アコスタ、堅実なレース運びで価値ある表彰台を獲得
ペドロ・アコスタはマルク・マルケスが空気圧の問題を抱えていた中でも、明確な差をもってレースを展開し、ミスを避けながら自分のレースを貫いた。数周にわたってマルケスを抑える場面もあり、ペースでは劣りつつも価値ある経験を積んだことを強調。KTMの仕上がりに満足感を見せつつ、グリップの恩恵を冷静に分析し、次戦オーストリアに向けた改善策にも余念がない。
表彰台に安堵、復調をアピール
「ようやく表彰台が獲得できました。ようやく良い走行とバトルができました。マルクは空気圧の問題を抱えていたとは言え、3位と4位とは差がある状態での走行でした。ル・マン、そして腕の手術を終えて以降良いレースができました。」
ミスを避ける冷静なアプローチを強調
「マルクやペッコのような選手が他のライダーを前に行かせる時は何か問題がある時しかありえません。とは言え、自分は自分のレースをしていました。とにかくミスをしないように気をつけていました。」
マルケスとの攻防から得た貴重な経験
「マルクを後ろに従えて走行していましたが、彼のペースを見る限り彼を抑えられるわけはないとわかっていました。それでも数周はリードできましたし、彼の間近で追うことができたのは良い経験でした。」
KTMの仕上がりと次戦への展望
「KTMのパフォーマンスは良かったですが、路面グリップの高さが大きな助けになっていました。オーストリアに向けてしっかりと改善のアイディアは持っていますし、落ち着いてバイクを改良していきたいですね。」