グレジーニ・レーシングのフェルミン・アルデゲルが、オーストリアGPと日本GPの間のレースウィークを利用し、左脚に挿入されていたネジの1本を除去する手術を受けた。アルデゲルは今年1月にバレンシアのアスパル・サーキットで市販車を使ったトレーニング中に大腿骨を骨折。骨折は重傷で、大きなネイル(髄内釘)で骨をつなぎ、ネジで固定する手術が必要だった。

この怪我によりプレシーズンテストを全欠場し、今季開幕戦のタイGPにも出場できなかった。今回の手術は回復を早めることを目的として、担当医であるバルセロナのデウス大学病院ICATMEの骨延長・骨再建ユニット長、イグナシオ・ヒネブレダ博士と協議のうえ決定された。手術は日帰りで行われ、アルデゲルはその日の午後に医療センターを退院して帰宅した。来週月曜日には日本へ向けて出発する予定だ。
大腿骨に残るネイル本体は、除去手術に数週間の安静とリハビリが必要なため、シーズン終了まで取り出せない。アルデゲルは今季最終戦のバレンシアGPと、12月1日に行われる2026年プレシーズンテストを終えてから、このネイルを除去する再手術を受ける予定だ。また、6月末にはアッセンで大きなクラッシュを喫して頸椎骨折を負い、オランダGP残りのセッションとその後のドイツGP・イギリスGPを欠場。8月末のアラゴンGPで復帰を果たした。冬季中に脚の怪我から完全回復することがアルデゲルの最優先事項であり、2026年シーズンはVR46チームからドゥカティのファクトリー機材を擁するオフィシャルライダーとして参戦する。

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