでは木曜日から楽観的に捉えて臨み、結果として安定感のある走りで結果を残した経験から、同じ強いメンタルを今回の週末にも持ち込みたいと話す。チャンピオンシップ2位アレックス、ペッコ、ディ・ジャンアントニオらの存在を認めながらも、現時点で総合ポイントについて考えるのは時期尚早と冷静に見据えている。
過去の経験を踏まえた楽観的アプローチ
「アッセンは得意な時もそうでない時もありました。捉え方としてはムジェロと同様に可能な限りポイントを失わないような展開を目指していきます。ただ、楽観的に考えています。ムジェロは木曜日から楽観的に捉えていましたが、今までの流れでは苦戦するトラックでした。カタール、ムジェロでは苦戦していましたが、ポイントを沢山獲得出来ました。週末を通して落ち着いて挑んだことが非常に良かったと感じていますから、同じメンタルで挑んでいきます。」
「ペッコ、アレックスも速いですし、ファビオ・ディ・ジャンアントニオもスピードがあるでしょう。メインライバルとしてはチャンピオンシップ2位のアレックスでしょう。そして次にペッコですね。いずれにしてもチャンピオンシップの総合ポイントに関して考えるのはまだ時期尚早ですね。昨年はスプリントで転倒、メインレースでは厳しいレースでした。今年は異なるDucatiに乗っていますが、ムジェロではさらに前進出来たと思います。FP1を走行すれば自分とライバルのレベルが理解出来ると思います。」