
新型エンジンのトラブルのインパクトは大きい
セパンでのテスト中に発生したエンジントラブルが、ファビオ・クアルタラロとヤマハの未来に暗い影を落とした。マッシモ・メレガリは日本とイタリアの技術陣による夜を徹した問題解析と修復作業に安堵を示す一方で、この異例のトラブルがもたらしたインパクトの大きさを強調。エンジニアたちは新型エンジンの問題を理解し、安全性を最優先に対応したものの、未消化のテスト項目はタイに持ち越されることとなった。クアルタラロの今後についての議論はテスト後に始まる予定だが、今回のトラブルがその決断に少なからぬ影響を与えたことは間違いない。
マッシモ・メレガリ
「今朝、日本からの情報を受け取ったとき本当に安心しました。日本とイタリアの間で非常に長い夜を過ごしたのだと思いますが、幸いなことに、エンジニアたちは問題の核心をしっかりと理解してくれて、グリーンライン(出走可能な状態)にまで持っていくことができました。」
「同様の問題が再発しないことを願っています。今回の件のインパクトは非常に大きく、予期せぬもので、我々としてもこれまでに経験のない種類の問題でした。エンジニアにとっても理解するのは本当に大変だったと思います。ただ、幸いなことに彼らは問題を理解することができ、今はテストをちょうど終えようとしているところです。」
「このエンジンは新規エンジンですし多くの新しいパーツが使用されています。マレーシアとタイを同じマテリアルで進めないと行けないことはわかっています。その中でこのエンジンで走行可能な距離についても今回のテストで理解出来たと思います。」
「最終的には、昨日の決定をライダー達も受け入れざるを得ませんでした。評価すべき項目のリストは非常に長いものでしたが、最終的に明確な問題が見つかり安全性を大きく損なう可能性があったのです。昨日の午後にテストを再開できたかもしれませんが、最も重要なのは安全性です。テストできていない項目についてはタイで消化できる見通しです。」
「ファビオの今後の動向と議論については今回のテストの後にスタートすることができると思っています。彼との将来は非常に重要なものですが、その決定は彼に委ねられている状況です。彼の指の状態は良くなっていると聞いていますが、彼の回復が何よりも優先です。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







