スペインGP スプリントレース優勝 マルク・マルケス「最高のタイミングと場所で転倒できたのが良かった」MotoGP2026

波乱のスプリントを制したマルケス

マルク・マルケスはスペインGPのスプリントレースを制した一方で、レース中の転倒について、結果的に最も良いタイミングと場所だったと振り返った。スリックタイヤで走り続ける判断はミスだったと認めながらも、最終コーナーでの転倒だったことでピットへ戻ることができ、リスタート後は前を行くペッコを抜き、ビンダーの転倒もあって勝利へとつなげた。ドライでのフィーリングにはまだ課題が残るとしつつ、特殊なコンディションの中で前進を感じたレースだったと語っている。

転倒が勝利につながった展開

「今日の転倒は最高の形で最高の場所でしたね。転倒は通常したいものではありませんが、あの周もスリックで走行を続けようとしていたのはミスでした。難しい決断でしたが決断を間違えました。ですから最終コーナーで転倒できてよかったですね。転倒した後に後続のライダーがいなくなった後にボックスに戻ることができました。あの時点からリスタートして3位でしたから、ペッコを抜いてビンダーが転倒してという形でした。」

過去の経験と判断の難しさ

「転倒した後にハンドルバーも曲がっていたのもあって、これ以上の走行は無理だと思ったんです。もしターン1かターン2で転倒していたら、レースはそこで終了だったでしょう。すべてのライダーが同じミスをする可能性があったと思います。2014年のアラゴンで同じようなミスをしました。残り3周か4周でもスリックで走り続けようとしていましたが、雨が激しくなってフルウェットになりスリックでの走行は不可能だったことがありましたね。」

ドライで残る課題

「今日は前に進んだと言えますが特殊なコンディションでした。引き続き作業を続ける必要があります。ドライではまだフィーリングが足りないですからね。予選はリアタイヤを交換している時間を考えると時間が足りなくなるかもなということもあって、バイクを止めずに走り続ける判断をしました。加えて後ろのライダーについて来てほしくなかったというのもありますね。」