
2027年のオーストラリアグランプリ開催を目指すアデレードのストリートサーキット計画が、連邦政府の環境許可を取得し、正式に前進することになった。
アデレードはMotoGP史上初のストリートサーキットとなる予定で、2027年からカレンダーに加わり、長年オーストラリアGPの舞台となってきたフィリップアイランドに代わる。このサーキットは、1996年にメルボルンのアルバートパークへ移転する以前にF1オーストラリアGPが使用していたコースを改修したものだが、公園緑地の改変や数百本の樹木の伐採をめぐって広範な反対意見が寄せられていた。
コミュニティとの協議プロセスを経て、国家環境機関が南オーストラリア州政府に対し計画の推進を承認。プロジェクトは詳細設計フェーズへと移行し、樹木・植生計画の策定も進められる。イベント開催時以外のグラベルエリアは芝生に戻され、ピットレーンのインフラエリアはコミュニティのスポーツ活動に活用される予定だ。
2027年のオーストラリアグランプリは11月12日から14日の週末に開催が予定されている。なお、フィリップアイランドはスーパーカーズ・チャンピオンシップとの新たな契約を締結しており、今後もトップクラスのモータースポーツイベントを継続して開催する。
ピーター・マリナウスカス州首相
「連邦政府の環境許可が確認され、コミュニティからのフィードバックが次の計画段階に反映されたことで、アデレード・サーキット再開発にとって重要なマイルストーンを達成しました。2027年11月にMotoGPがアデレードへやってくる日に向けて、カウントダウンが始まっています。」
「アデレードは世界で初めてMotoGPをシティ・ストリートサーキットで開催する都市となります。南オーストラリアを世界の舞台に押し上げ、世界中の何百万もの人々に私たちの街を発信する、またとない機会です。」
「プロジェクトについて意見を共有してくださった数千人の南オーストラリア州民の声に真摯に耳を傾けました。特に、成熟した樹木の保護、公園緑地のオープンな景観の維持、そしてコミュニティスポーツやレクリエーションの機会拡充に関するご意見を大切にしています。」
「強固な環境保護策を講じ、公園緑地への影響を最小限に抑えることに明確に注力しながら、世界水準のモータースポーツサーキットを責任ある形で実現することにコミットしています。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。