マレーシアGP マルク・マルケスがFP1首位、負傷のマルティンは12周を走行

マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)は、ペトロナス・マレーシアGPの初日を完璧な形でスタートした。ランキング首位に立つマルケスはセッション唯一の1分58秒台となる1分58秒912をマークし、マルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)とペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)に0.474秒差をつけてFP1のトップに立った。ベッツェッキとアコスタはまったく同じタイムを記録し、マルケスから0.5秒弱差の2番手タイに並んだ。しかし、セパンの開幕セッションで最大の注目を集めたのは別の話題だった。

マルティンの状態に注目が集まる

最大の焦点は、ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)の状態だった。チームマネージャーのパオロ・ボノーラは、2024年世界チャンピオンのマルティンについて「思っていたより悪くない状態だった」と説明し、あまり無理をせず午後のプラクティスに向けてエネルギーを温存する方針だと語った。もちろんまだ初日の朝の段階だが、ランキングでマルケスとわずか10ポイント差のマルティンにとって、午後に向けて明るいニュースだ。橈骨遠位端の非転位性骨折を負ってから6日後、マルティンはFP1で12周を走行し、トップから1.8秒差でセッションを終えた。午後の1時間のプラクティスへ向け、その回復ぶりは驚異的と言うほかない。

KTM勢が上位に食い込む

エネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)とブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がRC16でそれぞれ4番手・5番手に入り、KTM勢はマレーシアの週末を好調な形で出発した。マルケスのFP1ペースから1秒以内に入ったのは、フランコ・モルビデッリ(ペルタミナ・エンデューロVR46レーシングチーム)と、昨年のマレーシアGP優勝者であるアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)の2名のみだった。

ラウル・フェルナンデスが週末を終える

一方、ラウル・フェルナンデス(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)はFP1中の診断の結果、出走不可と判断され、今週末の参戦を終えることとなった。フェルナンデスはスペインへ帰国し、本格的な治療を受けたうえで、次戦カタールGPへの出場を目指す。